08/09/26 12:05:31 BE:6872459-PLT(13000)
1人あたり約14万個所のDNA塩基多型を用いて日本人の集団構造を解明
- 病気と遺伝子の関連を調べるケース・コントロール解析のよりよい
研究デザインが可能に -
(中略)
この研究を推進してきた理研ゲノム医科学研究センターは、これらの情報を
活用して、大部分の日本人が2つのクラスター、本土クラスターと琉球クラスターに
大別できることを明らかにしました。この結果は、従来から提唱されていた
日本人集団の「二重構造説」と矛盾しない内容です。2つのクラスター の間の
SNPの頻度の違いは小さいのですが、耳垢のタイプを決めるSNPや髪の毛の
太さに関わるSNPの頻度には明らかな違いがありました。また、本土の中でも
遺伝的な地域差があることが明確になりました。
今後は、病気と遺伝子の関連を調べるケース・コントロール解析において、
今回の研究結果を活かすことによって遺伝的背景のバランスを調整できます
ので、よりよい研究デザインが可能になります。
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独立行政法人 理化学研究所 URLリンク(www.riken.jp) 2008/09/25 配信
1人あたり約14万個所のDNA塩基多型を用いて日本人の集団構造を解明
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図 SNPを活用した日本人の集団構造の解析
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URLリンク(www.riken.jp)
理化学研究所プレスリリース本文
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日本人は、遺伝的に「本土型」と「琉球型」に大別できることが、
理化学研究所が約7000人を対象にした遺伝解析で明らかになった。
日本人の起源を知る手がかりになるもので、26日の米科学誌(電子版)に
掲載される。
(中略)
両者を分ける最も大きな違いは「髪の毛の太さ」と「耳あかのタイプ」に
関係するSNPで、「本土型」の方が髪の毛が硬く、乾いた耳あかができる
傾向にあった。「本土型」の方が、中国人と遺伝的により近かった。
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YOMIURI ONLINE(読売新聞) URLリンク(www.yomiuri.co.jp) 2008/09/26 02:01 配信
日本人は「本土型」と「琉球型」…遺伝解析で明らかに
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)