黒澤明監督 総合その12at RMOVIE
黒澤明監督 総合その12 - 暇つぶし2ch311:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 12:55:57 2QGzhBQR
「影武者」で素人を起用したのは、「トラ!トラ!トラ!」の反復強迫だったような感じがしないでもない。

>>308
そういうエピソードは、どんな監督のどんな映画の時にもある。
でも、監督自らが平謝りに謝ったりして大抵は仲直りするものなんだけど・・・。
「すまない、映画の為にはこうすべきだと思ったんだ。折れてくれ」と頭を下げる監督と、
平然と我を押し通す監督と、どちらがすぐれているかは一概には言えないな。

312:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 13:26:50 2AABjM+V
謝らなくても、あの時は腹が立ったが、後から思えば、~の方が正しかった、
と述懐するエピソードは、映画の世界ではたくさんあるよね。

けど音楽担当と黒澤の場合、
「やり方が許せない」と決裂することがたびたびあったね。

音楽上の対立ばかりじゃなくて、仕事の進め方の問題だからね。

313:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 13:50:38 4y4/khrO
>「すまない、映画の為にはこうすべきだと思ったんだ。折れてくれ」と
頭を下げる監督と

黒澤も「八月の狂詩曲」の録音の紅谷に
後から弁解してたらしい。

セミの泣き止むの待ってくれと懇願してるのに
役者のテンション優先で撮影強行したことに対して。

>謝らなくても、あの時は腹が立ったが、後から思えば、~の方が正しかった

池辺もあれは黒澤監督にはちゃんと意味のあったことなんだと
言ってたけどね。

>「やり方が許せない」と決裂することがたびたびあったね。

衝突だろ。
決裂してたら、降板してるよ。
実際そうしたのは佐藤勝だけ。

それに早坂とは衝突してないだろ。
池辺同様、せっかく作曲した曲をことごとくカットされて
ガックリなんてのはあったらしいが。

「七人の侍」や「生きる」で
渾身の力作を「よすぎる」からとカットされたら
引きこもりとか。



314:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 14:13:49 2AABjM+V
>>313
> あれは黒澤監督にはちゃんと意味のあったことなんだ

この表現が理解できないの?
黒澤は自分のやりたいようにやった
という意味なんだけど。


315:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 14:36:14 4y4/khrO
山崎努:
5年やった役者が玄人で、初めてやった彼(油井)みたいなのが
素人で・・・

素人と玄人の尺度はどこにあるのか?

僕(山崎)は20年近くやってるけど、素人のつもりです。

素人というか、いつもゼロに戻しとくことが必要なんじゃないですか?
黒澤さんの仰る「既成の演技はもういい」というのは
そういう事なんでしょう?

黒澤:
白紙になってくれ。そこに、こういう字を書くから
それについてきてくれればいい。
色も何にもないんだよ。



316:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 15:12:00 4y4/khrO
音楽付けてみたら
いらなかったというだけの話だけどね。

ただ、それは実際に付けてみないと
わからなかったと。

音楽に限らず、苦労して撮影したけど
編集でカットなんてよくある事。

317:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 17:29:33 O5qB5bkL
>>315
その思いというのは大変よくわかる。
たしか大島渚も同じような考えで素人を使ったりしてるよね。
ただ、その思いが映画にきちんと反映されて作品として立派に
成り立っていれば問題ないが、残念ながら「影武者」はまったく
裏目に出ていると思う。

シロート演技の最大の難点はセリフ。
「影武者」は、彼らのセリフがまったく聞きづらい。
なんと言っているのか分からない上に、学芸会並みのしゃべりを
聞かされると、戦国時代から現実に戻されて白けるばかり。
これでは、完全に逆効果。

セリフも問題だが、表情や体の動きがぎこちなく、いかにも
そのへんのおっさん(失礼)が鎧着せられて懸命に演じているのが
みえみえで正直閉口した。

まさか「俳優にも影武者使いました」というジョークでもなかろうが…

318:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 17:41:48 wKA0sBhS
上原美佐も演技はどうにもならんかったしな。

319:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 18:05:36 TBF45xs+
「わが青春に悔いなし」の服部正氏死去
100歳だったそうです。合掌。

320:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 18:06:02 TBF45xs+
書くの忘れましたが、音楽を担当した方です

321:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 18:09:59 /Mh8IgL/
>>317
>シロート演技の最大の難点はセリフ。

ショーケンも素人なんですね。分かります。

322:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 18:32:59 gyF1dP6f
>>319
これでついに池辺だけか、と思ったがイサーク・シュワルツはどうなんだろう

323:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 18:34:24 gyF1dP6f
>>322
調べたら生きてるようだ

324:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 20:05:29 8W/D365u
>御大は「なんでちゃんと話せないんだ!」と怒ったという逸話は
本当なのかな?
いくらなんでも、そんな馬鹿な話はないだろうと思っていたら、
「影武者」の素人俳優の演技見て、さもありなんと思った。

あの程度ならプロの役者にも同じことやってるよ。

松村達雄や稲葉義男。

松村は
「教室でタバコを吸ってはいかん」という
「いかん」のニュアンスが何度やっても
黒澤の気に入らず、延々ネチネチと一日中攻められて
一度は辞めさえてくれと、まで言い出した。

稲葉も顔色が悪いぞなんて
志浦隆之と同じようなこと言われてた。
いや、実は志浦へいってたことは
「七人の侍」で稲葉に言ってた文句とダブルんだよなw
稲葉も本心はやめたがってたみたいだし。
「天国と地獄」のボースンもそう。

「赤ひげ」で演技の基礎のある
酒井和歌子じゃなく、素人の内藤洋子を使ってるし
なにも「トラトラトラ」で始めたわけでもないけどね。

宮崎駿も「天空の城ラピュタ」の主演二人は
「うますぎて気に入らない」らしいからね。

325:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 20:14:39 8W/D365u
「八月の狂詩曲」の大寶智子が
自分の役は最終的に自分ともう一人が
最終選考に残った。

キャリアも相手の方が長いし
名前も知られてる人だから
当然自分は落とされると思ってたらしい。

影武者もオーディションには
名だたる役者が顔をそろえたけど
その人たちは皆、落選だからね。

徳川家康の油井が自分と同じく組にも
顔を知ってる役者がいて、そういう人たちは台詞回しも
朗々と読み上げる。
自分は素人だから、ただ普通に台詞いったら
「面白いね」と気に入ってもらえた。

つまり、黒澤はあえて「下手」な方を選んだ。
ということ。

326:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 20:20:24 8W/D365u
なぜかというと
黒澤は自分は編集の素材を集めるような
撮影の仕方をする。

一つのカットだけでは
表現しきれてなくとも
つないだらちゃんと見えるように。

なのに、(勝みたいに)役者が一人で全部自分で表現しようなんて
事されたら、そういう計算が全部崩れてしまう。



327:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 20:24:14 O5qB5bkL
ちょっと論点ずれてるなぁ…
プロの俳優に厳しく演技指導するのは当たり前だろうに。

「トラトラトラ」の元軍人のセリフがどうのいう話は、
軍服着たらサマになる元軍人連れてくるのはいいとして、
しゃべらせてうまくないからって、そんな小学生でも分かる
道理に憤慨する大監督という逸話が、ちょっと信じられん
ちゅうことだよ。

(つーか、これが常識内の話というのなら、俺が常識
ハズレなのかな?ちょっと自信なくなってきた…)

ド素人のおじさんと、オーディションに受かった俳優の卵とを
同列に扱うなんて、そんな無茶なハナシがありますかいな。

328:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 21:21:33 EIvnENCO
いやしくもプロの俳優だったら、キャリアを問わず
監督にガンガン叩かれるのは、むしろ当然かと思う。
例の七人で稲葉さんが極限まで追い詰められて、ついに一皮剥けた
演技になったっていうエピソードがあるよね。

しかし、自分で意図して集めた素人に対して、同じ事やるのは、
どうなんだろ?それとも素人といえ引き受けたからには
とことんやらんといかんのかなぁ?
志甫さんは、経営者だったと聞く。それなりにプライドもあるだろう。
「あんた下手なんだから真ん中写ってるんじゃないよ!」
って、衆目の中で面罵されるわけでね。
やさしくしろとは言わないけど、言いようやりようがあったんでは?
監督自身が「ギスギスした雰囲気だとギスギスした映画しか出来ない。やっぱり
現場の雰囲気はでるもんだよ」って言ってるわけだし。

いざ撮影となると、そういう経緯が頭からとんじゃって、
作品のことしか頭になくなるくらいだから、あれだけの
名作が作れたんだろう、という事はいえるとおもうが。

329:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 21:45:33 O5qB5bkL
そうねぇ…
実は自分も待ちに待った黒澤作品というので「影武者」には
大いに期待していた人間。
素人を起用している件や、萩原との対談もキネ旬で読んで、
なるほど、こういう考えなら、さぞかし素晴らしい作品が出来
上がることだろうと、胸を膨らませていた。

「トラトラトラ」で果たせなかった無念も、「影武者」できっと
リベンジしてくれることだろう…ってね。

「影武者」が駄作だとは思わないが、少なくとも素人俳優を
起用して得られるはずの効果は少なく、逆にマイナスの方が
多かったように思う。特に自分のような凡人観客にとっては。

一部の評論家先生や、インテリ観客(?)には、これが
素晴らしく見れるのかもしれんが、シロートさんたちのお蔭で
戦国絵巻から現実に戻されてはかなわんぜ、というのが
素人観客の正直な言い分だ。

萩原健一が(少なくともこの映画に限っては)素人衆とあまり
変わらない印象だったのも悲しかったなぁ…

330:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 22:10:46 8W/D365u
>素人といえ引き受けたからには
とことんやらんといかんのかなぁ?

素人といえどギャラもらってるんだよねw

>自分で意図して集めた素人に対して

自分の意図で応募してきた人だろ。

331:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 23:52:58 2QGzhBQR
あのオーディションはプロアマ問わずだったけど、どんな人が応募したんだろう。
大竹しのぶが落選した、というのは聞いたことがある。

332:この子の名無しのお祝いに
08/08/07 09:57:10 Tx/wCzxq
「酔いどれ天使」に関する疑問。

途中から中北千枝子が出てこなくなるが、
なにか事情があったのか?
それとも最初からそういう設定なのか?

物語は真夏から冬までという設定だが、
実際に半年位かけて撮影したのか?
それとも夏を冬にみせて撮影したのか?

以上、情報通の方、よろしく。

333:この子の名無しのお祝いに
08/08/07 10:19:26 YjkX9u0E
>332
> それとも夏を冬にみせて撮影したのか?
逆じゃない?うちわで扇いでいるショットでは
息が白いから。

334:この子の名無しのお祝いに
08/08/07 11:04:26 Tx/wCzxq
>>333
すみません。間違えた。
夏のシーンを冬に撮ったわけですね。
中北さんの件はご存じないですか?
三船に閉じ込められて、それっきり
なのでちょっと気になった。

335:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 02:46:55 TH3Fxa8Q
58歳で自殺未遂した以降の黒澤は、「黒澤明の残骸」。w

336:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 16:30:55 xFyn++rA
昨日「赤ひげ」みた。やっぱり良かったよ。3時間と思えない長さ
内容の詰まった話で面白かった。
黒澤監督は映画は総合芸術といってたから音楽にしろ演技にしろ
突出したものは省いたんだろうな。まぁ全体の調和が大事だから。
でも役者さんは自分の立ち居地が分からないと大変だよね。
カメラに映ってないところまで見て文句言われるからな。
(「笑ってるシーンなのに、足が直立不動でリラックスしてないのは
おかしいからやり直せ!」とかさ。)
影武者の時の素人は「まぁだだよ」の時にも出てたよね。

337:この子の名無しのお祝いに
08/08/08 22:01:18 FsHlD0ej
影武者、信廉を含めた家臣の数が8人から途中で7人に減ってんだけど、
どうした? 戦場で死んだんか?
あと、AV男優の清水ってどれだよ? わかんないよ。


338:この子の名無しのお祝いに
08/08/09 11:10:48 rvM8k5X5
URLリンク(www.enjoykorea.jp)
また「七人の侍」のリメイク・・・

339:この子の名無しのお祝いに
08/08/09 15:46:36 DJECTjKk
>>331
吉永小百合も落ちたらしい

340:この子の名無しのお祝いに
08/08/09 15:58:50 IxXmkdfO
まぁ、そりゃ無理もない、あの人は「主演」しかできないし、
演技的には「体当たりのひたむき演技」以外の引き出しが全くないからね。

341:この子の名無しのお祝いに
08/08/09 18:08:46 YGq6QXj5
小百合ちゃんの映画どころか小百合ちゃんについての資料も目にしたことないな。

342:この子の名無しのお祝いに
08/08/09 20:40:07 5Hex2UQQ
>>340
「体当たりの」は部分は黒澤から観たらないも同然じゃないか?

