【認知科学/運動生理学】若年成人期の運動は知能を向上させる - スウェーデン・イエーテボリ大at SCIENCEPLUS
【認知科学/運動生理学】若年成人期の運動は知能を向上させる - スウェーデン・イエーテボリ大 - 暇つぶし2ch1:かえりちりめんφ ★
09/12/10 18:01:13
若年成人期(young adulthood)に心血管系が強いと知力が向上し、学業成績も上がり、将来的な成功にも
つながることがスウェーデンの研究で示された。報告者のイエーテボリGothenburg大学脳神経生理学研究所
教授のH. Georg Kuhn氏によると、「健全な精神は健全な肉体に宿るというこの考えは、医師には3000年前から
知られていること」で、今回の知見が教育カリキュラムや予算を決定する立場にある政治家や教育者に影響を
及ぼすことを期待していると述べている。研究は米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National
Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に11月30日掲載された。

運動と認知機能との関連についてはこれまでにも研究されているが、高齢者(認知症関連)や小児を対象とした
ものが中心であり、今回のように若年成人に焦点を当てた研究は少なかった。若年成人期には重要な行動
習慣および認知機能が形成され、学業成績が後の人生に最も大きな影響を及ぼす時期であるほか、中枢
神経系が未だ発達している時期でもあるとKuhn氏は説明している。

今回の研究は非常に大規模なもので、1950~1976年に出生したスウェーデン人男性1,200万人(25万人
以上の兄弟、3,000人以上の双生児が含まれ、そのうち1,432人が一卵性双生児)が対象。対象者が徴兵
(スウェーデンでは義務付けられている)を受けた時点(18歳)で情報を取得し、それまでの学業成績、兄弟の数、
社会経済的階級との関連を調べた。その結果、心血管系の健康と知力の高さとの間には関連が認められたが、
筋力と知力の関連はみられないことが判明。このことから、ジムでは有酸素運動に重点を置くべきだと専門家は
指摘している。

双生児のデータ分析からは、関連性の80%以上は環境因子によるものであり、遺伝によるものは15%に
満たないことが示された。心血管系の健康が脳機能に影響を及ぼす理由については、脳血流の改善、不安の
減少、気分の向上および疲労感の軽減など、いくつもの因子から説明できると専門家は述べている。

ソース
URLリンク(health.nikkei.co.jp)


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