【宇宙】宇宙帆船に新原料 JAXAが実証機開発at SCIENCEPLUS
【宇宙】宇宙帆船に新原料 JAXAが実証機開発 - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
09/12/26 23:36:26
◇宇宙帆船にマナックの技 JAXAが実証機開発 '09/12/26

帆を広げ、太陽光を受けて進む宇宙船の実証機を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し、
帆の素材のポリイミド樹脂フィルムに、臭素化合物製造のマナック(福山市)が開発した原料が
採用された。宇宙船は来年5月に打ち上げられる。

宇宙船は小型ソーラー電力セイルと呼ばれ、
太陽光を利用して進むため燃料が不要で、将来の惑星間航行に有力な方法とされる。
実証機「IKAROS(イカロス)」の帆は約14メートルの正方形で、厚さ7・5ミクロン、重さ約15キロ。
薄膜の太陽電池を張り付けて発電し、制御用の素子やセンサーも搭載する。

マナックとJAXAは2007年に開発をスタート。
宇宙線や熱に耐える強度を保ちつつ、加熱をすればフィルム同士が接着して大きな帆を
作ることができる機能を持ったポリイミド樹脂の原料の開発に成功した。

実証機は鹿児島県の種子島宇宙センターから、金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げる。
帆は畳んで巻き付けた状態で出発し、数週間かけて開く。
太陽光発電や帆の操作で軌道を制御する試験を半年間実施する。

将来は帆の大きさが約10倍の探査機を木星へ向けて打ち上げる計画もある。
マナックは来春から量産態勢に入り、プロジェクトへの本格的な参画と他用途の開拓を目指す。

耐熱性や絶縁性に優れたポリイミド樹脂はパソコン、携帯電話、デジタルカメラの電子材料のほか、
人工衛星の外壁を包む素材にも使われている。(伊藤敬子)

▽記事引用元
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
中国新聞(URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)

【写真説明】小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」が宇宙空間で帆を広げたイメージ図
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)

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【宇宙】太陽帆船実証機「イカロス」、惑星間航行へ=JAXA
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