343:この子の名無しのお祝いに
08/08/10 00:35:11 0OzuORZu
だから落ちたわけで

344:この子の名無しのお祝いに
08/08/10 10:09:56 y5WriFd2
小百合の信玄側室なんかいらんが、
楓の方なら見たい気がしないでもない。

345:この子の名無しのお祝い
08/08/10 18:38:55 RyG7eYRD
北京オリンピック開会式演出のチャンイーモーに対抗して

今度の東京オリンピックの開会式演出は黒澤明にしてもらいたかった

346:この子の名無しのお祝いに
08/08/10 19:49:43 kbjxzj/u
吉永小百合はジェシカ・タンディを目指していたはずだが

347:この子の名無しのお祝いに
08/08/10 19:53:14 XSjPsyfM
イーモウに対抗するのは河瀬で十分

348:この子の名無しのお祝いに
08/08/10 23:04:22 NRR+38DD
>>346
「エイリアン」を見て、シガニー・ウィーバーのような強い女を演じたいと言っていた時期もあった。
サユリストを裏切る言葉だ。

>>344
楓の方なら小百合ちゃんにぴったりだな。

349:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 11:40:08 NHH78QZI
影武者以降の黒澤作品は、シナリオ、キャスティング、編集がひどかったね。

最後に武田軍と徳川軍が激突するんだけど、
実際の戦闘場面を撮らないで、いきなり戦いが終了。
影武者だった男が戦場を飛び跳ねているのが映る。

観客が盛り上がるのは戦いの場面だろう。
そこを撮らないでどう盛り上がれるんだ?
影武者だった男に感情移入が出来ないんじゃこの映画駄目だろう?


350:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 11:48:01 UgC/FSNf
>>347
ヘイポーで十分

351:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 12:01:53 ve+Vehy2
>>349
お前にとってはダメ映画。
それでいいじゃん。それ以上でもないし。

352:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 12:04:49 DBkA+Q5n
>>349
「こっちは一生懸命に青い色を塗っているのに批評家は『赤くない』という」黒澤明・談。
戦闘場面をあえて撮らなかったのが理解できないのか。
あれは、ナンセンス・ギャグにおける「中抜き」と同じ手法だ。

アダルト・ビデオを見て「マンコにチンコが入ってるところを撮らないでどう盛り上がれるんだ?」
と批判するのならまだわかる。
「影武者」に戦闘場面がないのは、それとは意味がまったく違う。

あの戦いは長篠の戦いで、火縄銃を構えていたのは織田信長軍だ。
激突もしていない。
武田軍は、織田勢の火縄銃攻撃の為に、敵陣に近付くこともできなかった。

それはともかく、「影武者」は駄作だと思う。

>>350
ヘイポーって何?

353:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 12:58:42 k+S9vHAv
黒澤本人が「影武者は失敗作だった。乱はよくできた。」みたいな発言してたけど、ほとんど
の映画ファンからすれば 影武者>>>>>乱 というのが現実だと思う。

レンタルビデオでも借りたビデオとは別の黒澤作品の予告が本編のあとに2つ入っている
けど、「七人の侍」「影武者」「天国と地獄」「椿三十郎」の予告が圧倒的に多かった。
レンタルDVDだと東宝作品全部になっちゃうけどね。

例えて言えば、コックさんが「Aランチは失敗作だ。Bランチはよくできた。」と言ったが
ほとんどの客は「Aランチ、旨い!Bランチは・・まあ・・・まあまあ。(正直不味い)」と感想をいだき、Aランチ
がよく売れて、Bランチはほとんど2度目の注文がない。
そこで自称食通を名乗る奴が「Aランチは不味い!、Bランチ旨い!なにぃぃぃx~~~Bランチが売れておらずに
Aランチが売れてるだとぉ~~。味のわからん客ばかりだっ!なげかわしいっ!」と言ってる
ようなものかなw

354:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 13:38:53 gZSuySja
>>349
金をかけずに映画を作れるところを見せなければいけないしね。
「乱」を作るためには。

しかし、結局、「影武者」の方が出来が良い。
東宝時代をみても、黒澤は、製作の縛りがあった方が、
いい作品を作れるのではないか?

どうしてそうなるのかよくわからんが、
抑えがないと黒澤の暴走は留まるところを知らないんじゃないのか。
活劇がうまいのも、活劇には活劇の作法があって、
あまり荒唐無稽なことはやりにくいからじゃないだろうか。

355:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 14:24:46 /2qpidAN
>観客が盛り上がるのは戦いの場面だろう。
そこを撮らないでどう盛り上がれるんだ?

久蔵が火縄銃奪う場面も
勘兵衛が盗人を刺す場面もないから
盛り上がるんだろう?

>東宝時代をみても、黒澤は、製作の縛りがあった方が、
いい作品を作れるのではないか?

「七人の侍」は?

>しかし、結局、「影武者」の方が出来が良い。

どこを、どう見たらそういう評価になるのやら。

356:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 15:22:46 3k8zixZF
>>349>>354は自作自演だよね?

357:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 19:30:18 /Ff2PHOq
影武者乱スレがなくなってつらいっす

358:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 20:19:39 kMKm66UZ
>>353
影武者はバリーリンドンを意識しすぎて画面が暗い。
乱では普通に明るく撮った。
だから影武者の大きな欠点が歯がゆいのと違う?

359:この子の名無しのお祝いに
08/08/13 21:00:11 NUBupH92
>>357
あるじゃん
スレリンク(rmovie板)

360:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 00:32:45 aaiXIHy4
( ;∀;) イイハナシダナー

361:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 07:34:19 qwZB8qxY
俺の評価だけど、一作ごとにレベルが落ちてきている
(★★★★★>☆☆☆☆☆)

どですかでん ★★★☆☆
デルスウザーラ ★★☆☆☆
影武者 ★☆☆☆☆
乱 ★☆☆☆☆
夢 ☆☆☆☆☆
八月の狂詩曲 ☆☆☆☆☆
まあだだよ 未見

362:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 08:28:10 H7OQrYLg
こないだ天国と地獄を見た初心者ですが
これは歴史的にこういう刑事ドラマを初めて作った功績ゆえに
賞賛されている作品だと理解してよいのでしょうか?

363:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 09:22:56 lALXg7H4
【毎日/変態報道】7月20日の「おわび記事」に虚偽の疑い。11年前の英字紙時代から「ポケモンの意味は勃起した男性器」などの記事掲載★9
スレリンク(newsplus板)

364:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 13:06:33 kOWmlcW8
>>362
前半の権藤邸内の緊密な
キャメラワーク。

あるいは
身代金受け渡し前夜の広間での
人物配置。

いないと思ってた権藤が実は椅子に座ってて
ぬっと立ち上がる場面。

とかこの映画の
映像的密度の濃さと完成度の高さに
何にも感じないなら、あんまり面白くないだろうね。

画を感じ取る能力というのは
ある程度先天的なものだし
ない人にいくら、いっても理解できないだろうけど。

「天国と地獄」は最近テレビドラマ化されてるから
それと比較するとわかるかもね。
テレビのは本当に映像が薄いから。

365:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 14:30:42 xDpExa58
>>362
黒澤の映画は向き不向きがある。
たぶんあなたには向いてないんだと思う。

366:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 15:10:29 dPTqbqCZ
向き不向きなんかないよ。
明快ストレートな娯楽映画じゃん。

367:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 15:33:26 arKa3ktb
少なくとも女性向きではない

368:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 15:40:58 CznGvndV
>>362
当時、東映で盛んに作られていた「警視庁物語」シリーズと比べれば
なぜ評価されれているかが分かるだろう。

369:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 18:26:15 qXh63RKz
前半の権藤邸内が閉鎖的で退屈だ と書いた批評家って誰?
黒澤が何度も怒って逝ってたよね、ワザとやっとるんじゃ!って。

370:この子の名無しのお祝いに
08/08/14 19:02:44 boJGtjZX
>>362
面白くなかったんだね…
早く忘れてしまいなさい、他にいくらでも映画はあるさ。

371:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 08:36:08 lQV6uGIV
362さんは別に面白くないとか批判をしてるわけでは無いからね。

372:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 11:37:00 p2E1mSJG
>>371
面白くなかったから
ああいう書き方をしたのでしょ。

373:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 14:45:32 Xp4ER6Sm
特急こだまにシーンが変わった時に迫力は感じなかった。
これは新幹線に慣れた世代だからだと思う。

374:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 18:42:50 JKvcPKp1
『まあだだよ』の内田百閒はキャスティング段階では笠智衆も候補だったらしい。
あまり合ってないな、撮影時には90歳近い高齢だったし。

375:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 19:45:47 +gmvED2M
笠さんに大ジョッキを一気させるつもりだったのかよw

376:362
08/08/15 21:06:46 pysWwrHH
面白いかつまらないかで割り切れば面白いとは思いますよ。
ただ類似作はたくさんあるのに何故これが賞賛されているのか不思議だったので
こういうことなのかなと思っただけです。
それと個人的には最後に犯人が犯行の動機として
自分の人生が不幸だからと言ってますが
その点の具体的な描写がないので思いの重さがイマイチ伝わってきませんでした。

377:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 21:20:37 fmcVR5ru
スルーで

378:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 21:24:22 pysWwrHH
まあこのスレは賞賛しか受け付けないということは分りました。
黒澤ファンの体質がわかったのは収穫でした。
ではでは。

379:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 21:42:11 nifICn2t
どこのスレも同じだろww

380:この子の名無しのお祝いに
08/08/15 23:12:24 cPfyFsWe
椿三十郎と用心棒を見たが今見ても面白いな!

381:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 00:23:13 xZXFtN7z
>>376
類似作ってなによ?

382:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 03:36:18 fjXPWsdf
渡邊孝好って監督、上手いな。
どうせリメイクするならこの監督がどう描くか見てみたかった。

383:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 13:10:51 0k79e3Ht
黒澤の晩年、何かの受賞だったか、誕生日だったか、とにかく何かの祝いの会。
久しぶりに会った加山雄三がいまだに子供扱いされてたのにも笑ったが、
出席した松村達雄に、テレビ局のリポーターが「また黒澤監督の映画に出たいと思われますか?」
と質問すると、「いやいやいや、とんでもない……」とコメント。
よっぽどシゴかれたのに閉口したんだなあ、と。

384:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 17:49:03 sAk5h83a
>>383
松村達雄は「男はつらいよ」の2代目おいちゃんを2回やった(第9話と第10話)けど
渥美清との絡みがしんどくて自分からギブアップした(第11話からのおいちゃんは下條正巳)。

松村さんはいい役者さんだったけど、すぐ黒澤明の映画だろうが山田洋次の映画だろうが
キツイとすぐにやめちゃう性格だったんだよw

385:この子の名無しのお祝いに
08/08/16 22:34:56 cKoOc4Sq
寅さんは最初から2回だけの
契約だったんだよ。
確か借金返すために引き受けた仕事のはず。

386:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 19:03:34 ra0cgrJU
延長は出来ただろうに。。

387:この子の名無しのお祝いに
08/08/17 21:27:18 lLa552p1
まあ男はつらいよの松村達雄は
うさんくさいヤブ医者とかのほうが似合ってはいるよね

388:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 11:42:33 fnuWBDRc
「姿三四郎」一部35ミリフィルム発見 !!

