08/11/14 16:51:30
圧力鍋を使った蒸留法
次により効率の良い蒸留法(圧力鍋を使った蒸留法)について説明する。
用意するもの:
A)圧力鍋(蒸気口が蓋の上に飛び出しているもの)
B)シリコンチューブ(内径を蒸気口の径に合わせる)
C)銅管(なまし管:蒸気口の径に合わせる)
D)プラスチックケース(なんでも可)
1)冷却槽の作成
プラケースの片側の高めの位置になまし管の径に合わせた穴を開け、反対側の低い位置に同じ大きさの穴を開ける。
用意したプラケースに収まるようになまし管をコイル状に巻いていき、先ほどの銅管をプラケースに収め、用意した穴から両端を出す。
穴の隙間は浴室用のシリコンボンドなどで埋めても良いし、短く切ったシリコンチューブで塞いでも良い。
また、冷却槽に蛇口から直接水を入れられる位置になるよう調整すると水温の管理がかなり楽になる。
2)蒸留部の作成
圧力鍋の蓋にある蒸気口の錘をとる。(新品だと外した状態のものが多い)
そこに5cmほどの長さに切ったシリコンチューブを取り付け、さらに冷却槽近くまでの長さに切った銅管を繋ぐ。
この銅管と冷却槽の高い位置から出ている銅管をシリコンチューブで繋ぐ。(銅管は切らずに1本のまま曲げて作っても良い)
冷却槽の低い位置から出ている銅管、もしくはそこから延長したシリコンチューブを蒸留酒を受ける器まで伸ばし完成。
※文章で書くとややこしいが、実際に製作に掛かる時間は15分から20分ほどである。