【医学】「スペインかぜ」のウイルスが強毒性になった原因遺伝子を特定at SCIENCEPLUS
【医学】「スペインかぜ」のウイルスが強毒性になった原因遺伝子を特定 - 暇つぶし2ch1: ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★
08/12/31 12:05:28 BE:55195744-2BP(135)

スペインかぜ:原因遺伝子特定 新型インフル治療薬に道

 1918年に流行し全世界で約4000万人が死亡したとされる「スペインかぜ」のウイルスが
強毒性になった原因遺伝子を、東京大と米ウィスコンシン大が特定した。発生が予想される
新型インフルエンザの治療薬開発に役立つという。米国科学アカデミー紀要(電子版)で発表した。

 スペインかぜはインフルエンザの一種。毎年流行するインフルエンザウイルスは鼻やのどで
増えるが、スペインかぜウイルスは肺で増え、死者の多くがウイルス性肺炎だった。

 米ウィスコンシン大の渡辺登喜子研究員らは、インフルエンザウイルスを人工的に合成する
技術を利用。8種類あるスペインかぜウイルスの遺伝子の組み合わせを変え、通常のインフル
エンザウイルスに組み込み10種類のウイルスを作った。実験動物のフェレットに感染させ増殖
の違いを比べた。

 ほとんどのウイルスは鼻でしか効率的に増えなかった。これに対し、「RNAポリメラーゼ」という
酵素を作る4種類の遺伝子がスペインかぜのものを使ったウイルスは、フェレットの気管と肺でも
増殖。完全なスペインかぜウイルスと同じように強毒性を持っており、この4種の遺伝子が強い
毒性にかかわっていることを突き止めた。

 研究チームの河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)は「4種の遺伝子が作る
たんぱく質の働きを抑える薬を開発することが、新型インフルエンザ対策に重要だ」と話している。
【関東晋慈】

毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)


Viral RNA polymerase complex promotes optimal growth of 1918 virus in the lower respiratory tract of ferrets
PNAS Published online before print December 29, 2008, doi: 10.1073/pnas.0806959106
URLリンク(www.pnas.org)


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