投稿者:ロバート。ホスキン 投稿日:2008年 8月15日(金)17時19分51秒

オーストラリアで黒澤明監督の第一回監督作品「姿三四郎」の一部フィルムが発見ました。
その35ミリプリントは可燃性フィルムです。前後9分30秒です。フィルムの画面の調子
が良いですのでキズがありません。私はDVD版の「姿三四郎」を見ましたけど、最長版の91分
よりは一部シーン(55・警視庁の一室・1分30秒)は大重いキズがあります。
しかし、発見したフィルム版はキズなし!このことが本当に良かったです !! 
今、私はこのフィルム品が東京国立近代美術館フィルムセンターに上げます。よろしくお願います。
URLリンク(6728.teacup.com)


389:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 18:10:19 xzjM69Yz
>>388
そのニセ外人くんの投稿はガセだろうね。
事情に精通しているし、日本語表現もよく出来ている。
なのに、下手なフリをしているのがね。

390:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 18:29:41 76iumW97
ロバート・ホスキンのニッポンろう映画活動記」
ロバート・ホスキン氏市立障害福祉会館

URLリンク(www.ksky.ne.jp)

静岡ヒューマンカレッジ(一種の社会人大学。街づくりをメインテーマにしている)では、さる12月7日(土)に、「映像シンポジウム'96 映像の可能性と映像俳句」というイベントを、静岡市中央公民館「アイセル21」で開催しました。
 ゲストは映画監督の大木裕之氏とロバート・ホスキン氏。

勝手に映画ネチズン「『映像シンポジウム』への苦言」
URLリンク(www.across.or.jp)

ところで、私はかつて『デフ・ディレクター ~あるろうあ者の記録~』
という長編ドキュメンタリーを作ったことがある。
日本在住のオーストラリア人でろうあ者である映画監督、
ロバート・ホスキン氏の映画製作を追いかけた作品だ。

URLリンク(www12.plala.or.jp)

391:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 18:34:38 76iumW97
失礼な人だね。
ちょっとググればわかりそうなもんだが。

こっちにも可燃性フィルムがどうたらと書き込んでるよ
URLリンク(72.14.235.104)

いや、もっともあなたのかげでこの「ロバート・ホスキン」氏であれば
ガセではないだろうという確信が持てたよ。
ありがとう。


392:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 19:34:05 mNGor1kU
>>391
何が言いたいのかよく分からんぞ

393:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 20:07:25 zjPoCnkJ
>>388
これがほんとなら、ブルーレイ版、「姿三四郎」にはこっちのシーンが
収録されるのかな

394:この子の名無しのお祝いに
08/08/18 22:18:53 Zl6srpX0

BEASTIE BOYSアダム・ヤウクのフェイバリットFilms

URLリンク(www.criterion.com)




395:この子の名無しのお祝いに
08/08/19 02:50:14 PQLQulVV
おしじゃ。
おし監督じゃ。

396:この子の名無しのお祝いに
08/08/19 11:22:17 vFh7JvAx
キズが少ないフィルムを見つけたということであって、
姿三四郎のカットされたフィルムが見つかったということでは
なさそうだね。


397:この子の名無しのお祝いに
08/08/19 23:42:24 W36Hjx0X
D.W.グリフィス『素晴らしい哉人生』→素晴らしき日曜日

ジョルジュ・シムノン→野良犬

アンブローズ・ビアス『月明かりの道』→羅生門

ドストエフスキー『白痴』→白痴

トルストイ『イワン・イリイチの死』→生きる

ゴーリキー『どん底』→どん底

シェイクスピア『マクベス』→蜘蛛巣城

シェイクスピア『ハムレット』→悪い奴ほどよく眠る

ダシール・ハメット『血の収穫』→用心棒

エド・マクベイン『キングの身代金』→天国と地獄

ウラディミール・アルセーニエフ『デルス・ウザーラ』→デルス・ウザーラ

シェイクスピア『リア王』→乱

398:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 00:12:01 H4cA5q/k
>アンブローズ・ビアス『月明かりの道』→羅生門

なぜ芥川を飛ばす

399:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 01:11:46 q5wwvq3g
相手にすな

400:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 01:27:22 himWDWIl
BEASTIE BOYSアダム・ヤウクのフェイバリットFilms

URLリンク(www.criterion.com)

401:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 01:41:19 b/YbcB/s
黒澤映画はズームがほとんど無いので映像にリアリティがある。


402:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 10:51:22 JCi187bP
ホトンド無いということは少しは在るのだな。
事例プリーズ

403:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 13:40:37 FQUeNpgg
「天国と地獄」の走行中の車から捜査会議の壁に貼られている
地図のクローズアップ(その車が走ってた場所)へカットが切り替わり
ズームバックして部屋全体が写る。

「どですかでん」で
架空の電車を走らせる時に
走行感を出すための
ロクちゃん視点の風景のズームイン。

黒澤がズームを使ったのは
生涯で、この2つだけのはず。

404:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 14:15:43 zvWH/cd2
>>401
じゃ、ビスコンティはリアリティがないのか?

405:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 18:18:12 bjnnZhmF
血の収穫が用心棒とどうのこうの言ってるのって
wikipediaで執拗に記述してる奴と同一人物だろw

406:この子の名無しのお祝いに
08/08/20 19:17:25 igf4o/Dc
>>405

ジジェクも集英社新書の『人権と国家』で同じ指摘をしているけれど。

勿論非難しているわけではなく、ハメット→黒澤→レオーネ・・・という

東西に渡る相互の影響関係を良き例として採り上げているのだけれども。


407:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 01:06:33 hgXsx4KA
血の収穫→用心棒は、設定は完全にパクッてるが、重大な違いが幾つかある。
 ・血の収穫の主人公は、自分のプライドが汚されたのを動機として同士討ちをもくろむ。
  用心棒は、無頼の皮を被った正義感が動機という設定。
 ・食い物屋の親父や、棺桶屋は、用心棒のオリジナル。

もちろん、血の収穫から台詞をほとんどそのまま引き抜いた箇所もある。
 「この宿場はこの鍋の中みたいにぐつぐつ煮えてきたぜ」
とかね。

最後に、黒澤の言葉を引用するか。
「ほんとは血の収穫はクレジットを出さないといけないくらい使ってるね」

というわけで、皆さん、血の収穫、マルタの鷹を読みましょう。

408:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 02:04:39 yK4nATkl
そんな当たり前の事を語るのにいちいち目くじらを
立てている>>405のキチガイっぽさがキモすぎる w

409:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 02:27:30 EFMmPkfS
ここまで俺の自演

410:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 03:31:29 iIUvfXDx
ご苦労さま

411:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 06:41:31 q5dK4E1Y
>>409-410 = >>405


412:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 10:50:30 byf//LLF
>>用心棒は、無頼の皮を被った正義感が動機という設定。

正義「漢」というのとは
違うんじゃないの。

一般的な意味での
「正義」なんてのに
この男さほど、興味はなさそうだが。

あくまで自分主義の正義。

「自分のプライドが汚された」の同系統なんだと
思う。

413:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 10:57:45 fltnlfG3
単に暴れたかっただけだろ

414:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 11:24:28 jIYZZ5v8
俺はまだまだつおい!ってのを確認しておきたかったんだな

415:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 15:09:45 tLaNK3t6
面白いことに首を突っ込んでいる感じ。

416:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 15:14:16 g2wmCaMb
関わりたくないが仕方なく首を突っ込まざるを得なくなる、
という設定の物語は結構あるね。
木枯らし紋次郎や、ダイハードも同じ設定だ。

417:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 15:22:11 tLaNK3t6
椿三十郎は見過ごせない感じだけど、
用心棒はかなり積極的にやってるなあ。

418:この子の名無しのお祝いに
08/08/21 19:06:27 EFMmPkfS
全集黒澤明の5巻が最高におもすれー^^

419:この子の名無しのお祝いに
08/08/23 13:02:29 NCDXXRF7
20年ぶりに隠しとりでの三悪人見た。前に見たときは、キワモノだと思ったけど,再見したら面白いのなんのって・・・
年をとると変わるもんじゃわい


420:この子の名無しのお祝いに
08/08/24 05:13:36 25T1oF9I
俺が用心棒だ。

421:この子の名無しのお祝いに
08/08/24 14:58:39 RlDtreQB
わしがそだてた

422:この子の名無しのお祝いに
08/08/25 18:13:59 EKfyGxSl
蜘蛛巣城って面白い?

423:この子の名無しのお祝いに
08/08/25 18:36:38 OpgB1xXh
自分で観て判断しろ、それが確かだ。

424:この子の名無しのお祝いに
08/08/25 19:29:38 yg0p1VYR
まあそう身も蓋もない言い方しないで。
他人の意見も参考にしてみたいんだろう。

蜘蛛巣城は面白おかしいという映画ではないし、
派手な合戦場面もない、という点では、豪快な戦国
ものを期待してしまうとがっかりするかもしれない。
ストーリーより、映像表現や登場人物の心理描写に
眼を見張るものがある。

「マクベス」の翻案ものとしての評価は世界的に高いし、
この映画に影響を受けた外国の映画監督はかなり多い。
そういう映画史的な見地で見てみるのがいいだろうが、
おすすめしたいのはポランスキーの「マクベス」と見比
べてみること。

黒澤が解釈したシェークスピアとポランスキー流の
タッチとを比較してみたら面白いだろう。

425:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 00:11:32 dfu86+cS
「Sight & Sound Top Ten Poll 2002」の批評家と監督の票を合算した順位

(01)「市民ケーン」(ウェルズ-1941) 46-42
(02)「めまい」(ヒッチコック-1958) 41-13
(03)「ゴッドファーザー/ゴッドファーザーPARTII」(コッポラ-1972/74) 23-28
(04)「ゲームの規則」(ルノワール-1939) 30-12
(05)「8 1/2」(フェリーニ-1963) 18-19
(06)「2001年宇宙の旅」(キューブリック-1968) 21-11
(07)「東京物語」(小津-1953) 22-9
(08)「七人の侍」(黒澤-1954) 15-12
(09)「羅生門」(黒澤-1950) 14-12
(10)「戦艦ポチョムキン」(エイゼンシュテイン-1925) 19-6
(10)「雨に唄えば」(ケリー,ドーネン-1952) 17-8
(12)「サンライズ」(ムルナウ-1927) 19-5
(13)「捜索者」(フォード-1956) 15-7
(14)「アラビアのロレンス」(リーン-1962) 5-16
(15)「裁かるるジャンヌ」(ドライヤー-1927) 12-6
(15)「自転車泥棒」(デ・シーカ-1948) 5-13
(15)「甘い生活」(フェリーニ-1959) 8-10
(18)「黒い罠」(ウェルズ-1958) 11-6
(18)「勝手にしやがれ」(ゴダール-1959) 11-6
(18)「情事」(アントニオーニ-1960) 10-7
(21)「突然炎のごとく」(トリュフォー-1961) 10-6
(21)「博士の異常な愛情」(キューブリック-1964) 2-14
(21)「レイジング・ブル」(スコセッシ-1980) 3-13
(24)「アタランタ号」(ヴィゴ-1934) 11-4
(24)「サンセット大通り」(ワイルダー-1950) 4-11
(24)「サイコ」(ヒッチコック-1960) 6-9
(27)「キートン将軍」(キートン-1927) 11-3
(27)「お熱いのがお好き」(ワイルダー-1959) 7-7
(27)「鏡」(タルコフスキー-1975) 5-9
(27)「ファニーとアレクサンデル」(ベルイマン-1982) 6-8


426:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 00:56:51 Cc6dy67P
>>425
諦めて病院に戻りなさい。

427:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 18:35:18 Dz3rA8lx
『影武者』を10年ぶりに観ました。

黒澤は、影武者とか周りの武将たちの心情を一生懸命表現している
ようだけど、観ている私は全く感情移入出来ず、しらけてしまいます。
ひょっとして黒澤はこのように意図的に創ったのでしょうか?


428:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 19:54:00 9xmg1MZb
生きものの記録は評価低いね

429:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 21:28:32 0VPtZcpp
>>427
意図してはいないと思う。
けどそういう暴投ぎみなところは以下にも黒澤らしいと思う。

430:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 21:59:34 B+0DG4Xe
>427
「自分は赤を塗ったのに、評論家は青くないと言ってけなす」
っていうのが、黒澤の言い分じゃなかったっけ?

