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電気通信大学の本城和彦教授、高山洋一郎特任教授らは、宇宙太陽光発電システムなどに搭載できる
高効率なマイクロ波増幅器を開発した。宇宙空間で発電した電力を地上に送る際、
増幅器で電力をマイクロ波に変換して無線伝送する手法が現在、有力とされている。
開発した増幅器の電力効率は70%以上で、携帯電話などに使う汎用増幅器に比べて2割超高い。
通信品質を損ねるひずみを改善した実用水準の技術で、早期製品化を目指す。
15日に新潟大学(新潟市)で開く電子情報通信学会の大会で発表する。
マイクロ波増幅器は宇宙太陽光発電システムの実用化のカギを握る主要部品。
増幅器で電力を5・8ギガヘルツ(ギガは10億)帯のマイクロ波に変換して地球へ飛ばし、
地上で受信し電力に戻す仕組み。増幅器の効率が高まれば変換時のロスが減り、
消費電力が削減できる。
日刊工業新聞
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