09/01/31 12:40:25
効果が見える新抗がん剤開発、治療効果の予測も容易に
脳腫瘍(しゅよう)の抗がん剤が、脳内に運搬される様子を画像で示すことに、放射線医学総合研究所
(千葉市)の青木伊知男チームリーダーらが世界で初めて成功した。
薬の効果の判定が予測しやすくなるため、患者の特性に応じて抗がん剤の投与量を調整する手法の
開発につながりそうだ。近く、米専門誌に掲載される。
脳には「脳血液関門」という構造があり、薬剤が入りにくい。だが、投与した抗がん剤が脳にどの程度
運ばれるか、これまで直接確かめることができず、がんの縮小率などを指標に、薬の効果の判定が
行われている。
研究チームは、国内未承認の脳腫瘍の抗がん剤に、造影剤を結合した薬剤「SLENU(スレニュー)」
を開発。この薬剤をマウスの静脈に注射したところ、20秒後に脳内に薬剤が運ばれている様子が、
MRI(磁気共鳴画像)で観察することができた。
また、スレニューは、がん細胞が死ぬときに出る活性酸素で性質が変化するため、この薬剤でがん
細胞がどれくらい死んだか、治療効果を判定することもできるという。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
マウスの頭部の断層画像。赤い部分は抗がん剤があることを示し、画像上部の脳にも薬が広がって
いる=放射線医学総合研究所提供
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