08/07/11 01:42:56 LFSXe/lz
黒澤明についてまったりと語りましょう。
前スレ
黒澤明監督 総合その11
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黒澤明 東宝DVD オフィシャルホームページ
URLリンク(www.kurosawatoho-dvd.com)
黒澤明文化振興財団
URLリンク(www.kurosawa-foundation.com)
黒澤明・絵コンテの世界
URLリンク(www.kurosawa-drawings.com)
黒澤明 - Wikipedia
URLリンク(ja.wikipedia.org)
没後10年 黒澤明特集
URLリンク(www.nhk.or.jp)
2:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:44:26 dCrf3xXI
2木てるみ
3:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:45:15 LFSXe/lz
静 か な る 決 闘
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羅生門のスレッドが見当たらないわけだが
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【黒澤明】生きる/2【志村喬】
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【山?】七人の侍 8人目【一汗掻いてくる】
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黒澤明 どん底
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【黒澤】蜘蛛巣城【マクベス】
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【人の命は】隠し砦の三悪人 2人目【火と燃やせ】
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悪い奴ほどよく眠る
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用心棒&椿三十郎を語るスレ その4
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サスペンス大傑作 黒澤明「天国と地獄」3
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赤ひげ
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白痴/どですかでん
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影武者、乱
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黒澤の傑作★「八月の狂詩曲」について語ろう
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『まあだだよ』~後期・晩年黒澤全般スレ
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4:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:46:23 LFSXe/lz
【七人の侍】橋本忍の脚本は、傑作の森!【幻の湖】
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三船敏郎
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【黒澤映画】 記憶にのこる名セリフ ★★★
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【31本目】黒澤明に撮ってもらいたかった映画
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アンチ●黒澤映画&三船敏郎のどこが良いのか?
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【黒澤明】隠し砦で七人の侍が用心棒【白黒】
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黒澤明と噂になった女優って誰?
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黒澤明vsスタンリー・キューブリック
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5:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:46:53 LFSXe/lz
AKIRA KUROSAWAは日本で最も偉大な映画監督
