【医学】新たな抗がん物質とがん治療法の開発に成功 「RNA(リボ核酸)干渉」と呼ばれる現象を応用/岐阜大大学院at SCIENCEPLUS
【医学】新たな抗がん物質とがん治療法の開発に成功 「RNA(リボ核酸)干渉」と呼ばれる現象を応用/岐阜大大学院 - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
09/11/14 10:01:33
岐阜大大学院の2教授が抗がん物質新開発
 2009年11月13日08:28 
 
特定の遺伝子の発現を抑制する「RNA(リボ核酸)干渉」と呼ばれる現象を応用した、
新たな抗がん物質とがん治療法の開発に、岐阜大学大学院連合創薬医薬情報研究科の
赤尾幸博教授(57)と北出幸夫教授(54)が成功した。
米国のがん治療専門誌「キャンサージーンセラピー」に近く掲載される。

RNA干渉は、現在注目される遺伝子治療の一つ。赤尾教授らは2006(平成18)年に
RNAの断片「マイクロRNA―143」に抗がん作用があることを突き止めた。

二人はRNA干渉がうまく働かないと、がんになることに着目。しかしRNAを分解する酵素は、
人間の体内に豊富にあるため、副作用が少なくいかにがん部位までRNAを「袋詰め」にして
搬送するかを課題とした。

研究では、「マイクロRNA―143」と、同じく抗がん作用のある断片「同―145」を基に、
細胞内で分解されにくいよう工夫した「人工マイクロRNA」を開発。
この物質を、人間の大腸がん細胞を植え付けたマウスに5週間にわたって投与したところ、
がんの腫瘍(しゅよう)が半分以下に縮小した。

さらに、副作用の非常に少ない治療技術も開発。
がん患者から採血した白血球に人工マイクロRNAを導入することで分泌される、
RNAの断片を酵素から守る膜で包み込んだ微小胞と、白血球を患者に点滴で戻して
治療するといった技術も編み出した。

「胃がん、肺がん、白血病、膀胱(ぼうこう)がんなどいろいろながんの治療に役立つことが
期待される」と赤尾教授と北出教授は話している。

▽記事引用元
URLリンク(www.gifu-np.co.jp)
岐阜新聞web(URLリンク(www.gifu-np.co.jp)


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