09/09/29 10:27:14
日本酒がビールやワインと同じく醸造酒
(原料を酵母によりアルコール発酵させて作られた酒。蒸留などの作業を経ずに、基本的にアルコール発酵させたままの状態で飲まれるものをいう)
だと思っている人は多いと思う。
しかし、実際には醸造酒と呼べる日本酒は全体の1割ほどでしかない。
これは、食品の「不当表示」ではないのか。
現在、酒税法で認められている「純米酒」以外の日本酒(清酒)は
製造過程で蒸留酒(エチルアルコール)を添加しており
これを醸造酒として扱うのはおかしい。
現に、輸出用の日本酒は海外では純米酒以外はリキュール類として扱われてしまう。
国税局としては、なるべく多くの酒税を徴収したいという思いはあるだろうが、
同時に日本の伝統文化でもある日本酒を守る使命もあるのではないだろうか。
将来的には、酒税法を改正して、日本酒とは異なる酒(リキュール類、あるいは混成酒など)として扱うことが、
消費者に対する責任ではないかと思う。
本来の日本酒をわざわざ「純米酒」と呼んでいる現状は、どう考えてもおかしいと感じている。
皆さんの意見はどうだろうか。