【心理】なぜ多くの人が気候変動の脅威から目を背けるのか?at SCIENCEPLUS
【心理】なぜ多くの人が気候変動の脅威から目を背けるのか? - 暇つぶし2ch1:おっおにぎりがほしいんだなφ ★
09/12/04 15:58:21
人類の活動が原因で気候変動が進み、地球規模の災厄が降りかかろうとしていることを
示す証拠が次々と示されている一方、気候変動の脅威は誇張されているとか、
まったくのうそだと言う人も相変わらず多い。
例えば、英国で11月14日に発表された世論調査結果では、人類の活動が
地球温暖化の原因になっていると回答したのは41%だけだった。

 なぜだろうか。

■快適な生活を捨てたくない
ロンドン大学の哲学教授で著書も多いアンソニー・グレーリング氏は、
「現在の快適な生活をあきらめたくないという気持ちがある」と指摘する。
このような傾向は欧米だけでなく、近年中間所得層が増えた中国、インド、
ブラジルのような国々にもみられるという。

米イリノイ州のノックス大学のティム・カッサー教授(心理学)は、気候変動という現実は
われわれのアイデンティティと衝突すると話す。
「わたしたちは1日に何千回も、主に広告を通して、幸福で有意義な人生を送る秘訣は
消費することだと聞かされてきた。ところが最近になって科学者や環境活動家が、
過剰な消費や間違った消費が温暖化の原因の一部だと言い始めた」

■恐怖から目をそらしたい
別の説明もある。世界は破滅に向かっているという恐ろしい真実から目をそらしたり、
脅威を和らげて理解しようとするのは人間の本性だというのだ。
パリ(Paris)のエコール・ポリテクニークのジャンピーエル・ドュピュイ教授(社会心理学)は、
「破滅に際して、人間は自分が知っていることを信じようとしない」と語る。
前述のグレーリング教授も「だれもが現実を否定し―あるいは否定したいと思い―
あまり大きな責任を負わされたくないと思っている。ここに一種の断絶がある」と説明する。

オーストラリア国立大学のクリーブ・ハミルトン教授(公共倫理学)は、9月に
英オックスフォードで開かれた気候変動の会議に出席したとき、科学者同士の
会話を聞いて驚いたという。
この会議のテーマは気温が4度上昇した場合に世界にどのような影響が出るかという
問題だったが、科学者同士のフランクな会話では科学者が果たすべき役割について
などではなく、「怖いだとか、最近眠れなくなったとか、そんなことを話していた」
>>2へつづく


ソース:AFPBB
URLリンク(www.afpbb.com)


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