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【宇宙】海外メディアも現地入り 新大型ロケットH2B、9月11日打ち上げ…最強の双発、日本のロケット技術の真価が問われる - 暇つぶし2ch1:依頼スレの247@おっおにぎりがほしいんだなφ ★
09/09/08 09:53:33
国内最強のパワーを持つ新大型ロケット「H2B」の初号機が11日、
種子島宇宙センター(鹿児島県)で打ち上げられる。国産初の双発ロケットで、
国際宇宙ステーション(ISS)の物資補給機「HTV」を運ぶ重要な任務を担う。
世界が注目する中、日本のロケット技術の真価が問われる。

H2Bロケットは国産主力機「H2A」を土台に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と
三菱重工業が共同開発した。最大の特徴は、第1段の主エンジンを2基に増やしたこと。
これによりパワーを約4割増強し、普通の人工衛星の数倍の重さがある
HTVの打ち上げを可能にした。

強力なエンジンを新たに開発するのではなく、すでに実用化したエンジンを
2基搭載することでコストを抑え、設計から4年の短期間で完成にこぎつけた。

主エンジンを複数搭載したロケットは、3基搭載の米スペースシャトルや、20基も搭載した
ロシアのソユーズなどがあり、世界の大型機の主流になっている。
ただ、エンジンが増えるとシステムが複雑化し、一般に不具合が起きやすくなる。
H2Bの計算上の信頼度は、H2Aよりわずかに低い。JAXA幹部は「実質的には同等で
不安はない」というが、油断はできない。

国産大型機は初代の「H2」で平成11年、主エンジンの燃料ポンプが破損。
後継のH2Aは15年、側面にある補助ロケットの噴射口に想定外の穴が開き、
いずれも打ち上げに失敗した。

3代目のH2Bは、この2つの事故の防止策を取り入れており、国産大型機の集大成と
いえる。開発陣にとっては10年越しの雪辱戦だ。幹部は「過去の失敗と反省から、
努力してここまできた。何とか成功させたい」と意気込む。

ISSに食料や機材を運ぶHTVは日本初の無人宇宙船で、今回が初仕事。
シャトルは来年に引退が予定されており、その後の輸送手段のひとつとして重要な
役割を負う。ISSでは滞在飛行士が今年から6人に倍増し、物資需要が増えている。
日本はHTVを27年まで毎年1機ずつ、計7回打ち上げる国際的な義務があり、
責任は重い。

打ち上げ時刻はISSが日本上空を通過する午前2時4分。夜間の発射は中型ロケット
M5による火星探査機「のぞみ」(10年)以来で、大型機は初めて。
国際的な注目度は高く、米航空宇宙局(NASA)の幹部や海外メディアも現地入りして
打ち上げを見守る。


ソース:産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像:新大型ロケット「H2B」の第1段。赤いカバーに包まれているのが2基の主エンジン
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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