・日本初ドキュメンタリー・タッチの刑事物を撮る。「野良犬」(それまではチャンバラ映画の現代版ばかりだった)
・墨汁で雨を映し迫力をつける。「羅生門」(それまでは雨に迫力がなかった)
・複数のレフ板とカメラが初めて森に入る。「羅生門」(それまでは暗くて入れなかった)
・太陽に初めてレンズを向ける。「羅生門」(それまではフィルムが焼けるのでタブーだった)
・世界で初めてマルチカメラを本格的に使用。「七人の侍」雨の戦闘(どこから撮られているか分からない俳優は迫真の演技をした)
・望遠レンズを使った俳優のアップ。「用心棒」「影武者」(遠近感なく人間の視線に近く見える)
・集団同士が戦う時代劇を初めて撮る。「七人の侍」(それまでは1対1 1対複数の戦いが基本だった)
・全編パンフォーカス。(画面全体にピントが合っているため観客は好きなところを見れる)
・被写体が動かないかぎりカメラも動かさない。(映画の流れに躍動感が生まれた)
・時代劇に「能」と「西部劇」の要素を取り入れる。「七人の侍」「蜘蛛巣城」「用心棒」(歌舞伎的だった時代劇に革命を起こした)
・イギリス人も認める世界最高のシェイクスピア映像作家。「蜘蛛巣城」マクベス「悪い奴ほどよく眠る」ハムレット「乱」リア王
・ロシア人も認める日本最高のロシア文学映像作家。「白痴」「どん底」「デルス・ウザーラ」
・弓道の有段者数人が至近距離から一斉に本物の矢を三船敏郎に射る。「蜘蛛巣城」(危険な場面を緻密な計算と的確な演出で成功させた)
・助監督時代に仕事から帰ると今度は自分の脚本を徹夜で書きまくる。(同室にいた谷口千吉を驚愕させた)
・斬殺音を入れる。「用心棒」(以降、時代劇やビデオゲームで斬殺音を入れるのは当たり前になった)
・アクションシーンをスローモーションで表現。「姿三四郎」「七人の侍」(以降、アクション映画の基本となった)
・映像と音楽の対位法。「悪い奴ほどよく眠る」「酔いどれ天使」(悲しい場面に楽しい音楽での緊張感をもたらした)
・嵐のシーンを撮る時に本物の台風が来るまで何日も待つ。「姿三四郎」「乱」(天災を映画に利用する貪欲さと執念)
・「あの家が邪魔だな・・・」の一言で撮影の邪魔になる民家を取り壊させる。「天国と地獄」(完全主義者の凄まじいまでの拘り)
当時の革新的手法とその効果への驚きが、世界にクロサワの名を届かせた。
6:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:47:24 LFSXe/lz
黒澤明を尊敬する監督たち
スティーブン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス フランシス・F・コッポラ マーティン・スコセッシ
ジョン・ミリアス ポール・バーホーベン イングマール・ベルイマン グラウベル・ローシャ
ジョン・ウー チャン・イーモウ アレックス・コックス サム・ペキンパー 宮崎駿
アンドレイ・タルコフスキー ホウ・シャオシェン 北野武 ウィリアム・フリードキン フェデリコ・フェリーニ
アッバス・キアロスタミ ヴェルナー・ヘルツォーク ジョン・フォード ジョン・ヒューストン シドニー・ルメット
ウディ・アレン ジャッキー・チェン スタンリー・キューブリック ジャン・ルノワール
黒澤明が海外映画祭で受賞した賞
「羅生門」ベネチア国際映画祭グランプリ
「七人の侍」ベネチア国際映画祭銀獅子賞
「生きる」ベルリン映画祭銀熊賞
「隠し砦の三悪人」ベルリン映画祭銀熊賞
「影武者」カンヌ国際映画祭グランプリ
アカデミー名誉賞(外国語映画賞) 「羅生門」
アカデミー賞外国語映画賞 「デルス・ウザーラ」
アカデミー名誉賞 長年の功績に対して
アカデミー賞監督賞(ノミネート) 「乱」
7:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 01:47:57 LFSXe/lz
黒澤明へのオマージュ作品
「キング・アーサー」(戦術・燃える民家・泥まみれの戦闘→「七人の侍」)
「ウォーターボーイズ」(素手で魚を捕まようとする・黒板の地図・火事→「七人の侍」)
「13ウォーリアーズ」(戦術・土砂降り戦闘・剣を墓に突き刺す→「七人の侍」)
「マッドマックス2」(一匹狼・対立するグループ・用心棒稼業・犬・顔の傷メイク・瀕死⇒復活→「用心棒」)
「スターウォーズシリーズ」「ワイルド・アット・ハート」「キル・ビルVol.1」(片腕切断→「用心棒」)
「ザ・エージェント」(喫茶店のシーンのバックに一瞬ハッピー・バースデイが流れる→「生きる」)
「ET」(ひとりでに動くブランコ→「生きる」予告編)
「マトリックス リローデッド」(モーフィアスの殺陣→「椿三十郎」三十郎の殺陣)
「千年女優」(糸車を回す妖婆・火矢・壁のシミ→「蜘蛛巣城」)
「AKIRA」(タイトル→黒澤「明」)
「スターウォーズ」( ストーリー設定・キャラクター設定・ワイプ→「隠し砦の三悪人」)
「清朝皇帝」「風とライオン」(疾走する馬上の殺陣→「隠し砦の三悪人」)
「ダーティハリー」「リーサル・ウェポン」「セブン」(新人刑事&ベテラン刑事→「野良犬」)
「ゴッドファーザー」 (冒頭の結婚式シーン・シークエンス→「悪い奴ほどよく眠る」)
「ゴッドファーザーPARTⅢ」(眼鏡のモダン刺して血しぶき→「椿三十郎」)
