09/12/02 12:21:01
食事を規則正しく味わって取ると、血糖値の上昇を抑える効果があることを、
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の箕越靖彦教授らが
マウスの実験で突き止め、2日付の米専門誌に発表した。
脳視床下部で働くホルモン「オレキシン」の分泌が活発化し、筋肉による糖の吸収を促すという。
血糖値が上がりすぎると糖尿病を招くため「規則正しい食事は健康に良い」との通説を裏付けた形。
箕越教授は「肥満防止の研究につながる」と話している。
オレキシンは食欲や睡眠と深い関係を持ち、糖尿病患者では正常に分泌されないことが
分かっていたが、糖の代謝との関係は未解明だった。
箕越教授らはマウスの脳にオレキシンを投与して調べたところ、交感神経を刺激して
筋肉による糖の利用が活発化、血糖値の上昇を抑制することを確かめた。
ソース:産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
自然科学研究機構生理学研究所
「食事をよく味わいながら規則正しく摂ることは健康に良い」ことを証明
―脳のホルモン"オレキシン"神経の活性化で筋肉の代謝が活発に―
URLリンク(www.nips.ac.jp)
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