・バリーリンドンを意識した映像美を目指す。
・主人公に黒澤監督本人が感情移入して脚本を書き、
 人物の彫りをあえてしなかった。(橋本忍説)

 だから、観客にはまるで血の通わない人形のように見える。
 影武者に感情移入しえた人は、楽しめるかもしれないが、それは
 つまるところ黒澤さんの内面にシンクロできたと言うことであり、
 それは、ただの確率の問題で、大部分の人は?となる。
 音楽を聴くように、映像美を楽しむ方法が無難かな。

というわけで、意図したのかと、聞かれれば、意図したのだろうと答えざるを得ない。


431:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 22:42:51 0VPtZcpp
脚本が何かを意図して描かれているのは当たり前で、
>>427の書いたような影武者にすら感情移入出来ない
なんてことは意図してないのでは?

432:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 23:04:33 XG0gpaUk
影武者の主人公は影武者じゃないけどね。

あえていうと「幻の信玄」かな。

その「幻の信玄」を感じとれなかった
人には?なんだろうね。

影武者に観客を感情移入させたければ
冒頭のシーンなんか固定キャメラでクローズアップ
全くなしなんて事はしないだろう。

黒澤は影武者(及びその心情)を描きたくて
この映画を撮ったとは思わないけどね。

433:この子の名無しのお祝いに
08/08/26 23:37:40 kIxcY7x2
自分の妄想通りに黒澤も考えてたはずだという自信はどこから来てるの?
人物横並びのアングル固定ショットは黒澤の十八番なんだがね。
「赤ひげ」の食事場面なんかもそうだし。

434:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 00:23:27 igEHbz0b
そもそも、黒澤さんはクローズアップが大嫌いで、
全映画作品で2箇所くらいしかないんじゃなかったっけ?

435:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 00:40:12 IufjDHAv
フィックスでのヨリとかアップがないから感情移入させようとする
演出意図は考えられないのは確かだな。
クローズアップは432の言い間違えだろーけど。

436:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 00:43:49 BcBzYu0F
戦国版レベッカだよね

437:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 01:08:21 vVvgvnuz
>>432>>435>>436だと分かるのが普通の人。
分からないのは余程の馬鹿。

438:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 01:17:18 y9xRu7Wd
URLリンク(upload.wikimedia.org)

黒澤がチョンって本当だったんだなwwwこの顔ww


439:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 02:33:45 cm+4IAZ+
>>433
あのメシの食い方は「家族ゲーム」と似てるな。

横に並んでメシを食うってのは、不自然だよなあw

440:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 02:51:04 e6evyX9X
>>430も何か変なこと言ってんなぁ

441:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 04:00:21 kA8UsGjy
>>438
おまえ馬鹿だろw

442:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 04:11:14 GUbfCGBl
656 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 19:39:40 ID:FhX80oRS
「ピント」という言葉の意味すらわかっていない。
DVDのメーカーが悪いって・・・。
カメラを手にしたこともないんだろうし、DVDというのがどういうものなのかもわかっていない。
映画を映画館で見たことがないだけでなく、DVDでも見たことがないんだな。
658 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 20:07:26 ID:FhX80oRS
コリャダメダ。
665 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 01:10:25 ID:HdSn41Sm
説明はしない。
論点はずらして屁理屈ばかり。
そして捨て台詞吐いて尻尾巻いて逃げる。

結局彼(ID:FhX80oRS )は何をしたかったんだ?


666 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 01:52:04 ID:Sg3V3A7u
キチガイにつける薬なし


667 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 03:58:21 ID:llcZ1zLy
>>665
昨日の>>651だが、ただ構ってほしかっただけじゃないのかい?
寂しかったのさ。きっと。
折角のチャンスを論破はおろかコリャダメダ。と来たもんだ。
笑いを振り撒くギャグマンだぜ。カッコ悪いぜ。amazonググって血の気引いたんじゃねーのか?あの香具師は。
都合が悪くなる香具師の共通点。
自演と書けば当たると思ってる。
ご期待に添えなくて悪かったな。>>662
ア~腹痛て~。


668 :この子の名無しのお祝いに:2008/05/08(木) 04:38:13 ID:vRlH2KaN
DVDのピントについて、ちょっと助け舟を出しておくと・・・・・・

もし、そのソフトがPDなら、ピンぼけの可能性は大いにある。

一般的に、PDソフトというのは、地方の小屋に転がっている、
上映用のポジから焼くので、つまり、ポジ・テレシネなんだが、
普通のラボを通さずに、素人がポジを撮ることが多いんだよ。

素人は、映写機と撮影機の、ゲート間の距離が2フィートなら、
レンズのピントを、2フィートに合わせて、安心しているわけで、
ポジがくたびれて、踊っていれば、当然、ピンぼけになるんだ。



443:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 13:37:10 bbCd/j1Z
>>434
お前が黒澤映画ろくに見てないのはわかるよ。
黒澤はここぞという時はアップを使ってるよ。

「デルス」から「乱」までは明らかに
以前ならアップで撮ってる箇所を意識的にそうしてない。

デコに指摘されて「アップ撮るの飽きたんだよね」
とかいったらしいがね。

ちなみに「夢」で淀川と大林が
アップが復活したねとか対談してたはず。

きちんと見てる人にはわかるんだね。

とここまで書いて
>>434がズームと勘違いしてる事に気付く。

444:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 13:49:45 HbGAxMD5
放置で。とにかく放置で。
434も反論してはいけない。

445:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 13:57:15 AAMv/uH1
>439
無知晒し乙

446:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 14:02:24 32gs+Qtm
>>430
>・バリーリンドンを意識した映像美を目指す。
>・主人公に黒澤監督本人が感情移入して脚本を書き、
 人物の彫りをあえてしなかった。(橋本忍説)

バリーリンドンの件は、どの本で橋本氏がそう語っているか
教えて貰えませんか。


447:427
08/08/27 14:04:45 MaAIPI+c
レスありがとうございました。
いろんな取り方があるのですね。


448:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 14:09:53 y/Cw5Yt+
>>447
何がレスありがとうだ、殆んど自演だろ


449:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 14:45:56 bbCd/j1Z
>>・バリーリンドンを意識した映像美を目指す。

黒澤が影武者撮る気になったのは
イワン雷帝をパリのシネマテークの館長に
カラーの時代劇を撮る気はないのかと
見せられたのがきっかけ。

だから、その館長にも見せたかったけど
完成したときはなくなってて残念だったと
本人が言ってる。

>>448
自分の意にそまぬ意見は自作自演に見えるのか?

450:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 14:56:49 IufjDHAv
>>449
そのエピは俺も知ってるけど、その話と“バリー・リンドンを意識した映像美”
が繋がらんので…そのくだりをもう少し説明してくれい。

451:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 15:24:43 s/2vd0FO
橋本忍がどう言ったかは知らないが、たしかに影武者制作当時、
黒澤がバリー・リンドンにいたく感激したというコメントはなにかの
雑誌(キネ旬だったか?)で、読んだことはあるな。

そういえばバリー・リンドンは、主人公を突き放して描いた映画。
主人公に感情移入せず、淡々と筋書きを追っていく展開で、
ただ、当時の雰囲気をそのまま再現したかのような映像美。

黒澤はバリー・リンドンのような映画を日本の戦国時代を背景に
描きたかったのだろうね。
だから「七人の侍」のような映画を期待していたファンは失望
したわけだ。

452:446
08/08/27 17:50:04 32gs+Qtm
私は前々から「影武者」はバリーリンドンを意識して作られたと思っていた。
特筆すべきは照明で、バリーはできるだけ自然光を用いて撮影されたと聞く。
なんでもNASA開発のレンズで、ローソクの明かりだけで室内撮影を行ったと。

黒澤さんといえば、室内撮影は特に照明を最大限使用することで有名だったが、
バリーはその逆を行ったわけ。

で、「影武者」もそのせいで暗く撮ったのかなと思っていたんだけど、
黒澤さんといえば望遠パンフォーカスがウリでしょ。

望遠パンフォーカスに照明少なくでは、
昔よりもフィルムの感度が上ったとはいえ
どこかに無理があるのではないかなとは思った。


453:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 17:56:41 kHeYX4jA
僕も監督のように8年ニート生活を送れば偉大な映画監督になれますかね^^

454:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:08:44 6TyyCPCD
その前に二科展入賞しる。

455:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:12:29 myB+L8ie
>黒澤さんといえば、室内撮影は特に照明を最大限使用することで
有名だったが

それは望遠レンズでパンフォーカス撮影しようとすれば
そうせざるをえないわけね。
別に、大量の照明を使うのが目的なわけでないから。

暗いといってるシーンは高天神城の夜戦のシーンかな?
疾走する武田の騎馬武者とかは昼間にフィルターかけてわざと
あそこまで暗くして
撮影してる。

照明が少ないわけじゃないよ。

456:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:17:17 s/2vd0FO
自分もバリー・リンドンに大感動した人間だが、影武者は黒澤の
製作意図を理解していたとしても残念ながら大感動とまでは
いかなかった。

バリー・リンドンが映像美映画として徹底しているのに対し、
影武者は少なからず中途半端な印象を受けた。
映像美にどっぷりつかりたいのに、俳優の稚拙な演技が
それを邪魔する。
素人俳優を使うのなら、下手にセリフなどしゃべらせず、
バリー・リンドンのように、いっそナレーションをかぶせれば
よかったのにとさえ思う。

徹底したくても金銭的余裕がなかったのかもしれないが・・・

457:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:41:35 myB+L8ie
公開時に『キネマ旬報』に掲載された淀川さんの『影武者』評では
「能の静謐さを身に着けた見事なる時代劇。エイゼンシュタインの軍馬の響きも
聞こえてくる」みたいなこと書いてたな(←正確な引用ではない)。

同時期の黒澤との座談会でも「エイゼンシュタインを意識したのか」と尋ねてた。
黒澤の答えは「意識してない」だったと思う。

で、『キネマ旬報』の『影武者』評では、そのエイゼンシュタイン作品として
『アレキサンドル・ネフスキー』を挙げていた(『イワン雷帝』も挙げていたかも)。

そう言われてみると
あの夕日のショットでなく、高天神城攻めの夜戦シーンに
『アレキサンドル・ネフスキー』的な感じがあると言えばある。
あと長篠戦の騎馬突撃のイメージに
やはり『アレキサンドル・ネフスキー』のドイツ騎士団の楔形突撃を思わせるところが
ないでもない。

458:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:47:32 myB+L8ie
一般に現代では、ダブルバインド的状況は蔓延しており、そこでは「笑い」
*が治療としてあるとさえ言える。
だが、そうした状況から逃避せずに、形式化を極限まで問いつめる柄谷のような思想家による著作があるし、
映画ではエイゼンシュテインの『イワン雷帝』のような作品がある。

これは、エイゼンシュテイン自身も分析しているシーンで、主人公の感情が
受動的な悲しみから能動的な怒りへ展開するシーンである。
ジジェクも言及していたようにここにプーチンのプロトタイプを見出すことも
出来るが、むしろ複数のモチーフの重なり合いを見出すべきだろう。

*注
ちなみに、ダブルバインドを笑いとして捉えた映画に、黒澤明の『影武者』がある。
この映画には以下のように3つほど笑いのシーンがあるが、これらは皆自己言及のパラドックスを
笑ったものである。

1、家臣の山縣が赤い顔をして信玄に我を忘れるとは何事かと、
自ら我を忘れて説教をする。

2、隊列を組む兵士が見事な隊列だと感嘆したとたんに、
列を乱すなと他の兵から説教される。

3、侍大将入場のために、砂場の足跡を消していたふたりの使用人が、
自分の足跡を消すのを忘れる。

理解されなかったとはいえ、これらはみな同一性の希求と
その不可能性という映画本来のテーマと呼応するものである

関本洋司サイト:『イワン雷帝』と形式化の極限 - livedoor Blog(ブログ)
URLリンク(blog.livedoor.jp)

459:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 18:56:09 myB+L8ie
「会議は踊る」に
別人の振りをしているロシア皇帝が
自分の正体に気付きそうになった女に
「自分は皇帝の影武者だ」と嘘をついて誤魔化す場面があるね。

これは、側室にバレかかった場面のモトネタであることは
明白でしょう。

460:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 20:05:32 myB+L8ie
「会議は踊る」
男(ロシア皇帝)がコインの肖像にそっくりなことに気づき
「あなたは・・・」
「実は影武者」

