09/07/13 17:22:31
アポロ11号(Apollo 11)の米国人宇宙飛行士ニール・アームストロング船長が
人類初の月面着陸を果たしてから40周年を迎えるのを目前に、
月面着陸否定説が再燃している。
この人類の偉業は、米航空宇宙局(NASA)が莫大な時間と経費をかけて、
映画撮影所とアリゾナのセットで撮影した映像だというのだ。
否定論者が主張するその根拠は多彩だ。
当時、泥沼化していたベトナム戦争から米国民の目をそらすためといったものや、
冷戦下でのソ連との宇宙開発競争で、技術開発で遅れをとっている事実を隠すためというもの。
また、実際に月に行くよりもコストがかからず、危険も少ないからだという説もある。
さらには、月に行くには地球を取り巻く放射線帯「ヴァン・アレン帯」を通過する必要があるが、
1969年当時はこの放射線帯は人体に悪影響を及ぼし危険とされており、
よって月へ行くのはそもそも不可能だったとの説もある。
こうした懐疑説に対し、カリフォルニア州にある地球外生命体の探査活動を専門とする
非営利団体SETI研究所は、今週のラジオ番組「Are We Alone」の中で、
天文学者フィル・プレイト氏の反論を放送した。
多くの否定論者はまず、アームストロング船長とエドウィン・オルドリン宇宙飛行士が
月面で撮影したという写真について、大気が希薄な月上空に星が映っていない点を指摘、
月から撮影した写真であれば、地球で見るよりもより大きく、輝きも強い星が写っているはずだ
主張する。
>>2へつづく
ソース:AFPBB
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