【コラム/天文】超新星発見日本一 板垣公一さんat SCIENCEPLUS
【コラム/天文】超新星発見日本一 板垣公一さん - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
09/06/11 21:28:43
<この人に聞く:超新星発見日本一、板垣公一さん /山形>

 ◇本職は社長、豆のミニパックも考案--板垣公一さん(61)
 ◇超新星探し、人生の一部--「幸せ」「楽しい」で47個

2日午前2時15分、星の大爆発が観測された。発見者は山形市鉄砲町3の板垣公一さん(61)。
これで超新星の発見は47個目。蔵王山ろくに構える観測小屋で、日本記録を更新し続ける。
昼は菓子会社の社長、夜は星探しで睡眠時間は平均4時間。
それでも「星を見るのが本当に幸せ」と目を輝かせて語る。【細田元彰】

--「超新星」とは寿命を迎えた星の最期の大爆発ですね。
超新星爆発を起こすのは、太陽の8倍以上の大きさの星だけ。それほどの大きさの星は100個のうち1個とされる。
気の遠くなる年月続いた星の最期を目撃したと思うと、達成感はひとしおです。

--発見数47は日本記録。2位の14を大きく引き離します。
数は多くても、学術的価値があったのはそのうちのほんの一部。

--今までで一番印象深いのは。
何と言っても06年の超新星「2006jc」。この星は04年に小爆発をとらえた。その2年後に大爆発。
04年の小爆発は表面爆発と分かった。こんな発見はもう二度とできない。
英国の科学雑誌「ネイチャー」にも掲載され、世界中の研究者から「画像がほしい」と問い合わせがあった。

--痛快ですね。
でも研究者のリポートは数式だらけ。全然分からなかった。

 --それにしても、すごい設備です。
望遠鏡4台とパソコン10台をつなぎ、モニターで4台の望遠鏡を同時に見られる。
超新星発見は難しいことじゃない。いかにたくさん空を見られるか、が勝負。
だから発見しやすくする工夫した。

--本職は豆菓子の社長。
社長は何をやっても文句を言われないからこの趣味には最適。
でも日本で最初に豆のミニパックを考えたのは私。面白いことができないかと工夫したんです。
「もっといい仕組みはないか」って考えるのが好きなんだ。

--観測小屋ではクラシックを流すんですね。
10年前、旅仲間とオーストリアに「モーツァルトを聴く」ツアーに行って以来はまってね。
本場の四重奏に「なんてきれいな音なんだろう」と感動した。

--星と音楽、共通点はありますか。
星を見て感じる「きれい」と音楽を聴いて感じる「きれい」は、心の同じところをくすぐられている気がする。

--聴き入ってしまいませんか。
前に一度、バイオリンにうっとりしていたら、モニターで超新星をとらえていたのに気付かなかった。
結局他の人に先に見つけられてしまってね。最近はなるべく音楽なしで星に集中するんです。

--やっぱり優先順位は星が一番。
6年前、娘と市民会館にコンサートに行った。天気が悪かったので、星も見えないだろうと思ってね。
そうしたら、開演間近に雲がすーっと消えて晴れた。
星が見られるぞ、と思ったら居ても立ってもいられず、娘に「ごめん、父ちゃん晴れたから帰る」って1人で観測小屋に帰った。

--長い間星を探し続ける理由は。
楽しいというのが一番。見つけ出す仕組みを考え、結果を出すことが楽しくてしようがない。
星探しはもう、自分の人生の一部なんです。記録や賞はそのおまけ。
無数にきらめく星には、地球のように生命体が存在する星もあるだろうかと想像するのも楽しい。
最近は温暖化の影響か、曇る日が多くなった。雲一つ無い貴重な夜には、星を眺めてみては。
(以下省略。引用元をご覧ください)

▽記事引用元:毎日jp(URLリンク(mainichi.jp)
URLリンク(mainichi.jp)


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