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<1918年スペイン風邪、日本の死者は推計48万人>
2009年2月14日11時16分
1918年に世界中を襲った20世紀最大の新型インフルエンザ「スペイン風邪」の日本での
死者が48万人に達していたという新推計を日米の研究者がまとめ、12日付の英医学誌
(電子版)で発表した。当時の内務省の報告では死者は約39万人とされていた。
将来の新型インフルエンザに備える政府の行動計画もこの39万人説を前提に、
最大被害などを見積もっている。
発表したのは、菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長や米国立保健研究所の研究者ら。
統計を再解析して、肺炎などインフルエンザが影響したとみられる死亡を合算した。
その結果、18年から20年の間に約48万人が亡くなったと推計した。
現在の日本の人口に当てはめると、約108万人に相当することになる。
都道府県によって、人口に対する死者の割合を示す死亡率は約3倍の開きがあった。
菅谷部長は「結果的に肺炎で多くの人が死亡したとみられる。
今後の新型対策に役立ててほしい」と語っている。(編集委員・浅井文和)
記事引用元:asahi.com(URLリンク(www.asahi.com))
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