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【エネルギー】二酸化炭素(CO2)を海底炭田に封じ込め微生物の力で天然ガス(メタン)に転換する技術 青森沖の海底炭田で実験へ - 暇つぶし2ch1:依頼15-470@白夜φ ★
10/01/05 22:05:27
◇CO2→天然ガス、青森沖の海底炭田で実験へ

二酸化炭素(CO2)を海底炭田に封じ込め、
微生物の力で天然ガス(メタン)に転換する技術の開発に、海洋研究開発機構が乗り出した。

温暖化対策の切り札とされるCO2の地中封入は日本など複数国が開発に取り組むが、
エネルギーに転換する試みは初めて。
同機構は青森県下北半島沖の海底炭田を封入場所に想定し、
2013年までに地球深部探査船「ちきゅう」で調査し、実証実験につなげる。

下北半島沖一帯の海底下2000~4000メートルには、
スポンジ状で気体や液体を吸収しやすい「褐炭」という未成熟な石炭層が広がる。
同機構は06年「ちきゅう」で同半島沖を海底下650メートルまで掘削、
CO2をメタンに換える「メタン生成菌」の生息を確かめた。
同機構の稲垣史生上席研究員らは褐炭層にもこの菌がいると予測、
厚い粘土層に覆われた褐炭層でメタンへの転換を図る考え。

課題はメタン生成菌の能力だ。地層中では転換に1億~100億年かかる。
研究グループは、褐炭層から溶けだす栄養を効率的に使い、
100年以内でメタンに換えるように菌の能力を高める技術を3~5年で完成させることを目指す。

実用化の際には、CO2回収装置のある火力発電所からパイプでCO2を送り込み、
生成メタンを採掘して同じ発電所で燃やす方式が考えられる。
同機構では東北から北海道沖の褐炭層に、
日本の年間排出量の100倍以上にあたる最大2000億トンのCO2が封入可能と推定。
将来は巨大天然ガス源になる可能性がある。

(2010年1月4日03時11分 読売新聞)

▽記事引用元
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
YOMIURI ONLINE(URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

褐炭にCO2を封入、微生物にメタンを作らせる仕組み
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

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