09/08/11 23:32:33
宇宙基地指揮官に意欲=骨、筋力、「予想より落ちず」-帰還の若田さんインタビュー
4カ月半の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を終え、先月31日に地球に帰還した
若田光一さん(46)が11日までに、宇宙航空研究開発機構の米ヒューストンと東京の
事務所を結んだテレビ電話でインタビューに応じ、日本人初となるISS指揮官について
「機会があれば挑戦したい」と意欲を見せた。
若田さんは現在、米航空宇宙局(NASA)内での報告業務の一方、長期滞在を終えた
飛行士のための45日間のリハビリをこなす。骨量や筋力の低下が心配されていたが、
実験の一つとして骨量減少を防ぐ薬を服用していた若田さんは「データを見せてもらったが、
予想より落ちておらず、非常に好ましい結果になった」と述べ、効果があったことを明かした。
筋力面でも「高いレベルで維持できていて驚いた」と話し、「かなりきつかったが、宇宙で毎日
欠かさず運動したことが功を奏した」と笑顔を見せた。
今年12月には野口聡一さん(44)が半年間のISS長期滞在を始めるなど、
日本人の宇宙飛行、長期滞在が続く。
「日本の有人宇宙活動で大事なことは、ISS計画を成功させること。きぼうの利用を通じて
日常の生活を豊かにする技術を生み出すことだ」と力説する若田さん。
今後の仕事について「日本人のミッションを確実に成功させるため、後方支援をやっていくのが
大事だ」と強調した。
その上で、「常に自分にとっても挑戦的な目標を見つけて次に進んでいきたい」と意欲も。
日本人として初のISS指揮官就任について問われると「(ISS指揮官の)パダルカさんから
乗組員をまとめるためのいろんなことを学んだ。次の飛行機会があれば、そういうところにも
挑戦したいと思っている」と力強く語った。(2009/08/11-05:38)
▽記事引用元
URLリンク(www.jiji.com)
時事ドットコム(URLリンク(www.jiji.com))
テレビ電話でインタビューに答える宇宙飛行士の若田光一さん(東京・丸の内の宇宙航空研究開発機構)。
日本人として初のISS指揮官就任について問われると「機会があれば挑戦したい」と意欲を見せた
【時事通信社】
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