「影武者」
男(影武者)が信玄とどことなく違うことに気づき
「あなたは・・・」
「実は影武者」

461:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 21:31:39 cm+4IAZ+
>>445
オメエ、アホだの

462:この子の名無しのお祝いに
08/08/27 21:59:44 gKJg4tux
側室なんかエッチするんだから騙せるわけないだろう

463:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 02:17:49 gsawzINn
女の勘をあなどってるよなw

464:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 02:30:43 GEDdFgX/
女だけにあなどってる・・・いや何でもない

465:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 02:56:45 KkdFIxlP
【審議中】
    /| ̄ ̄ ̄∧,,∧  
   /| ̄ ̄ ̄|..(ω・` )  
 /| ̄ ̄ ̄|....|φ ∪ )        ∧,,∧
 | ̄ ̄ ̄|....|/ `u-u´       (    )
 |___|/ ∧,,∧          ( o ∪
 ||    ||  (´・ω・) ∧,,∧      `u-u´
       ( つロと) (´・ω・)
        `u-u´ (∪  つロ_____
              `u-u/ = =  /|
                | ̄ ̄ ̄ ̄|  |
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466:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 15:15:44 aYLZh9Fl
BS2で今夜9時から
橋本忍氏が「七人の侍」などの脚本の書き方について、
語るらしいねー。

467:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 16:28:49 JiniFS65
「影武者」の脚本の構造については
「能」の影響が顕著であるという分析がある。

橋本忍は能については全く無知なのだろう。
URLリンク(www.ne.jp)




468:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 16:31:17 p/5ztj17
黒澤作品もいいが、自身の監督作品についても
語ってほしいが…
できればファンとの質疑応答方式でw

469:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 16:36:01 JiniFS65
>2、隊列を組む兵士が見事な隊列だと感嘆したとたんに、
列を乱すなと他の兵から説教される。

3、侍大将入場のために、砂場の足跡を消していたふたりの使用人が、
自分の足跡を消すのを忘れる。

「蝦蟇の油」で黒澤は
永田の自慢話を批判した後で、実はこの本で書いてきたことは
結局それと同じことでは?
と自己批判して本を締めくくっている。

黒澤はこのダブルバインド的状況にこだわりを
ずっと持っていたはず。

470:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 20:19:37 5V1wWiOz
9時から10時15分まではだけでいいから雨雲がかかりませんように…。

471:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 20:46:21 c2kwpbt9
ようつべかニコニコにうpしてくれ

472:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 22:48:58 aMTcnnAk
「蝦蟇の油」な。
黒澤の兄は本当は女と心中したんだが、あたかも一人で自殺したかのように書いているもんな。
都合の悪いことは隠している。まるで非のうちどころのない兄の立派な死といった印象を
与える文章にしている。

そのくせ、羅生門の金獅子賞受賞の際の大映の社長の悪口は具体的に書きまくり。
連載とはいえ、あいまいな自己批判で締めくくったのは汚いな。

473:この子の名無しのお祝いに
08/08/28 23:27:55 IJiABkgQ
橋本原案の『切腹』、観たかったー!

474:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 00:00:30 EhKC29JG
>443
そう、ズームアップと勘違いだよ。すまん。
ズームアップだったら、レアなんじゃないのかな?2箇所かどうか知らんけども。

確かに、アップだけだったらいろいろあるわな。

475:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 00:01:35 uL1OdIBe
>473
橋本忍さんは、話し上手だったねぇ。びっくりした。

476:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 01:02:58 Y6CEYHvI
あの軽薄な女子アナなんとかならなかったのか

477:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 01:17:14 jaY/WkBo
というか、90超えてあそこまでしっかり話せるって化物だよ。


478:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 05:35:54 ou0JqrLX
まったくだ
あのクソ女子アナ
話をぶった切ったり非常に不愉快

479:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 05:57:34 Y6CEYHvI
>>477
つ「吉田秀和」

480:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 15:59:50 eCMSsYaV
しょうがないだろ、視聴者はここの住人みたいな黒ヲタばかりじゃないんだから。
予備知識のない視聴者に対して判りにくそうなポイントを再確認してただけ。

481:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 16:44:52 +tG1rqLv
黒澤明と三船敏郎ってどっちの方が収入あったの?

482:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 17:05:34 sELzXMM6
三船に決まってるだろ。

プロ野球でもスター選手より監督の方が
安い。


483:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 17:18:59 +tG1rqLv
ありがとう。
そ~なんだ。
やっぱ監督って儲からない商売なんだね。

484:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 18:51:29 h8tS9h+Y
湯舟敏郎と三船敏郎ってどっちの方が収入あったの?

485:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 19:51:42 G3xPGZu8
それは断然三船さん。

486:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 19:58:00 Ndqftdqu
>>483
宮崎駿監督のレベルですら年収700万円だからねえ…

487:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 19:59:04 SpVMEFE4
橋本忍の語り良かったな
あのまま映画化して欲しいな
「七人の侍を作った男達」ってな感じで

488:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 20:24:01 eCMSsYaV
アレ、時代設定を元禄期とかもう少し後にズラしても成立しないのかね?

489:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 21:53:43 6ceYpUNA
3月の貝になりたいの橋本特集と今回の特集はDVD化するべき

490:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 22:18:59 QEBU19PW
昨日の橋本忍さんの話とだぶるけど これ面白い
URLリンク(v.youku.com)
既出だったらごめん


491:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 22:47:52 F4pCwlTo
youkuのアドレスなど踏む気もせんわ!

492:この子の名無しのお祝いに
08/08/29 22:50:33 vd6Is+bs
>>488
「浪人街」みたいになっちゃうんじゃない?

493:この子の名無しのお祝いに
08/08/30 02:01:06 K8p6ly61
>>488
江戸時代で、暴れ者たちから町、村を守る話にすると、
どうしても関八州と任侠の人の話になってしまう。
ところが黒澤は侠客が嫌い。

494:この子の名無しのお祝いに
08/08/30 02:13:41 spNUp1Kq
用心棒じゃんw

495:この子の名無しのお祝いに
08/08/30 15:25:46 cIUIpoJB
>492-493
違う違う、「侍の一日」の方の話。
「江戸初期には1日2食だったために成立しなかった」んであれば、
江戸中期以降に1日3食になった時期があるとしたら、そこに時代を移して成立させられないかね?って事。

496:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 00:07:26 ERH1z4DB
椿三十朗で仲代は一月くらい刀を鞘から抜いて上段に振りかぶる
稽古ばかりやらされたそうです
でそれが最後のシーン
仲代はそれに対して三船がどういう技を返すか聞かされてなかったようです
数年前、TVのドキュメンタリーでやってました

497:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 00:26:47 cL/PEx7a
>495
短刀で腹を十文字に割く切腹は、江戸前期でしか行われなかった。
それ以降、三方に扇子を置き、その扇子に手をかけてだけで、首を斬りおとす、
などのように切腹自体が様式化した。

映画として、扇子では様にならないので、是非とも江戸前期で
競ってする必要があった、しかし江戸前期の食事に回数が・・

という訳です。



498:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 00:43:00 9cxUYTXT
>>486
それでよく森を守るためとか言って3億円もポンと寄付できたな

499:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 00:51:44 hXPWaS1i
>>498
700万ってことはないんだろう。映画の興行やDVD、ビデオの売り上げの
1%は貰えるだろうし。

500:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 00:59:46 4w0EnBwa
500ですよ

501:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 04:14:47 ZWkP9/I5
小津の葬式で松竹が借金の引きはがしに来たというのは
ほんとうの話かね

502:この子の名無しのお祝いに
08/08/31 10:00:47 BlISIc+p
井上和男が「後で来い」と怒鳴ったらしい。
井上はそれで睨まれて、松竹に居ずらくなった。

503:この子の名無しのお祝いに
08/09/01 21:42:10 YmEjdw4M
辞任会見に勝ったな。

504:この子の名無しのお祝いに
08/09/01 23:42:58 g4Z852J0
事件の実情

右、福田康夫氏は総選挙、民主党への極端なる被害妄想に陥り、定率減税を行うと称し
これを実行せしめんとして国家財政は数億円にのぼる無意味な損失をこうむった。
しかし、事件当人の奇矯なる行動はこれにとどまらず、もはや自民党が生き残るためには
総理辞職しかないと会見し、これを独断で実行。
これを実現するためには、小池百合子氏を総裁選で推挙するもやむなしと宣言するに
至れり。
これが実行されれば、事件当人のみならず自民党政権が根底から覆されることは明白
である。よって補佐人をつけ、福田康夫氏を準禁治産とすることを求めるものである。



505:この子の名無しのお祝いに
08/09/02 19:52:55 g4r6nVtO
虎の尾の撮影中に黒澤と大河内傳次郎が大ゲンカしたらしい


506:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 19:53:11 HPGzAsaX
URLリンク(www.thecinematheque.com)

シェイクスピア映画の最高峰『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』


507:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 20:07:38 FYG5JTKT
でっていう

508:この子の名無しのお祝いに
08/09/03 20:52:24 foGpY/Lb
生きものの記録、八月の狂詩曲と通底しててやっぱ同じ黒澤だなあと思った。

509:この子の名無しのお祝いに
08/09/04 04:22:15 wLGzoYVe
どっちも駄作だもんなw

510:この子の名無しのお祝いに
08/09/04 21:21:19 SAnr8y/0
どっちも素晴らしい傑作だ。

511:黒澤明
08/09/04 23:28:00 pSBTfqst
>>510
お前ごときに僕の作品がわかるわけがないよ。
とっとと失せろ!
二度と僕の映画の事を語るな。

512:この子の名無しのお祝いに
08/09/04 23:32:13 F+REZn2V
「八月の狂詩曲」、本当に傑作だと思う?
>>509に対して意地張ってるんじゃなくて?
駄作だと思うけどなあ。途中で何度も席を立とうと思ったよ。
黒澤の作家性を考える上で重要な作品だとは思ったから思い止まった。
上映が終わって場内が明るくなったら、近くの席に松岡錠司監督がいるのを発見。
「大寶智子(「バタアシ金魚」に出演した)が出てるから身に来たんですか?」と聞いたら、
「いや、それもあるけど、やっぱり黒澤ファンだからさ」

「好きな人の力が衰えていくのを目の当たりにするのは哀しいねえ」とも言っていたが、まったく同感だった。
自分も、悲しかったからこそ、途中で席を立ちたくなった。

513:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 01:06:39 mlgLH4oL
>>511
ボケ老人wwwwwwwwwwwwwwww

514:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 01:29:44 xPijDqxv
俺っちが選ぶ、黒澤映画ベスト5
1「悪い奴ほどよく眠る」
2「用心棒」
3「乱」
4「酔いどれ天使」
5「椿三十郎」

515:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 01:43:00 umVApDpH
俺は、こんな感じかな。順位はつけられない。
用心棒
生きる
蜘蛛巣城
どん底
白痴

ほんと、色んな傾向の映画(シャシン)を撮る人だよなぁ・・・

516:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 03:01:31 igOCmyQ/
>>512
別人だが
あなたの言ってる「駄作」という意味が
よくわからないんで何とも言い様がない。

例えば角川の「天と地と」は俺的には駄作だよ。
「八月の狂詩曲」は何の欠点もない傑作だとは
いわないが駄作という評価は百歩譲ってもありえないなあ。

ちなみにあなたが映画監督の名を出したので
私も出すが五社英雄はこの映画を見てボロボロ泣いてたよ。
時の海部総理も顔真っ赤にして涙目にして
「感動したなんてもんじゃない」とインタビューに答えてた。

実況スレには「蜘蛛巣城」ですら駄作だという奴もいたし。

自分が駄作だと思うから、それを高く評価する人がいると
変に思うのかも知れないが、映画の評価なんて人それぞれだから
駄作と思う人がいても傑作と思う人がいてもいいんじゃない。

ちなみに俺は傑作派。
意見が合わなくてすまないね。

生きものの記録はすごいとは思うが
傑作とまでは思わないし、あんまり好きでもないな。

作品の完成度から言えば
「蜘蛛巣城」の方が上だけど
好き嫌いでいえば、「八月」。

松岡の感想についていうと
衰えたばっかりじゃないと思うよ
とだけ言っておこうか。

517:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 03:11:11 igOCmyQ/
「八月の狂詩曲」の一番すきなのは
信次郎が野ぼらの2回目のくりかえしの
「童は見たり」の部分で頭から泥水の中に突っ込んでこけて
再び立ち上がって走り出す所。

