09/12/17 11:49:38
地球が暖かかった時期である「間氷期」(約12万5000年前)に、
極地の氷床が解け海面が現在より最大9.4メートル上昇していた可能性のあることが、
米プリンストン大などの分析で分かった。
当時の気温は地球全体で1~2度、極地で3~5度高かったと推定される。
地球温暖化に伴う沿岸域や島国の水没への懸念が一層高まりそうだ。
17日付英科学誌ネイチャーに発表した。
当時の気温が高かったのは、大気中の二酸化炭素の増加ではなく、
太陽の周りを動く地球の軌道が今と異なっていたのが理由。
これまでの研究で、海面は現在に比べて4~6メートル上昇していたと推定されてきたが、
分析地点が少なく、精度に課題があった。
研究チームは世界の約40地点で地層や浸食状況などのデータを精査。
海面は現状より少なくとも6.6メートル、最大で9.4メートル高かった可能性のあることが
分かった。100年間で約50センチの割合で上昇したという。
ソース:毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
Sea level rise may exceed worst expectations
URLリンク(www.nature.com)