09/01/29 19:35:14
ノッティンガム大学の研究者によりますと、20代や30代にかなり活発な性生活を送った男性、
特に自慰行為を頻繁に行った男性は、前立腺癌に罹る可能性が高いことが明らかとなり
ました。
しかし、40代男性の性生活と前立腺癌の罹患率には有意な相関は見られず、50代男性では
活発な性生活を送ると前立腺癌に罹りにくい可能性が示唆されたとのことです。
この論文はBJU International誌に掲載されました。
ソース
URLリンク(www.metro.co.uk)
論文要旨
性活動(自慰、性交、総合)と若年性(60代以下)の前立腺癌のリスクとの関連性を調べるため、
前立腺癌患者431人と前立腺癌患者でない409人を集め、性活動についての情報を、彼らの
各年齢ステージ別(20代、30代、40代、50代)に集めた。
その結果、総合的な性活動では、20代の頻繁な性活動が前立腺癌のリスクを高める一方、
50代では前立腺癌に対して保護的であることが明らかとなった。
頻繁な自慰行為については20代、30代でリスクを高める指標となる一方、50代ではリスクを
下げることが示された。性交については前立腺癌との関連は見られなかった。
これらの発見は、性活動が前立腺癌の病因となるメカニズムが各年代で異なっている可能性が
示唆している。あるいは、保護的な結果が見られた50代男性では逆の因果関係があるのかも
知れない。
URLリンク(www3.interscience.wiley.com)
(翻訳・文責:かえりちりめんφ ★)
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