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情報通信研究機構(NICT)は18日、NHK放送技術研究所と共同で
超高速インターネット衛星「きずな」を通じ、ハイビジョン比4倍の解像度を持つ
スーパーハイビジョン(SHV)映像の伝送実験に成功したと発表した。21日から開く「NHK技研公開」で、
SHVのリアルタイム中継、多チャンネル伝送の公開共同実験を行う。
NICT鹿島宇宙技術センターの衛星通信実験施設に、NHK技研のSHV伝送用広帯域変調器を設置。
毎秒500メガビット(メガは100万)のSHV信号を、「きずな」経由で2・4メートルのアンテナ受信局に
伝送した。信号の受信と復調に成功、高品質な画像を再現できた。
「きずな」は、ギガビット級(ギガは10億)の超高速衛星通信技術の確立を目的に、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNICTが共同で開発した研究開発衛星。「きずな」の広帯域中継器は
世界最高速となる毎秒1・2ギガビットで伝送する。
日刊工業新聞
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
JAXAの「きずな」サイト
URLリンク(www.jaxa.jp)