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【感染症】新型インフルエンザ 感染1割減→ワクチン1600万人分の効果…東大助教ら試算 - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
09/09/25 23:39:40
◇感染1割減→ワクチン1600万人分の効果…東大助教ら試算
 
新型インフルエンザの患者1人が他人にうつす人数を1割減らすだけで、
国内患者の総数は4分の3にとどまり、ワクチン1600万人分の効果に匹敵することが、
田中剛平・東京大学助教(数理工学)らの計算でわかった。
マスクの着用など患者のちょっとした心がけが、
新型の蔓延(まんえん)防止に大きな効果を生むことを示す初めての結果だ。

東大の田中助教と合原一幸教授は、新型インフルエンザの感染力が、
通常の季節性よりやや強く、感染者1人が平均1・4人にうつすと仮定。
感染者の半数が発症するとして、感染の広がりを計算した。

その結果、特別な対策をしないと、最悪の場合、1回の大流行で国民の4分の1に当たる
3300万人が新型インフルエンザを発症する。一方、マスク着用や外出を控えたりすることで
他人にうつす割合を10%減らすと、25%の患者を減らせることがわかった。
うつす割合を20%減らせれば、患者の減少は60%にも達した。

仙台医療センターの西村秀一・ウイルスセンター長は、「患者全員がまじめにマスクをすれば、
感染の広がりを止める力は大きい。簡単な実験では、せきなどの飛沫(ひまつ)は、
マスクで20分の1から100分の1程度に減らせた」と強調する。

慈恵医大の浦島充佳・准教授(公衆衛生)も「南半球の調査では、感染者の半数以上に
自覚症状がなかった。少し具合が悪い、家族に患者がいるという人がマスクをすることで
感染拡大を防げる」と話している。

(2009年9月24日 読売新聞)

▽記事引用元
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YOMIURI ONLINE(URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

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