08/09/07 10:55:45
例年悩まされていたインフルエンザを終わらせる画期的なワクチンの開発を
イギリスの研究者がテストしています。
それは従来のワクチンとは違い、ウイルスの異なった部分を狙います。
(ウイルス毎に毎年ワクチンを変更する必要は無い事を意味します)。
うまくいったら、オックスフォード大学の研究者によって開発されたワクチンは
インフルエンザが世界的に広まった時に大変役に立つ武器になるでしょう。
専門家がその様なワクチンを示し、インフルエンザ研究者が目指す「聖杯」でしたが
それには長い道のりがありました。
研究者のリーダー(サラ・ギルバート博士)は、
「今までのインフルエンザ・ワクチンはウイルスの膜の外側にある
HとNタンパク質を刺激するように設計されています。
しかし、これらのタンパク質は変異していくので
毎年、ワクチンはこの変質に基づいて再設定化しなければいけません。」
それで、研究者は膜の中のタンパク質に合わせたワクチンを開発しました。
このタンパク質はどの異種系統でも同様だからです。
ワクチンをウイルス内部まで運ぶのには弱められた天然痘ウイルスを使用します
これは、マラリアワクチン等で既に使用された技術です。
ウイルスが細胞に入り増殖を始めたら
タンパク質1と核蛋白と呼ばれるこれらの内側のタンパク質が免疫システムに知られ
T-細胞と呼ばれる特定のタイプの免疫体がそれらに遭遇すると
内部タンパク質を含む細胞を認識し、破壊します。
ソース:BBC NEWS 2008年 9月5日 16:00
URLリンク(news.bbc.co.uk)
関連スレ:
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スレリンク(scienceplus板)
誤字誤訳がありましたらお詫びいたします。
>>2以降に続きを張ります。