09/12/12 08:07:37 9Hs4LacJ
インテルはHPC用のCPUとしてItaniumを作ったが、
コモディティ化には事実上失敗している。
今インテル自身、AMD自身にも問題となっていることは、
今後コア数を増やす路線にしても、通常のデスクトップや
ノートPCでは、コアを増やして何か良いことがあるかと
いうことに答えられるだけのキラーアプリや用途がまだ無いこと。
そうなると、コアの多いCPUはコモディティになれずに、コストが
高くなり競争力がつかない。ところが、これまで画像処理・グラ
フィックス、動画が最も演算量を必要とする用途で、これからも
当分はそうであるから、コアの多いCPUをコモディティ化して量産し
低価格を維持して競争力を保つためには、従来のCPUメーカーも
動画、コンピュータグラフィックスに進出しなければならないと
考えられた。インテルは、メインストリームのCPUを、このCG用途に
リンクさせ、当面コア数の増加を正当化し、コモディティ化を狙って
ララビ-を提案し試作してきたが、ライバルのATI(AMD)とNvidiaの
製品に対する優位性を出し切れていないことと、結局メニ-コアの
製品を生かすのはソフトウェアやアプリケーションであるので、
そこの部分で先行するグラフィックボードメーカに追いつかねば
ならないわけだ。メニ-コアのCPUがコモディティとなるような
用途はHPC以外では何があるだろうか?何か良い案があれば、
教えて欲しい。