【技術】空気が燃料となる次世代バッテリ 英大学で開発中 空気中の酸素との反応を利用at SCIENCEPLUS
【技術】空気が燃料となる次世代バッテリ 英大学で開発中 空気中の酸素との反応を利用 - 暇つぶし2ch1:白夜φ ★
09/05/21 23:00:41
<空気が燃料となる次世代バッテリ、英大学で開発中>

空気を燃料として稼動する新たなバッテリの研究が進んでおり、現在のバッテリ設計と
比較して、最大10倍のエネルギー供給が可能となるほか、将来的には、電気自動車、
携帯電話、ノートPCなどの電源に利用できるようになることが、研究者らによって示された。

英国スコットランドのセントアンドリュース大学化学部のPeter Bruce教授は現地時間5月18日の
ニュースリリースで、「これまでの研究結果は、非常に望ましいものであり、当初の期待も
はるかに上回った」と語っている。

研究者が実験に取り組んでいる、この新たなアイデアでは、現在の充電式リチウム電池内部に
用いられている、コバルト酸リチウム正極の代わりに、多孔性炭素正極が用いられる。
セントアンドリュース大学で行われている研究を資金面で援助する、英国工学物理科学研究会議
(EPSRC)が発表したプレスリリースによれば、これによって、セル内のリチウムイオンおよび電子は、
外気の酸素と反応することになる。同プロジェクトは、EPSRCより、およそ160万ポンド(約240万ドル)の
助成を受けている。

研究者によると、新たなアイデアでのバッテリ設計で、ポータブル電子機器の性能向上が
図られる可能性があり、再生可能エネルギー産業にとっては、大きな進歩がもたらされる。
研究者は、このバッテリを用いて、風力や太陽光などを源とする、安定した電力供給が
実現するとのシナリオを描いている。「STAIR」(St. Andrews Air)と呼ばれるセルは、
電気自動車の動力源としても期待されている。

STAIRセルは、現在の充電式電池よりも、安価なものになる見込みであることが、複数の
研究者によって、明らかにされている。多孔性炭素が原料となる新たなコンポーネントは、
現在、一般的に用いられているコバルト酸リチウムよりも、はるかに安価である。

Bruce教授は「バッテリ内部に必要な化学物質を配置するのではなく、空気中の酸素との
反応を利用することが、カギとなっている」と述べた。

4年におよぶ研究プロジェクトは、2007年よりスタートし、2011年6月に終了する予定である。
Bruce教授は、STAIRセルが商品化されるまでに、少なくとも5年はかかると予測している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が
日本向けに編集したものです。 原文へ

記事引用元:毎日jp(URLリンク(mainichi.jp)
URLリンク(mainichi.jp)

(原文リンク)
Future air-fueled battery could store 10 times more power
URLリンク(news.cnet.com)


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