ぞくぞくしてたまらんよ。


518:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 03:43:27 7h2r9fv8
えーっ

519:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 05:21:27 GSbfECBa
「八月の狂詩曲」で吉岡がイトコの女の子と森の中でセックスして、映画のラストでのシーン。

女の子「ね、できちゃったみたい。結婚しよ!」
吉岡「堕ろすんだね。子供なんかどうやって育てるんだ。オレは大学生になったばかりで無収入だ。」
女の子「でも、産ませて、お願い。」
吉岡「うるせぇなぁ~!ぐちぐち言うない。このキチガイ女。オレは生まれつき乱暴な男なんだよ」

このときの吉岡の演技は秀逸。
殴り倒したくなるような悪人ぶりで、吉岡って凄い役者だと思った。

520:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 05:44:17 wAOqtJIq
頭がおかしいんじゃないか

521:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 05:46:17 5HLLpEsu
>>512
傑作、駄作は本人評価でいいだろう。
他人に同意を求めるなよ。

自分の評価でも年月を経て人生経験を積むと
評価が変わることもあるぞ。

522:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 16:02:12 1JEQ4uze
傑作、駄作というのはアレだが、少なくとも俺の場合「八月」は「胸を張って他人に勧められる映画」じゃないな。
「生きる」や「赤ひげ」なんかだったら勧めた相手の反応が悪くても「ああ、この人はそういう人なんだな」で済むし、
自分の中の評価は全く揺るがない、でもそれが「八月」となると「…だよねぇ」と納得してしまうだろう。

523:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 17:35:23 OfDr9OxE
>>512
だから何よ。

俺にとっては「八月の狂詩曲」は勧めた相手の反応が悪くても「ああ、この人はそういう人なんだな」で済むし、
自分の中の評価は全く揺るがない。

これでわかってもらえた?

映画の評価なんて人それぞれだ。
「インデペンデンス・デイ」や「エイリアン2」みたいな愚作ですら
面白いと思う人がいる。

あなたには「八月の狂詩曲」にはピンとこななかった。
俺にはキタ。

それでいいじゃない。

「みんなで歌おう」と野ばらを合唱するシーンなんて
人によっては拒否反応を示すのはわかる。
でも、俺は好きだよ。
あなた「素晴らしき日曜日」の拍手求めるシーンとかも
シラケルタイプでしょ?

524:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 20:22:56 PiM7Iys1
あれはさすがにシラけるのが普通だろ…

525:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 21:05:53 LsWKf9dM
じゃあおまえら自分が80過ぎたら、自分で映画作ってみろ。作る根性あったら好きなだけ批判しろ

526:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 21:58:48 Qlsoz++3
黒澤映画は最初見た時詰まらなくても、あとで突然すごくなる。
例えば個人的にも『影武者』『乱』への評価は公開時とは一変して最高のものになった。
後期作品は美学を優先しているので(例えば三船に感情移入するような見方が出来ない)
よけいその度合いが高いかも知れないと思う。

現時点での一般の黒澤への評価はまだまだ低すぎると個人的には考えている。
その点今日の野上照代の番組は良かった。

527:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 22:03:39 zG/rYABL
こいつは俺だ

528:この子の名無しのお祝いに
08/09/05 22:30:43 OfDr9OxE
1. 「AIRTIGHT GARAGE」映画アニメーションプロジェクト
URLリンク(www.to-promotion.com)

黒澤が大友とメビウスに関係してたのは
本当だったみたい。

529:512
08/09/06 00:09:39 g7qvaLV0
>>523
なんか勘違いしているみたいだけど、>>522は俺じゃないよ。
で、俺は「インディペンデス・デイ」はもっとみんなが問題にすべき映画だと思ったし、
「エイリアン2」はベトナム戦争後遺症映画の傑作だと思っている。
「愚作」と決め付け、それを前提に話を進めるとは、ちょっとおかしくないだろうか。
「素晴らしき日曜日」は俺にとって、いとおしくていとおしくて仕方のない映画。
スクリーンでは二回見ているけど、二回とも、観客に拍手を求める場面ではボロボロと泣いた。

あなたがどんな映画を好きなのか嫌いのかは勝手だけど、
自分と趣味の合わない映画を一言で「愚作」と決め付けたり、
自分と趣味の合わない人の嗜好についてまで根拠もないのに勝手に決め付けて、
ああだこうだと言い募るというのは、どういう神経の持ち主なんだろう。
興奮して止まらなくなったのかも知れないけど、大人気ないよ。

530:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 02:13:13 0lUwJRkb
素晴らしき日曜日は可愛らしい作品ですね。
愛おしいです。
思わずテレビに向かって一人で拍手してしまった。

531:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 02:26:30 bWttuheW
>自分と趣味の合わない映画を一言で「愚作」と決め付けたり

「八月の狂詩曲」、本当に傑作だと思う?
>>509に対して意地張ってるんじゃなくて?
駄作だと思うけどなあ。

と書いてるのはどう?

決め付けてはいないと
返してくるか?

532:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 02:31:27 gDov2zZ6
今日は命日。
BSで七人やるからな。

533:512
08/09/06 02:50:19 g7qvaLV0
>>531
一応は気を使ったからこそ、そういう言葉遣いをしたんだけど、
「気にさわったのならゴメン」としか言いようがないな。

534:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 05:48:35 v3fLngmL
気にさわったのならゴメン
と言えば何でも許されるのですね

535:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 06:14:58 uirYfowK
>>529
> 興奮して止まらなくなったのかも知れないけど、大人気ないよ。

オマエモナー(AA略

536:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 07:38:29 sHsscRz4
記念パピコ

もう10年になるんだねぇ・・・。

537:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 09:03:58 fIN4NVkG
クロちゃんの作品では、
「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」
「椿三十郎」
「天国と地獄」
「赤ひげ」
「乱」
が好き!
「七人の侍」は何故か嫌いなのよ、ゴミンネ(^_^;)

538:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 10:06:50 GSyEFdgC
昨日のBS2野上照代の番組は面白かった

539:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 11:53:55 njt7SNi0
野良犬みたけど
戦争行ってバンバン人殺してた奴が
3~4年たっただけなんだし人殺すくらい
どうってことないよねたぶん

540:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 13:01:25 uirYfowK
逆にトラウマになっていた人もいるみたい。

541:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 13:07:27 h2O9FhrF


BBCが世紀末に選定したという「21世紀に残したい映画100本」
のフルリストを知っていたら教えてください、お願いします。


542:エイチデー
08/09/06 16:46:45 GRVhS3mM
ところで、BSでやっている黒澤映画ってハイビジョンで放送しているのかしら

543:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 16:50:51 Kp7lMAJi
「生きものの記録」は反核映画としての説得力が全くないと思うがどうか

544:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 17:39:13 DLbpDYmt
>>512
でもラストも嵐の中の傘のシーン、野ばらを歌っていて
なんか音楽の使い方が黒澤さんらしくなかった?

あのシーンだけでも席を立たなくて良かったという人はきっといるよ。

黒澤さんは緻密は映像を作る人だけど、子供相手に「影武者」のような
厳しい雰囲気は作れなかったんじゃないかな。
それでサラサラ撮ったということはあるだろうね。

>>523
エイリアン2は好きだよ。
ただしエイリアンが襲って来た時に、急に銃弾が使えない設定にしたのは
せっかく迎え撃つ準備が整っていたのに肩透かしを喰らったようで
すごく不満があるけどね。



545:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 17:44:10 DLbpDYmt
>>537
若い頃は「七人の侍」があまり好きではなかったけど、
50近くになるとまた違ってくるかも。

546:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 18:04:06 o4B0f5fF
桃太郎とかドラクエ5が好きな人は七人の侍も好きに違いないと語るクロパンさんに3000点

547:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 19:01:09 g6nrAkoM
>>546
ともかくお前は入ってくるな

548:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 23:21:29 rjPQL5FD
黒澤さんは巨大フェチ

蜘蛛巣城の巨大な城門
羅生門の巨大な門
天国と地獄の巨大な地図
用心棒の巨人と巨大な酒樽

俺も巨大フェチなのでそんな黒澤映画が大好き

549:この子の名無しのお祝いに
08/09/06 23:57:46 g7qvaLV0
>>543
黒澤作品においては、「テーマ」そのものがマクガフィンなんだよ。
「生きものの記録」や「八月の狂詩曲」を反核映画だと言うのは、
ヒッチコックの「汚名」を反核映画だと言うのと同じくらい馬鹿らしいことだ。

>>548
黒澤映画における「門」というのは、伊丹や蓮実が指摘したパタパタと同じくらい重要な要素だと思う。
「門」の形をしていない場合でも、入口や出口というもの全般が重要な役割を担っていることが多い。
この辺り、フロイド先生に分析してもらいたいところだが、無理な話なので、
福島章あたりが採り上げてくれないかなと以前から思っていた。

550:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 01:09:08 hQmcGHjs
>>548
黒澤にゴジラ撮ってほしかったよな

551:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 01:12:55 xSz1Ri0S
>543
というより、黒澤の映画で「反核」を扱った部分には全て説得力がない。

552:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 01:43:20 Tqu+aDhF
「夢」の中の‘赤富士’を見ても思うけど、黒澤は実は核爆弾大好き!なんじゃないかと思うよ。
「酔いどれ天使」を見ても、実はヤクザ大好き!なんじゃなかったかと思うし、
「天国と地獄」や「悪い奴ほどよく眠る」を見ると犯罪者大好き!だったんじゃないかとも思う。

黒澤に「復讐するは我にあり」を撮ってもらいたかったな。

553:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 04:52:54 W6snkPbc
黒澤は憲兵に逮捕されたことのある犯罪者(証拠を便所で食べて証拠隠滅した)だし
共産活動においても上層の人から「キミ(黒澤)はコミュニストじゃないね」と指摘された
似非コミュニスト。
昭和12年(日中戦争開始)に黒澤は27歳なのに父親のコネで戦地に行った経験もない。
この小汚さはヤクザと似ている。

本人が犯罪者なんだから、犯罪者大好きだし、小汚いからヤクザ大好きだし、似非コミュニスト
だから反核運動もしょせん似非反核運動。

554:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 06:00:16 +7F3244E
>>553
おはよう朝鮮人
おまえの国って映画作ってんだっけ?
あ、ぺー様とかぴ様とかの「とんでも」映画じゃないやつな


555:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 06:13:45 DQkNnlwf
『七人の侍』は自主管理を描いているという点で、ユーゴやキューバのコミュニズムと通じる(これらは国家共産主義とは相容れない)。
この難しい主題を描ききった映画としては、他に思いつくのは『ナウシカ』くらいか、、、

あとサッカー選手やサッカーの監督は『七人の侍』を見た方がいい。
個性の活かし方、チームワーク、すべてがこの映画にある。
日本代表がアウェーで合宿中にこの映画をみんなで見たら盛り上がるだろう。
(「走れなくなったら死ぬときだ」はサッカーに通じる名言。)


556:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 06:48:56 bjve0IGH
みんな死んでましたが。

557:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 06:50:11 W6snkPbc
>>554
オレは朝鮮人じゃないですよ。
でもセーハミングじゃなくてコンワコクの映画はなかなかいいですよ。
「軍官の妻たち」は傑作で、プッチャンで観た時はおもしろかったですよ。

ホン・グァンスンはとても偉い演出家ですよ。
あなたも2ちゃんねるの同胞ですね。ジョットはボッコリしてますか?

オレは日本人なので靖国神社に参拝してきます。


558:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 09:45:45 GarLRnY0
>>554を通報しといた w


559:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 12:00:20 ZHDYKaaD
ゆとりばかりでウザイな。

560:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 12:28:26 v1g+hgbn
香取:この間ですね、スマステーションで黒澤明監督のスペシャルを
やったんですよ。黒澤監督に「ビート君、日本の映画をよろしく」って言われたんですか、本当に?

