【昆虫】水稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」、紀南で大発生 19年ぶりに注意報 和歌山at SCIENCEPLUS
【昆虫】水稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」、紀南で大発生 19年ぶりに注意報 和歌山 - 暇つぶし2ch1:依頼スレの208@おっおにぎりがほしいんだなφ ★
09/08/31 08:40:33
水稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」が和歌山県紀南地方で大発生しているのが、
県農作物病害虫防除所(紀の川市)の調べで分かった。
防除所が注意報を発令し、早めの刈り取りや薬剤散布などの対応を呼び掛けている。
トビイロウンカの大発生に伴い、防除所が注意報を出すのは1990年以来19年ぶりという。
被害が多い白浜町やすさみ町の田んぼでは、円形状に稲が枯れる「坪枯れ」が
目立ってきており、刈り取りを早める農家が増えている。

トビイロウンカはウンカ科の昆虫で体長4~5ミリ。梅雨のころ、中国や東南アジアから
気流に乗って成虫が飛来し、繁殖する。無数に増えた幼虫や成虫が、
管状の口を茎に差し込んで水分や栄養分を吸い取る。
低温で死ぬため、越冬しないとされている。

防除所では、19日に田辺市(3カ所)と白浜町(4カ所)、上富田町(4カ所)、
すさみ町(3カ所)で発生状況を調べ、93%(13カ所)の田んぼで確認した。
稲1株当たりの虫数が1.9匹と「多かった」ため、21日に紀南地方に
発生予察注意報を発令した。

西牟婁振興局農業振興課は「被害面積は把握していない」というが、稲が枯れて白くなり、
円形状に倒れていく「坪枯れ」などの被害は、紀南のほぼ全域に広がっているとみている。

白浜町市鹿野の男性(73)方では、田んぼ(約5アール)内に坪枯れが3カ所発生。
「日に日に枯れる面積が広がり、1週間ほど前に比べると2倍ほどの直径2、3メートルに
なった。一両日中に刈り取るつもり。養分を吸い取られ、米が十分に膨らんでいない
可能性もある。今年は天候不順で、ただでさえ米粒が小さいというのに」と嘆いた。

紀南農協すさみ支所では、17日に地域で初めて坪枯れを確認したという。
「トビイロウンカが大発生してから1カ月ほどすると坪枯れが出てくる。ウンカが
田んぼ全体にではなく、部分的に取り付いているので、初期段階で見つけるのが難しい」
と話す。

防除所では「田んぼ内でのトビイロウンカの分布は、ばらつきが大きい」とした上で、
対応として「発生の多い田んぼでも1週間以内に収穫予定の場合は、薬剤散布をしないで
早めに刈り取ってほしい。薬剤を散布する場合は、トビイロウンカが生息している
株元に薬剤が十分かかるように」と指導している。


ソース:紀伊民報
URLリンク(www.agara.co.jp)
画像:トビイロウンカの被害で枯れて倒れたイネ。円内はトビイロウンカの成虫
URLリンク(www.agara.co.jp)


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