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枯渇した油田を天然ガス田として再生し、その上、地球温暖化防止にも役立つ-。
こんな一石二鳥の画期的な技術の研究が国内で進められている。
鍵を握るのは、地中の微生物。
油田に二酸化炭素(CO2)を注入すると、取り残されていた油成分が微生物によって
天然ガスの主成分のメタンに分解されて出てくるという。
実現すれば炭素の「リサイクルシステム」になると注目されている。
■眠る資源
この技術の開発に取り組んでいるのは、広島市の環境関連コンサルティング会社
「中外テクノス」。研究は二〇〇三年から始め、現在は石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(JOGMEC)と共同で進める。
JOGMECによると、油田に埋蔵されている原油のうち、現在の技術で採掘できるのは
全体量の30-35%程度にとどまる。残りは油が染み込んだ地層の岩石の
小さな穴に染み込むなどしており、「枯渇油田」といっても、六割以上の原油が
地中に眠ったままとなっているのが現状だ。
新しい油田の発見が難しくなる中、原油の回収率を上げる技術の重要性が増している。
「原油増進回収法(EOR)」と呼ばれ、熱やCO2を加え、化学的、物理的に押し出す方法が
代表的だ。
>>2へつづく
ソース:東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
画像:微生物による枯渇油田再生の流れ
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)