「暴行」「戦火の勇気」「JSA」「英雄」「閉ざされた森」(食い違う証言内容→「羅生門」)
「フレンチコネクション」(カーチェイス→「天国と地獄」特急こだま)
「身代金」(主人公は成り上がりの金持ち・FBIが変装して家を訪れる→「天国と地獄」)
「踊る大捜査線」 (色の付いた煙突の煙→「天国と地獄」)
「シンドラーのリスト」(パートカラー→「天国と地獄」)
「プライベートライアン」(戦闘・残酷描写→「乱」三の城攻防)
「スターウォーズEP1」(ドロイドvsグンガン族→「乱」次郎軍vs三郎軍)
「英雄」(様式美・衣装デザイン→「乱」ワダエミ)
「スターウォーズEP3」(ヨーダの頭撫で→「七人の侍」勘兵衛の癖)
・オマージュ(番外編)
めちゃイケのコーナー「七人のしりとり侍」→「七人の侍」(矢部が勘兵衛、岡村が菊千代)
めちゃイケのコント「野良猫」→「野良犬」(刑事が遊佐のアパートを訪ねるとこのパロディ)
さんま・一機のイッチョカミでやんすのコント→「乱」(黒澤監督が「乱」を演出している時のパロディ)
ダウンタウンのごっつええ感じのコント「誘拐」→「天国と地獄」(竹内が何でカーテン閉めているんだのパロディ)
YMOの「ライディーン」→「七人の侍」(「七人の侍」をイメージして作曲)
工藤かずやの劇画「信長」→「影武者」(映画のカットを引用しまくって問題になり連載打ち切りに)
赤塚不二夫漫画のキャラ「べし」愛猫の名「菊千代」→「七人の侍」(べしは長老の台詞「やるべし」から取る)
アニメ「ガンバの冒険」→「七人の侍」(七人のネズミ(侍)とイタチのノロイ(野武士))
吉展ちゃん誘拐殺人事件・名古屋女子大生誘拐殺人事件・グリコ森永事件→「天国と地獄」(何れも犯人が映画を見て犯行を思い付く)
8:この子の名無しのお祝い
08/07/11 02:44:45 tFQz3A0M
スピルバーグ
「黒澤は、映像のシェイクスピア」
9:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 08:09:36 +BTJJQt6
,.--'" ``¬ー--、
/ _,.- ''_二ゝヽ
j _,-'_´-''_ニ -一ーヽ、_
r''´ /_,r',.-''" _,. 一'ヾ'"ヽ
! /// _,-'" ヾミミ、ノ
/;; ,-' /// ,.r';ミシ''" _,,,!..._
|V / l// _,-ミシ" __..... -、ニ7 ''" 'l, 'l,
ヽ |_V___,.='_,,,,===イ ''"'" d ヽー ' V < >>10-1000 このデコ助!
ヽr'i-ヽ`: : : |  ̄ ノ ヾー"l _
',ヾ:: , i `ー‐'ヘ-ヽ..-ヽ. | __,..--一''" ̄`''ノ
--、_ハヽ__ヽ / __ _. | __,..ィ" - '_,, -'" ̄
ヽ、 Y `\ l '"  ̄ノ / _.... -‐''" `-、
\ ヽ `'、 ヽ,,  ̄ ̄ ノ`ヽ,,,,_,.. -''"/ _ ヽ.
-- = \,.....--ヽ、 __ ,.ヽ_ _,. /_,;-'"/ | `ヽ ,)
シ_ _ ヽ___ \____r-、  ̄_,vノ'"/ :| l `ー、_ノ ̄
/ `ヽ--'' /l  ̄ ̄ ,. -' _ | ヽ、 ,r'''''ー一'''''''ー--’
〈_ - / // / l| / | _,.-'" = ヽ _,..-"
10:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 08:10:32 z1ncx3Vt
別に黒澤嫌いじゃないけど、何かみんな必死だなw
11:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 11:18:08 y713cZLe
>>10
やってるのは一人だけだから安心しろw
12:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 17:02:35 5Hzw+bql
>>6
黒澤明を尊敬はしていない監督達
ジャン・リュック・ゴダール
井筒和幸
13:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 18:03:36 9drTFR8Y
↑
コイツっていつも馬鹿の一つ覚えだけどひょっとして可哀相な人なの?
14:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 19:04:00 5Hzw+bql
尊敬する監督は書いて、尊敬しない監督を書いてはいけないというのか。
それがダメなら、情報操作する北朝鮮の将軍様マンセーと変わりがないではないか。
15:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 19:13:17 7CVCOhNs
13は「それがダメ」とは言ってないぞ? 被害妄想?
16:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 19:45:07 /r00duvV
静かなる決闘
良かった~
思わずウルッと来てしまったよ。黒澤さんが興奮のあまり震えたというのも納得!
17:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 22:23:10 9CbHXfvd
>>1-16
スレ立てしなくていいから映画板から消えて
18:この子の名無しのお祝いに
08/07/11 22:44:17 uCzoE6ru
自作自演のレス乞食に何言ってもムダなのでスルーしてください
日に何回もID変えて文章の感じも変えて自演する基地ですから
19:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 03:14:04 op+ol+om
>>12をテンプレに加えるか否かで、黒澤ファンの狭量さが判る
20:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 07:17:01 cQOitgLc
日に何度もIDを変え、しかも文章の感じも変える自作自演の
レス乞食で、長文の自己満足オヤジ、またの名を15年荒らし。
映画板の有名基地外。
ウソだと思ったらアート系のスレを観察するといいよ。
数パターンの文体があって分かりやすくてボロが出てるから。
あと、こいつの癖つかんだら、じゃけんに扱っていから。
こいつのせいで、映画板過疎って参考になる人出ていったしね。
昔の人とメールでやり取りしているけど、
批判したらしつこく付きまとうらしいんだよ。
21:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 14:12:47 PFNhL1f3
ゴダールは別に黒澤を貶している訳じゃないだろ、溝口ほど好きじゃないってだけで。
22:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 14:22:49 Q0DnWoHz
北村龍平ほど好きじゃないってだけで。
23:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 14:53:50 vWf+tfsk
なんか新スレの最初のほうのレスが、俺を貶すってのが恒例になってきたなw
半日立っても新スレ立てねえおまえらが何言っても説得力ねえよタニシ野郎wwwwwww
24:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 15:31:22 K/qJZZqU
ゴダールの評価に何か意味があるのか?
ソ連共産主義はダメだが中国共産主義は素晴らしいとか
いってた馬鹿に誉められて溝口は喜ぶだろうか?
25:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 15:37:18 Zoj8iNRM
毛沢東と溝口が大好きだったゴダール(笑)
26:この子の名無しのお祝い
08/07/12 17:07:48 f0TyOCTI
黒澤ファンです
黒澤映画で活躍した俳優は全て、無条件で応援しちゃってます・・
27:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 17:59:48 O6vPZCGf
>>23
黒澤スレ立てるのはいつもおまえで>>1>も>20も
おまえだろ
28:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 21:46:29 JI3GGFZ+
7人の侍のパチンコのCMを見た
悲しいけどチョットうれしい気持ちもある
29:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 21:58:01 Ak5uqe2Q
>>24
映画人・舞台人は昔みんな左翼だったんだよ。
左翼思想ということで評価をするとおおよその監督は評価できなくなる。
30:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 22:20:47 By2CUcvA
お前ほんと何言ってるのか意味わからんよ
31:この子の名無しのお祝い
08/07/12 22:22:29 f0TyOCTI
戦後は、戦争に反対していた左翼がかっこいい時代になったのは
よくわかる。
戦争中に戦争を推進した権力者によって表現の自由を抹殺された芸術家らは、
だから皆左翼になった
現在のアメリカでもハリウッド関係者、芸術家は、左翼系が多い
32:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 22:40:25 uO6W+wz+
映画人とかに左翼系が多かったのは戦前からでしょ。サイレント時代の傾向映画とか。
戦前の左翼運動と戦後の左翼とを単純に“左翼”という言葉でひとくくりで語るのは
危険でしょうな。社会的背景が今とはだいぶ違うし。
33:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 22:52:34 LprRIlt4
馬鹿にレスするなって。レスもらえたと喜ぶだけだ。
意味分からないと書いても、>>29の他は意味分かってもらえたんだと喜ぶから逆効果だ。
34:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 23:06:43 Ak5uqe2Q
戦前から左翼が多かったよ。新劇とか。
だって役者や表現の世界ってのはいつの時代も体制や一般常識とのせめぎ合いだもの。
まあ文学家や芸術家も含めた自由業は全般にその傾向にある。
もっとも今の時代はすべてが価値相対主義になっちゃって
反抗すべき対象が無くなっちゃってるから左翼はあまりいないね。
35:この子の名無しのお祝いに
08/07/12 23:41:20 oi6qNHuh
>>33は黒澤を語るよりも、憎しみと嫉妬を語りたいだけの
ようだからメンヘラ板にでも逝けば?
36:この子の名無しのお祝い
08/07/13 00:23:11 maMAiEHn
黒澤流の少し照れながら見せるヒューマニズムの感性は、俺としては最高に大好き
どこかホロっとくる。
たとえば、用心棒で、ヤクザから奪い返した女性と夫を宿場から逃がす場面とか
黒澤映画の物語はどれもこれも、
エンターテイメント+アクション+芸術性+ヒューマニズム少々
単に面白いだけじゃないから大好き
37:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 00:46:57 dcW1DoKg
>>36
あのテレは、三船がかなり付け加えたもんで
黒澤はあんまテレてないような希ガス
38:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 01:23:02 lm+8VYvU
どん底や隠し砦の時代設定って何時代なの?
