09/08/20 10:54:18
昆虫などを捕獲する食虫植物の中でも、ネズミも「消化」できると見られる世界最大級の新種を
フィリピン南西部のパラワン島で発見したと、英国の植物学者が発表した。
新種はウツボカズラの仲間で、英国を代表する動物・植物学者、デイビッド・アッテンボロー氏にちなみ、
「ネペンテス・アッテンボロギ」と名付けられた。
ウツボカズラの仲間は、つぼのような形の捕虫器を持っている。捕虫器は酵素を含む液体があり、
昆虫などをここにおびき寄せて中に閉じこめ、消化する。
新種の捕虫器は、直径が約30センチほどあり、ネズミなどの小動物もすっぽりと入るという。
新種を発見したスチュワート・マックファーソンさんはこのほかにも、約20種の食虫植物を見つけた。
また、過去に見つかったが、最近は見つかっていなかった2種についても再発見した。
うち1種は、約100年ぶりの確認だった。
2009.08.19 Web posted at: 21:47 JST Updated - CNN
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