【エネルギー】課題山積「風力発電」 故障、バードアタック、超低周波騒音…先進地、北海道苫前(とままえ)町が直面する問題at SCIENCEPLUS
【エネルギー】課題山積「風力発電」 故障、バードアタック、超低周波騒音…先進地、北海道苫前(とままえ)町が直面する問題 - 暇つぶし2ch1:おっおにぎりがほしいんだなφ ★
09/08/31 10:23:37
二酸化炭素(CO2)を出さないため「環境の優等生」といわれる風力発電。
環境省は9月、中央環境審議会に有識者委員会を設置し、
環境影響評価法(環境アセス法)の対象に風力発電を入れるかの議論を始める。
現在は稼働に際する配慮が事業者に委ねられているが、各地に風車が立つにつれ、
「優等生」の地位を脅かしかねないような課題も出てきたためだ。
風力発電の先進地、北海道苫前(とままえ)町が直面している問題をリポートする。

 ■部品がない
「修理部品を取り寄せようとしても、何カ月も待たなければならない」
動いていない風車の前で、苫前町の森利男町長はため息をついた。
町には民間と町営を合わせて42基の風車が林立する。総発電出力は5万2800キロワット、
北海道の風力発電の約5分の1をまかなう。
苫前に吹く強い北西風は「地吹雪」となり交通を麻痺(まひ)させる。「やっかいもの」の
風を生かすはずの風力発電だった。

平成10年から北海道電力に電力供給を開始。順調に売電していたが、
昨年度の売電額は前年比3割減の3937万円。3基ある町営の風車のうち1基が
昨年9月末から3カ月間故障で稼働しなかったのが響いた。今年は別の風車が
6月からストップしている。

電力を売れないための損失が約300万円、修理に約900万円。
風車1基2億6000万円かかった初期投資に加え、こうした維持費もばかにはならない。

日本の風車の8割以上が海外製。部品調達に時間がかかる。苫前の悩みは、
全国共通の悩みでもある。
>>2へつづく


ソース:産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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