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【ワシントン=勝田敏彦】米ラスカー財団は14日、今年のラスカー賞の基礎医学部門に
iPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくった京都大再生医科学研究所の山中伸弥教授(47)ら
2氏を選んだと発表した。ラスカー賞は米国で最も権威がある医学賞。
受賞者の多くが後にノーベル賞を受けており、山中教授にもノーベル賞への期待が高まる。
山中教授は英ケンブリッジ大のジョン・ガードン氏との共同受賞。
ガードン氏は50年代、成長したカエルの細胞の核を卵子に移植することで、
細胞にさまざまな組織になる能力を与えられることを示した。山中教授は06年、
マウス細胞の核に特定の遺伝子を導入することで、細胞に同様の能力をもたせることを実現した。
授賞式は10月2日にニューヨークである。
ラスカー賞の日本人の受賞は6人目。
昨年は、血中コレステロール濃度を下げる薬のもとになる物質「スタチン」を発見した
遠藤章・東京農工大特別栄誉教授が臨床医学部門で受けており、2年連続になる。
87年に基礎医学部門で受賞した利根川進・米マサチューセッツ工科大教授は
同じ年に日本人唯一のノーベル医学生理学賞を受賞している。
今年のノーベル医学生理学賞は10月5日に発表される。
asahi.com
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