09/12/16 08:19:58
インドネシアのバリ島やスラウェシ島北部の沿岸海域では、マダコ類の一種が、
人間が半分に割って捨てたヤシの実の殻を重ね、上に乗るような形で海底を移動したり、
危険を感じると殻の一つをかぶって隠れたりすることが分かった。
オーストラリア・ビクトリア博物館と英エクセター大の研究チームが、
昨年まで約9年間にわたる潜水調査で確認し、16日までに米科学誌カレント・バイオロジーに
発表した。
研究チームによると、この行動は、「隠れみの」を普段から持ち歩くという点で、
道具の使用に当たる。道具使用は、かつては人間の知能の表れと考えられたが、
近年ではチンパンジーやカラス、イルカなども、石や棒、カイメンを餌取りなどに使うことが
報告されている。
無脊椎(せきつい)動物が道具を使うとの学術報告は今回が初めてという。
ソース:時事通信社
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ナショナルジオグラフィックニュース
ココナツの殻を運ぶ知能の高いタコ
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ココナツの殻の中から外をうかがうメジロダコ
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2枚重ねたココナツの殻を体の下側に吸い付けながら、つま先立ちで海底を移動するメジロダコ
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ココナツの殻から這い出るメジロダコ
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