09/07/24 16:04:33
先月19日にフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた
NASAの月観測衛星「Lunar Reconnaissance Orbiter(ルナー・リコネッサンス・オービター)」が
アポロ月着陸船の着陸地点に関してだけ、技術的な理由でレーザー測地計
「Lunar Orbiter Laser Altimeter(LOLA)」を使った観測をオフにする操作を行っていることとが
判った。
LOLAは観測機から月面に向かってレーザーを照射し、反射波の受信することによって
月面の高さを数センチという精度で精密に測定する装置。
しかし、アポロ11号、14号、15号の着陸地点には地球と月との距離の精密計測を行うために
設置されたレーザー反射板「Lunar Ranging Retro Reflector(LRRR)」が設置されており、
LOLAのレーザーがLRRRに当たると、想定されている1000倍近い反射が受光装置にまで届き、
受光装置が損傷を受ける可能性が高いことがアポロ着陸地点に関してのみ
レーザー観測の操作をオフにした理由。
NASAでは同等の理由から他にもロシアから情報提供を受けることによって旧ソビエト連邦が
1970年と1973年に月面に投入した「ルノホート(Lunokhod)」月面探査車の着陸点に関しても
LOLAによるレーザー観測を中止した模様だ。
NASAではこの問題に関して、アポロ計画の着陸地点にレーザーを向けることは
カメラのフラッシュライトを直接目に受けるようなものだと説明している。
ソース:technobahn
URLリンク(www.technobahn.com)
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