09/07/05 11:30:26
大阪府公表前に研究職員が論文 タミフル耐性ウイルス
大阪府内の女性患者から検出された新型インフルエンザウイルスに、国内で初めて治療薬タミフルへの耐性を
示す遺伝子変異が確認されたことについて、府が記者会見で公表する前に医学誌に論文を投稿していたことが
5日分かった。
府は確認から2週間後にようやく公表したが、府健康医療部の大下達哉副理事は「意図的に投稿を優先させ、
公表を遅らせたわけではない」と釈明。「結果的には、批判を受けても仕方がない対応になってしまい申し訳ない」
と話している。
府によると、府立公衆衛生研究所のウイルス解析で、6月18日にタミフル耐性を示す遺伝子変異を確認。同月
24日に、研究所の職員が米国の医学誌に解析結果を記した論文を投稿した。5日現在、論文は掲載されて
いないという。
一方で、府は今月1日まで厚生労働省に報告しておらず、報告後に公表を促されて2日に会見。厚労省への
報告がずれこんだ理由として、裏付けのためにウイルスそのものの変異を調べる手法の検討に時間がかかった
と説明していた。
ソース
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