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<バチカンも動いた!ガリレオ地動説、法王が公式に認める>
【ローマ=松浦一樹】ローマ法王ベネディクト16世は21日、バチカン(法王庁)での礼拝で、
17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイの地動説について、「自然の法則は神の業に対する
理解を促した」と述べ、同法王としては初めてガリレオの研究を公式に認めた。
バチカンは17世紀に、コペルニクスの地動説を支持したガリレオを「異端」として宗教裁判
にかけ、有罪にした歴史がある。前法王ヨハネ・パウロ2世は1992年、教会側の非を認め、
公式に謝罪したが、現法王は枢機卿時代に「ガリレオ裁判は正当だった」と発言したことで
知られている。
現法王は礼拝で、「ガリレオの望遠鏡による初の天体観測から400年になる」とも述べ、
研究をたたえた。
(2008年12月22日22時42分 読売新聞)
記事引用元:YOMIURI ONLINE(URLリンク(www.yomiuri.co.jp))
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