09/01/24 12:24:41 BE:1527826267-2BP(32)
長崎市文教町を流れる浦上川で、体長134センチのオオウナギが見つかった。
本県はオオウナギが生息する国内の最北限地。オオウナギは既に死んでいたが、
浦上川での発見は初めてで、県内でも3年ぶり。
長崎市扇町の田中圓一さん(66)が十九日、同町の浦上橋の下で見つけた。田中さんは「最初に見たときは流木かなと思った。
川の近くに五十年近く住んでいるが、こんなに大きなウナギを見たことはない」と話す。
長崎ペンギン水族館(同市宿町)のスタッフが調査したところ、オオウナギの胴回りは三〇センチ、重さ六キロ。
体には独特の黒と茶色のまだら模様があることから、オオウナギと断定した。
県内での発見は二〇〇五年十月に諫早市飯盛町で見つかって以来という。
オオウナギは、大型熱帯性ウナギとして知られ、インド洋から東南アジア諸国に生息している。
国内では、沖縄や鹿児島で発見例があり、県内では、長崎市野母崎樺島町の井戸に生息する「うな太郎」が有名。
このほか、外海町や五島市、南島原市などでも見つかっているが、近年は発見例が減少しているという。
同水族館の甲斐宗一郎館長は「久々の発見で、浦上川での生息が確認されたことは貴重。
身近な川に珍しい生物がいることを多くの人に知ってもらい、環境を守る意識を高めてほしい」と話している。
写真:浦上川で見つかったオオウナギを調べる長崎ペンギン水族館のスタッフ=長崎市宿町
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)
ソース:長崎新聞
URLリンク(www.nagasaki-np.co.jp)