北野:手紙が来たの。あんまり人には見せないの。
他の悪口も書いてあるし、「お前にしか言えない」って書いてあった。
見せると、問題起こるんでね。
ガタガタぬかしたら、「これ見ろ。お前なんか相手にしてない」
って言ってやろうかと思って(笑)。

香取:そのくらいいろいろなことが書いてあるんですか?
北野:書いてあったよ。

SmaSTATION-5
URLリンク(www.tv-asahi.co.jp)

561:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 13:43:41 R5NiTgU/
>>560
この香取って、ほんと、低能ばかだな

「番組で黒澤特集を行った」らしいのに
黒澤作品を一本見てないこと何度も自慢して、ほんとこいつ馬鹿?

番組の前に1本くらいみるのが司会者だろ。
あるいは、番組やってから1本くらい観ろよ

西遊記で、最低レベルの演技を平気でできる
木偶の坊大根役者だからしかないけどな。

ほんとすマップといい、低質な人間ばかりが人気でるのが日本なんだな




562:↑
08/09/07 15:42:49 9AmsR2H5
バラエティには脚本があって、その通りに司会進行してる事も
知らず、映画もTVも画面からの事を真に受けたり絶大な影響を
受けちゃう真性キチガイ w

563:↑
08/09/07 15:55:40 thslHspY
スレとは無関係な煽りを書き込むキチガイ

564:↑
08/09/07 16:12:46 9AmsR2H5
>>561

565:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 16:32:55 R5NiTgU/
俳優しかも映画の主演するなら、日本映画の金字塔の黒澤映画を1本くらいみとけよ
この恥知らずのチンカス野郎=香取慎吾、
ってことだよ。チンカスクンw


566:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 16:57:37 lACWjjEu
だからジャニは薄っぺらいって言われちゃうんだよな。

567:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 17:18:23 fjXkBy5D
以上、必死の>>561の自演でした

568:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 18:07:44 /g+Ub2ZX
黒澤さんの映画を勉強した人達が、
一人も黒澤さんを越えられないのだから
黒澤作品を観ないで俳優なり監督なりを目指すというのも、

一つのポリシーかも知れんな。

569:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 18:40:37 FjZqD2/b
学者のウンベルト・エーコが「薔薇の名前」を発表した時、
「ミステリーマニアじゃ無いからこういう傑作が書ける」と誉められたらしい。

古典にこだわってたら 新しいモノが作れないという側面もあるのだから、古典至上主義も万能では無い。

570:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 19:30:13 nso26mmh
香取はその後「七人の侍」だけは見たらしい。

>>562

見てないというのは本当だろ。
嘘付く必要ないし。

571:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 19:39:24 lACWjjEu
>>568
スピルバーグなりルーカスなりコッポラなりでてきてるじゃないか。
全員国外なのがもの悲しいが

572:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 19:49:06 lACWjjEu
宮崎駿の影響をうけたジョンラセターも大活躍している外国人だな。
国内で影響をうけた奴が育てばいいんだが。


573:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 20:18:35 2p3P0mjV
異文化だから影響を与えるんだろう。国内で後身が育たないのは普通のことじゃないか。
たとえ出てきても二番煎じにしかならないし。

574:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 20:33:11 FjZqD2/b
>>573
そういえば、アメリカでヒチコック、フランスでメビウスの後進といえば猿真似野郎ばかりだな。

575:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 20:52:53 uIE8+72c
バスターキートンの影響を受けたジャッキーチェンとか。

576:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 22:51:48 YrMOZCJE
影響受けてんのか?
あれは小林信彦が類似性を指摘してただけだろ

577:この子の名無しのお祝いに
08/09/07 22:54:31 uIE8+72c
本人が散々影響を公言してる。

578:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 00:52:17 L8mesOD6
いやーフォードの駅馬車みたら、
なんつー脚本演出ともに神業としか思えない素晴らしい映画を1939年に
撮ってるんだ、こりゃ戦争負けるわwと思ったのと同時に、
よく言われるように、黒澤さんは影響受けまくりで、びっくりした。

例えば、インディアンの集団が始めて現れるところの呼吸、
隠し砦で六郎太が「姫、早川!」
と言った後、敵の騎馬隊がどーっと現れるところにそっくりだった。
馬の撮り方なんかもモロだろう。

いや、批判しているんじゃないよ。
文化ってのは、系統発生的に発展していくんだから、
優れたものを受け継いで、さらに発展させていく好例を
目の当たりにし田という感じ。

579:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 01:16:26 xJygqyyp
国内は先達を批判して悦に入っている人が多いもんなあ
いつからだろう
全共闘世代とかあのへんからかな

580:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 01:20:16 pY5BdC0M
>>578
「影武者」だと「会議は踊る」とか
「イワン雷帝」とかね。



581:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 03:15:06 3UD0b1H9
>>580
影武者はむしろ「ネフスキー」では
「乱」が「イワン」で

582:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 09:37:25 zTGhg5og
>>576
キートン→ジャッキーは一目瞭然だろ

583:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 18:11:30 lMRgk7Xj
ギネスブックで キートンが「サイレント時代のジャッキー・チェン」と紹介されていて涙目。

因果関係が逆だろ!?

584:この子の名無しのお祝いに
08/09/08 20:00:21 VRaNmrBP
ジャッキーのほうが有名なんだからしょうがない。

585:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 10:45:11 o4X7PvZf
全盛期の作品は今となっては真似されすぎて
すでに古いというかありふれたものになってしまっているので
映画マニアにしか価値がない。

そういう意味から現代の目で見て一般的に
芸術性が高いといえるのは「夢」だと思う。

586:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 13:59:54 H0J2bEtt
誰にも真似したいと思われない程度の出来だったんですね、わかります。

587:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 14:21:50 f1BU2AiB
>>586は誰にも相手にされないから独り言が多いんですね、わかります。

588:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 18:30:25 U03JvCi0
>>585
こういう事言う奴って大抵オリジナル見て無いんだよな。
9月6日の放送で初めて七人の侍見た俺でさえ、「こりゃ普遍的面白さだわ」…って思ったが?

589:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 20:19:19 gvaJFLfz
【映画】黒澤明監督の不朽の名作「羅生門」をデジタル復元化…米映画芸術アカデミーとの共同事業
スレリンク(mnewsplus板)

590:この子の名無しのお祝いに
08/09/09 22:57:12 7AWOta/h
確かに夢には芸術性を感じるが、幻の湖にも似たような芸術性があるような。

591:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 02:19:12 zj/rqMHc
画家志望だったせいかカラーになると芸術性に重きを置き始めたから
白黒時代を重視する人もいれば「どですかでん」以降を評価する人もいる
全盛期といえば通常前者を指すが、後者も別の意味で全盛期ではあるんだよな

592:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 06:25:46 crTaqyGC
たけしの新作も絵が出てくるね

593:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 06:35:48 eGy0cCHH
>>591
>画家志望だったせいかカラーになると芸術性に重きを置き始めたから
どういう意味?
芸術性って具体的にはなんのこと?

594:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 06:37:34 16MAgc5Y
黒澤さんは何かのインタビューで言ってるよ

「俺は、ありとあらゆる素晴らしい映画を観て、演出や撮影方法、編集テクニック、勉強した」
って。
「人はおれのことを天才というけど、おれは記憶力はいいのはいえる」



595:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 06:42:44 16MAgc5Y
あと
「編集室で編集している時、
フィルムの長さをきちんと測定して、
観客に効果的な映像のカットの長さを決めることができるそうだ」


596:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 06:45:30 Pb85cMHz
芸術性という言葉はあまりに曖昧だから、「美しさ」で表現させてもらうが黒澤映画で
最も美しい映画は羅生門だと思う。
志村喬が森を歩き回るシーン、馬に乗った京マチコに風がそよいで裾がはだけるシーン
これらは息をのむほど美しい。
カラーになってからの黒澤映画の中で、羅生門を上回る美しいシーンは知らないな。

597:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 08:16:28 0LKCZcKS
アートシアター新宿文化の葛井欣士郎さんの対談書で、
改めてATGの話が活字になっていたので書いときます。

ATGで黒澤さんが映画を撮ることになっていた。
山本周五郎「その木戸を通って」
思い描いているシーンの細かい状況まで説明。
一千万でやれる。
セットが一杯、登場人物は四人くらい。
四騎の会が製作、東宝はノータッチ。
ところが自殺未遂。お見舞いに行った。
松江+プロデューサが来て、星新一の「死体運搬人」へ変更。
これも流れて、同じ四騎の会の市川崑の「股旅」へ。

598:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 11:36:07 t0qH2nWi
「股旅」は、四騎の会とはまったく関係ないのに、どうしてそうなったんだろうね。
いや、俺もあの本は図書館でざっと読んだけど、そこは読み落としていた。

あれは、残念な本だね。
インタビュアーがそっけなさ過ぎて、脇道に逸れることがまったくない。
結果、映画史、演劇史の「資料」止まりになってしまっている。
裏話が満載で貴重な内容だけど、裏話ネタを知る為の資料にしかならない。
そのくせ、作品のタイトルや人物名などについて、注釈が一切ない。
あれでは、それなりの予備知識がない人が読んだらチンプンカンプンだろう。

実際のインタビューは、あんなにそっけなかったはずはない。
もっとディティール豊かなものだったんだろうけど、膨大になり過ぎて、相当に削り落としたんだろう。
ATG史、アートシアター史を駆け足で振り返りました、というだけの本になってしまった。
ATGの井関社長やブレーン委員会との確執などは、もっと頁をとれば、
生臭い話もたくさん出てきて読み応えのあるものになっていただろうに。
あの二倍以上の分量は必要だった。せめて、映画編と演劇編に分けておけば良かった。

599:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 15:35:07 16MAgc5Y
羅生門はダイヤモンドの原石みたいな作品。
芸術作品として最高峰で崇高な作品。
7人の侍はダイヤモンドみたいな作品。
映画として、最高峰の作品。

俺にとっては黒澤明作品は、全世界映画ベスト30で、ベスト30を占める

ベスト31番目は、風とともに去りぬ、チャップリンの作品と続く。

日本映画の次点は、砂の器。



600:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 17:23:04 NMjgfBFk
>>596
白黒でいうなら
「生きる」の志村がひしゃくで水を飲む顔の表情を
捉えたショット。
あれを上回る場面はないし。

カラーでいえば
夕陽の中を撤退する武田軍の場面の方が
美しいなあ。

>>597
黒澤が星新一なんて読んでたとは以外。

>>599
「砂の器」も「風とともに」も通俗的名作の過大評価だと思うが。

601:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 19:02:26 Tn/uO09b
という主観でしたとさ

602:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 19:26:54 7IAtzd99
>>600
>>599には一行たりともレスしてはいけない。
これまでだって黒澤映画が最高峰だなんて言ってるのは全てこの馬鹿の書いたものだった。
黒澤映画は全て傑作だと言い張るキチガイ。世界唯一の黒澤信者。
黒澤映画を一本も見たことがないのに。

603:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 19:42:44 16MAgc5Y
>>600
まあ、ベスト31以下はとりあえず思いだしたものです。
本来は、黒澤作品のすぐ下にくるような映画はないと考えていまして

ベスト31~60くらいは「なし」ということでもかまわないのですが。
それでも、小さい頃みた、風とともに去りぬ、とかアラビアのロレンス、街の灯  
くらいは印象に残っていて、もう一度みたいと思う。

砂の器は、日本の自然がきれいだったなあ、という思いでで。
黒澤作品のすぐ下にくるのは、ないよなあです。



604:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 19:45:47 16MAgc5Y
>>602
何それ?、自分の意見を書いたらだめなの?
あんたこそ、黒澤作品を1本もみたことないだろ


605:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 19:57:55 USx6JKOX
>>602はいつもの基地外だからスルーを

606:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 20:28:06 rRYsyWEa
>それでも、小さい頃みた、風とともに去りぬ、とかアラビアのロレンス、街の灯  
くらいは印象に残っていて、もう一度みたいと思う。

勝手にみればいいだろ

607:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 20:40:16 IFoPUsni
>>603-606
なんで一人で喋ってんの?

608:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 22:35:40 FzT2wsNU
黒澤映画について批判を書くと、口汚くののしる変な人が
いるが、そういうファナティックな精神は、「死にかけている魂」
だと思う。
とてもドグマティックで、内容空疎な奴なんだろうな。

609:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 22:56:50 W79mroEU
>>608
いや、だから、お前だけが黒澤信者なんだって
お前だけが黒澤信者だからノケ者にされてるんだよ

610:この子の名無しのお祝いに
08/09/10 23:00:27 5ohFDkrH
日本語の読解能力ゼロの頭のおかしな>>609が沸いてきたw


611:597
08/09/10 23:58:55 ktGcZ06B
>>598
まああまり高望みをしても仕方ないので、
あれはあれでいいと思っているけど、
> 一千万でやれる。
と思ったのは葛井さんであるかのように書かれている。
(インタビューなので、葛井さんがそう話している)

当時のATGの映画は、監督側が500万円、
ATGが500万円の製作費を出す1000万円映画だってのは常識なので、
1000万円の製作費で映画を作る、そういう前提で話が進むのは当然だろう。

ここで、黒澤さんを知るものとしては、
黒澤さんが1000万円の製作費に「明確に」合意したのか、
ATG側(というか実質的製作者の葛井さん)としては予算超過に釘を指したのか、
その辺を知りたいところだが、書いてない。

> 星新一の「死体運搬人」へ変更

変更についてどういう議論があったのかも書いてない。
「セットが一杯」は「セットがいっぱい」となっているw (なわけない)

それから「その木戸を通って」は、
またしても市川崑がNHKでハイビジョンドラマとして撮った。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

612:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 00:25:20 GL5gSdJ9
山田洋次が藤沢周平原作でリアルな時代劇撮ってるのは黒澤に対する
物言いを含んでいるのだろうか。晩年は親しくしていたみたいだけど

非公式には「夢」での笠智衆の長台詞なんかは批判していた

613:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 01:22:06 TnGBCT1k
あれは確かに「作者が言いたい事」をそのまま言わせてしまった感が強すぎたのは否めない。

614:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 10:49:03 WlngA+Ko
「演劇とは何かをしるには、シェイクスピアの作品を観ろ」

「映画とは何かを知るには、黒澤明の作品を観ろ」

とかって、誰かいっている人がいるらしいけど

おおげさじゃなく、黒澤作品の質は、それくらいのレベルの映画だと思うよ。
単なる上質なできのいい映画ってだけじゃくて、
映画制作の卓越した技法が素人にでもなんとなく感じられてゾクゾクして楽しめるんだよ。
物語自体や時代劇とかは、人によって好みもあるだろうけどね。


615:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 11:24:58 LSbx65xB
ううーーーーーん。
映画について何か理屈をコネたい人は確かに必見かもね。


616:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 14:12:48 WlngA+Ko
イギリス王立映画アカデミーの授業で、
「7人の侍」の映画を皆でみながら議論する授業風景

の番組を以前観て、
教授と学生がこの映画の効果的な映画技法を称賛していて
ほんと、勉強になった
撮影から音楽の使い方から演出から、解説。

あのビデオどこにいったのかなあ



617:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 14:23:25 3xgp93eP
一時youtubeにあった。
黒澤の演出は極端だから分かりやすい。

618:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 16:30:39 jPskqlog
黒澤が映画の総てではない。

619:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 17:21:04 /2JMDdJS
「羅生門」、「生きる」、「蜘蛛巣城」、「椿三十郎」、「わが青春に悔なし」、
「白痴」、「素晴らしき日曜日」、「醜聞」、「一番美しく」
このあたりの作品はとても巨匠とは思えない出来だったな。

620:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 18:19:23 gQ3v2IJG
「椿三十郎」は面白かったが、最後の別れで涙する若侍には少し違和感を感じた。
「まあだだよ」で見られる「主人公=実は監督」、その兆候があったような感じ。

621:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 18:28:35 snVpgEeH
>>618
どこの世界に黒澤が映画の全てだなんて言う奴がいるんだよ。
スピルバーグだってルーカスだって言わない。

>>620
鋭い!

622:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 19:47:17 3xgp93eP
>>620
そもそも、室戸も切り捨てて、去っていくよね。
埋葬すらせずに。説教食らわせてw
ああいうところがいかにも、黒澤っぽいね。
肩をいからせて去っていく後ろ姿への思い入れなんかも。
過度の讚美と(自己)陶酔がある。

とはいっても「椿三十郎」は一番好きな黒澤作品なんだけど。

623:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 20:16:12 kEFHy7YK
>>622
お前なんで、みんなから嫌われてるの知ってるのに話の中に入ってくんの?
うざいんだよ。

624:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 21:30:28 x+dV1QHt
>>619
TV画面じゃ、そう見えるわな

625:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 21:40:52 GC+zXjlo
>>616
おい、その動画アップしろ

626:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 22:02:56 /2JMDdJS
>>624
テレビの画面で観るのも映画館のスクリーンで観るのも内容は同じ。
映画館で観れば印象が違うなんて本気で言う馬鹿が実際にいるんだよな。
DVDで観た方が映像もクリアでよっぽどイイよ。
駄作が傑作になるわけじゃないのに。

627:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 22:25:57 jw8S6GAX
>>622
そうそう。
三十郎が若侍と一緒に
墓地まで埋葬しに行く場面は必要。

当然、室戸殺害の罪で
捕まり、お白州で捌きを受ける場面もいる。

これぐらいやらないとリアリティがないよな。

黒澤はこういう所を手を抜くのが
だめだよな。

628:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 22:39:14 /AVY6xUA
ご、ごめん。スルーしなくちゃならない分かってるけど
あまりの馬鹿さに大爆笑してしまった!
自演バカ凄いよ! 笑える!

629:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 22:54:34 jw8S6GAX
七人の侍では
お墓が効果的に使われてたのに
椿ではできなかったのは、宮崎駿が指摘したように
黒澤の劣化の始まりだろう。

天国と地獄で死刑にこだわったのは
椿での反省が生きてる感じがする。

やはり人殺しはよくないからな。

630:この子の名無しのお祝いに
08/09/11 23:15:08 /AVY6xUA
もう笑えない。

631:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 01:19:34 UEriP8UJ
三十郎は物事を解決したら即座にその場から「あばよ」と言って立ち去らなければいけない、
そういう人物なんだからあのラストは必然、あれ以外にはあり得ないよ。

632:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 01:31:00 N/+mwAbA
棺桶屋の親父がいなかったんだよ

633:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 05:33:17 ySzdfozR
>>627
若侍は三十郎が立ち去った後
刀を抜いて室戸の体を踏んづけて
いかにも自分が切ったかのように
「ウヒャー」と言うんだよ。
そうするとカマやクワを持った百姓達が
集まってくる。

このシーンが必要だな。

634:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 07:54:48 BjGM+Zei
↑こいつは…オレだっ! オレもこの通りだったんだ。

635:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 11:16:51 YkAqFZGY
>>626
とってもかわいそうな人ですね
映画の楽しさを味わったことがないなんて

636:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 13:00:54 Qm8eISXF
>>635
とってもかわいそうな人ですね
DVDの楽しさを味わったことがないなんて

637:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 14:39:25 C5zfHDlP
>>636
とってもかわいそうな人ですね
落ち武者だなんて

638:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 14:56:17 jAPa8h3g
バカばっかしww

639:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 15:05:02 Zx3kwDGi
このスレにはお武家様がいるのかい?

640:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 15:07:51 UEriP8UJ
>637
きさまなぜおれのひみつをしっている!

641:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 18:18:50 vU+rUAOT
黒澤初心者の若造なんですけど、七人の侍や用心棒と違って、椿三十郎の
海外リメイク(もしくはパクリ)がなかったのはなぜだろう?
用心棒よりさらにストーリーが分かりやすくて、ハリウッド向きって気がするんだけど。

それとも、隠し砦→SW のような、換骨奪胎的な作品ならあるんでしょうか?

642:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 18:38:28 FPW+/XgB
椿三十郎のお家騒動をどうやってアメリカに置き換えるんだよ
中世ヨーロッパならなんとかなるかな

643:この子の名無しのお祝いに
08/09/12 19:03:57 vU+rUAOT
>>642
そう、西部じゃ無理があるとは分かってたけど、貴族だの騎士だのでやりそうなのになって。
もしくはSWみたく、宇宙を舞台にした活劇SFでもいいと思いますし。

644:この子の名無しのお祝いに
08/09/13 01:34:18 4VfYRw5Y
いや、中世ヨーロッパでも未来の宇宙でも無理だよ。
江戸時代の「藩」という自治体システムは世界政治史の中で他に例がない。
外国でのリメイクどころか、外国人が「椿三十郎」を見ても、そもそも理解できないんじゃないか。
忠臣蔵も「樅の木は残った」も理解できないでしょう。
幕末に長州に肩入れしたイギリス政府も、倒幕運動というのを本当に理解していたんだろうか?
「貴族たちとその臣下たちが結託して王様を退陣させようとしている」
と勘違いしていたんじゃないかとも思うが・・・。

645:この子の名無しのお祝いに
08/09/13 02:36:50 MdzZgIsM
ヨーロッパの方が、地方自治は進んでます。


646:この子の名無しのお祝いに
08/09/13 02:47:34 4VfYRw5Y
いや、あのー、そういう問題じゃないんですけど・・・。

647:この子の名無しのお祝いに
08/09/13 03:30:39 ULp3HGtu
でも要するに、家老と大目付が組織内のナンバー2と3で、それぞれの一派が
抗争してるとさえ表現できれば・・・
まあオリジナルの味わいがなくなっちゃうけどね・・・。
なんか藩社会とか、侍の忠義とかの要素を取っ払って、プロットだけ使うと、
若頭派vs舎弟頭派とか、組織内抗争やってるヤクザ映画みたくなりそうだな。

648:この子の名無しのお祝いに
08/09/13 03:48:40 OOjTb1T/
>でも要するに、家老と大目付が組織内のナンバー2と3で、それぞれの一派が
抗争してるとさえ表現できれば・・・

わかってないね。
城代家老は、江戸に藩主がいる時は実質的なナンバーワン。
それに城代の方は、大目付なんか相手にしてないし。
もう一度「椿三十郎」を見て勉強してくることだな。

>外国人が「椿三十郎」を見ても、そもそも理解できないんじゃないか。


別に幕藩体制の知識なんて不要な映画だけど。


汚職を摘発しようとした若者が
間違って、その当事者に相談に行き
命を狙われる。
そして最高責任者に、その責めを負わせるための
クーデターを決行。

これぐらいの事情は外人が見てもわかるよ。

649:644
08/09/13 04:26:34 4VfYRw5Y
>>648
いやあ、だって、「地方自治体の幹部の汚職事件」に何人もの「上流階級の若者たち」が命を賭けるんだよ。
しかも、その若者たちは、その自治体の役人というわけでもない。
位は貴族のようなもの、肩書きは「軍人」、しかし、軍人とはいってもその自治体の正規軍のメンパーではない。
軍人としての仕事を普段からしているわけでもない。
上流階級だというだけで、立場は実は一般市民に過ぎない。
これが、欧米の人たちに理解できるかね?
更に言うと、地方自治体の軍隊(国軍の下部組織ではない)というのも欧米人にはわからないでしょう。
中世ヨーロッパの貴族たちも、プライべートな軍隊を持っていたが、
その幹部が平時から、貴族の領地において、政治の面でも、実権を握っていたなんてことはなかった。
しかも、三十郎のキャラクターも理解不能じゃないかな。
上流階級の若者たちは彼を同じ階級の年長者として遇しているが、どう見てもホームレス。
「用心棒」の場合は、みんなまとめてアウトローだということで済まして、
西部劇に翻案することが可能だけれども。

あなたが言っている「城代家老は、江戸に藩主がいる時は実質的なナンバーワン。
それに城代の方は、大目付なんか相手にしてないし。」という点も、
まさに欧米人には理解できそうにないことだと思う。

650:644
08/09/13 04:33:38 4VfYRw5Y
書き忘れ。
あれだけの事件が起きていながら中央政府がまったく関わらないというのも、欧米では有り得ないでしょう。
ああいう場合に中央政府(幕府)が何か口出しすると「内政干渉」になる。
「副将軍」こと水戸黄門さまの場合も、私人として口出ししているだけで、実は彼の言葉に強制力はない。
地方自治体でのトラブルに政府が関わると内政干渉になる、というのは、欧米人には理解できないと思うけど。


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