09/08/04 11:09:15
熱帯の海に生息するバイカナマコ(シカクナマコ科)が、串本で初めて確認され、
採集された。花びらのような大きなイボイボの突起が特徴。
和歌山県串本町有田の串本海中公園センターで展示されている。
同町高富でダイビングショップを経営する南信吾さんが7月15日、
潮岬沖をガイド中、水深10メートルで発見。
その後観察してきたが、遠くに移動して観察できなくなることを心配し、
2日に同センタースタッフと一緒に採集し、センターに持ち込んだ。
バイカナマコは、種子島以南のサンゴ礁域に分布する大型種で、
最大で体長80センチほど。体は円筒形で黄褐色か赤褐色。
今回採集したのは、体長23センチ、体重550グラムで小型。
同センターの野村恵一学芸員は「熱帯の海を代表する大型ナマコ。
串本での分布は初確認で、北限記録の更新となる。
串本で見られるようになったのは、近年の高水温現象の影響だろう。
大変貴重なので、大切に飼育したい」と話している。
ソース:紀伊民報
URLリンク(www.agara.co.jp)
画像:串本初確認のバイカナマコ
URLリンク(www.agara.co.jp)
別ソース:読売新聞
熱帯性「バイカナマコ」発見
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
◇関連スレ
【昆虫】本来本州に生息しない南方系の「サツマゴキブリ」、和歌山県旧日置川町で初確認
スレリンク(scienceplus板)