09/12/09 23:02:20
喫煙により死に至る危険性があると指摘するたばこの箱の警告文が、喫煙量を増加させている可能性もある
という研究結果が発表された。
米国やスイス、ドイツの心理学者らが、たばこを吸う心理学専攻の学生39人を対象に行った研究によると、
「喫煙により、あなたの魅力が失われます」や「喫煙はあなたや周りの人々に大きな損害をもたらします」と
いった文で、死のリスクとは結び付けずに警告する方が、喫煙者の意識を変えさせるには効果的であることが
分かったという。
この傾向は特に、格好をつけるためや仲間に合わせてたばこを吸う若者など、自尊心を高めようと喫煙している
人々に顕著だった。
学術誌「Journal of Experimental Social Psychology」に掲載されたこの研究で、学者らは「一般的に、死に至る
危険性を指摘する警告文が箱に書かれているのを見ると、その反応として、リスクのある喫煙習慣を続けようと
してしまう」と説明している。
ソース
URLリンク(jp.reuters.com)