【生物】奇形のカエル、寄生虫が原因か 魚を宿主とする「イカリムシ」がオタマジャクシの“えら”から入り込む 米・カリフォルニア州at SCIENCEPLUS
【生物】奇形のカエル、寄生虫が原因か 魚を宿主とする「イカリムシ」がオタマジャクシの“えら”から入り込む 米・カリフォルニア州 - 暇つぶし2ch1:おっおにぎりがほしいんだなφ ★
09/09/24 12:36:59
カリフォルニア州北部で見つかったフットヒル・イエローレッグ・フロッグ
(学名:Rana boylii)の幼体。目が失われており、脚の一部が損なわれているが、
このような奇形の原因がアジアやヨーロッパからの寄生虫だとする新しい調査結果が
発表された。この寄生虫は通常は養殖や水族館の取引で扱われる魚を
宿主とするという。

イカリムシというその寄生虫は、2006年と2008年にカリフォルニア州中央北部を
流れるサウスフォーク・イール川(South Fork Eel River)で大量発生した。
そのときには熱波が押し寄せ、週の平均水温が最高レベルの摂氏約24度にも
なっていたことがわかっている。これはイカリムシの繁殖に適した温度である。

その年は例年より乾燥もひどく、水量が激減してオタマジャクシの生育地が狭まり、
寄生虫が宿主を見つけやすい環境になっていた。
甲殻類の一種であるイカリムシは、獲物のオタマジャクシの“えら”に入り込み、
交尾の時期まで宿主の体組織を食べ続ける。交尾後、イカリムシのオスは
まもなく死ぬが、受精したメスは宿主の体に穴をあける。
その穴は外部へ通じていることもある。

メスのイカリムシの体の一部と頭部はやがていかりのような形に成長し、
オタマジャクシの尾や足の付け根に付着する。卵嚢は宿主の外部に出て成長した
このいかり部分に付いているが、頭部はオタマジャクシの体内に残って内部組織に
損傷を与える。

研究の共著者でカリフォルニア大学バークレー校の博士課程終了の研究者
アレッサンドロ・カテナッツィ氏は、「この寄生プロセスがイール川の若いカエルの
ひどい奇形の原因であるかどうかは不明だ」と言う。しかし、奇形のカエルの多くが
イカリムシに寄生されていることがわかっている。
>>2へつづく


ソース:ナショナルジオグラフィックニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
画像(微グロ注意):奇形のカエル
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)


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