09/04/08 04:49:16
国立天文台や宇宙航空研究開発機構などは7日、太陽表面に、従来知られていた黒点の磁場とは別に、
小さく寿命の短い磁場が広がっていることを太陽観測衛星「ひので」のデータから発見したと発表した。
太陽表面の温度は約6000度だが、外側にある「彩層」は約1万度、さらに外側のコロナは
100万度以上に達する理由は分かっていない。
研究チームは、今回発見した磁場がこれらを加熱するエネルギー源である可能性があるとみている。
発見された磁場は、黒点が存在しない極域を含めた太陽表面の全域に存在。
それぞれの磁場が及ぶ長さは、黒点の30分の1-100分の1にあたる1000キロ程度で、
太陽表面に現れてから消えるまでの寿命も約4分間とごく短かった。
また、黒点の磁場が太陽表面に対してほぼ垂直に伸びるのに対し、
この磁場は水平方向に走り、太陽表面の内部でつながっているとみられる。
【共同通信】
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