09/09/20 11:56:09 nB+5x8fE
>>795
>>799
ロケットの先端に取り付ける形でも結局その打ち上げ能力内で
デッドウエイトである機体そのものの重量の分「無駄」なんです。
その点を無視するわけにはいかない。500トンクラスのロケットが十数トンの荷物しか運べないのに
そのうちの何割をデッドウエイトで無駄にしてしまうのか。
今のシャトルのオービターが何トンあるかはご存知ですよね。
そして運べる重さの半分以上をオービターが占めているのが現状。
例え機体を小さくしても、無駄を運ぶ状況には絶対に代わりが無いのです。
そしてシャトルが再突入して、耐熱パネルその他が傷み、毎度交換とメンテに費用がかかる。
例えシャトル自体が小さなエンジンしか要らなくても、必ずこの問題に直面する。
そして打ち上げロケットは結局使い捨てなんですよ。使い捨てが嫌ならこれも避けたいでしょう。
よって、有翼機を諦め、回収技術を持つ再突入体(カプセル型)開発を進めるが一番現実的なんです。
水平離陸水平着陸が出来、しかも単体で軌道上までいける
まさに夢のようなスペースプレーンでないと、有翼機の出番はもうありません。
単純にシャトル推進派はこう言えばいい。「翼があるとかっこいいからやろうぜ!」と。