08/11/08 21:39:59
<短い活断層でもM7・4 東大教授、地震規模を想定>
地表に短い活断層しか現れていない場所でも、最大でマグニチュード(M)7・4程度の
地震が起こり得るとの研究結果を、東京大の島崎邦彦(しまざき・くにひこ)教授(地震学)が
まとめ、都内で開かれた日本活断層学会で7日、発表した。活断層がない場所でも
最大M7・1程度が起こる可能性があるという。
これまでは、地表の活断層が長いほど地震の規模が大きいという経験式が使われていたが、
2000年の鳥取県西部地震(M7・3)や6月の岩手・宮城内陸地震(M7・2)など活断層が
短い場所で大きな地震が続き、従来の考え方を変える必要があるとして新たなモデルを
提唱した。
原発の耐震安全性を審査する経済産業省原子力安全・保安院は、短い活断層ではM6・8
以上を想定するとしており、再検討を求められる可能性もありそうだ。
島崎教授は経験式で求めた地震規模により国内の活断層を分類、「規模が大きい地震は
数が少なく、小さいほど数が多い」という法則に合うかを調べた。
するとM7・5以上の活断層の数は法則通りだったが、M7・5より小さい活断層は法則から
推定される数より少なく、M7・1-7・2未満ではさらに少なかった。
記事引用元:47NEWS(URLリンク(www.47news.jp))2008/11/07 19:06
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