09/06/18 20:46:01
東京大医科学研究所(医科研)と島津製作所は18日、02年のノーベル化学賞受賞者、
田中耕一・島津製作所フェロー(49)が、医科研客員教授に就任したと発表した。
就任は今年4月1日付で、任期は2年。ノーベル賞の受賞対象でもある「質量分析」の改良技術を使い、
がんや感染症などに関係するたんぱく質の機能解明に取り組む。
毎月1~2回、医科研を訪れるほか、医科研に設置する分析装置を島津製作所がある京都市から
遠隔操作して参加する。「これまでの蓄積で、自分の研究が何に役立つのか自信を持てるようになってきた。
医科研の研究の進展に貢献したい」と語った。
田中さんは現在、医科研のほか東北大と京都大で客員教授などを務めている。
(毎日jp)
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