他の時代劇はだいたいわかるけど
39:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 09:36:31 C4C+JxAl
今さっき放送するのを発見した
N響アワー -父・黒澤明が愛した音楽~黒澤和子-
7月13日(日) 21:00~22:00 NHK教育・東京
URLリンク(tv.yahoo.co.jp)
40:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 14:52:26 QUwUHxg9
相変わらずカスしかいないスレだなあ
41:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 15:00:45 UghUDREj
お前も含めてなww
42:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 15:28:47 Fes3h3F8
>>38
どン底 江戸時代
隠し砦 16世紀
43:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 18:56:01 HnPvF3/z
>>4
黒澤明って過大評価されてるよね・・・・・・2
スレリンク(cinema板)l50
才能0のくせに過大評価されたチンカス黒澤明その2
スレリンク(cinema板)l50
44:この子の名無しのお祝いに
08/07/13 20:42:11 MXjW0YgM
>>4
>>43
糞尿スレばっか
45:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 01:46:04 ULzHrEFd
黒澤明は結構面白いね。
七人の侍と生きるを見た。
どっちもなかなかよかった。
次に何を見るか迷うところ。
46:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 16:39:02 nLJVjqNQ
最近、七人の侍、八月の狂奏曲、羅生門、蜘蛛の巣城、
赤ひげ、天国と地獄、影武者、椿三十郎、乱を見たところ。
個人的にはぜひ赤ひげを見て欲しい。
自分はなにを見ようかな。用心棒かな
47:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 17:14:18 NNQC2G7P
>>46
土曜日BS2の3時間大作「白痴」を観なさい
48:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 17:21:26 A4Lhruek
具備とか核武装というと、すぐに右翼という声が出る。
しかし、その声を出しているやつらはみな特アのひもつきどもだ。
在日をマスメディアと教育界と政界から排除するべき。
49:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 17:22:05 A4Lhruek
あ、、、、ごめん。誤爆。ごめん。
50:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 17:34:58 96kGs3Iv
うちの親父はこの前初めて見たそうな『野良犬』に感心してたね。
うだるような暑さを肌で感じられるような映画なんじゃないかな。
51:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 18:13:33 qagPx5QF
一年で一番暑い時期到来の今、俺んちみたいな扇風機しかない部屋で観ると、
より体感できるね、この映画w
52:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 18:50:54 NNQC2G7P
暑さの演出が黒監督はうまいね。
「よいどれ天使」なんか、暑苦しい事。(真冬に撮ってるのに…)
53:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 18:57:13 Tu0GpK9i
この映画を見るときは、団扇か扇子でがまんしなさい。
54:この子の名無しのお祝いに
08/07/14 19:23:56 qagPx5QF
承知!
55:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 14:16:09 7yyvoIxg
真夏シーンは真冬に撮るほうがいい。
暑さの表現絵にするため、皆工夫するから。と黒澤。
56:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 17:34:36 Ebb+ySwO
「悪魔のいけにえ」は 連日40度以上の酷暑の中で冷房無しで撮影されたそうだが、画面上では寒くすら感じる。
…なかなか面白い現象だ。
57:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 18:06:26 tSyRNx+V
パチスロ「七人の侍」
このCMみたときは、おーい久男、オヤジが泣いてるぞと思った。そのあと、子供の教育を嫁に丸投げした
黒澤明にも責任あるなと思った。
58:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 18:17:37 Gskihdej
いい歳した息子のする事をいちいち他人に親の教育の責任どうのと言われるのでは
明も気の毒だろ。
お前のオヤジも言われてるかもよww
59:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 19:25:13 d634m+5i
女形のほうが女を色っぽく演じられるのと同じ理由だな
ないことを自覚するがゆえに、非常に敏感になる。
60:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 19:42:59 DMDJ2JrK
美人女優でも素顔は大工や船乗りの親方みたいな人が多いらしいしねw
61:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 20:36:17 n54z+Dl4
俺は七人の侍や天国と地獄といったメジャーどころはもちろん好きだけど
個人的には「生きものの記録」(←字合ってるかな?)と「悪い奴ほどよく眠る」が好きだな
ただどっちも初めて観た時は凄い暗い気持ちになった
62:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 20:47:19 e5Sg9yQw
>>60
おっと、原節子の悪口はそこまでだ
63:この子の名無しのお祝いに
08/07/15 22:53:50 V2lnApIW
>>57
借金残して死んだ親父が悪い。
64:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 00:08:38 1EEd53Lg
>>63
逆に考えるんだ
借金して放映権をばら撒かざるを得なくなったために、それまで黒澤を気にも留めなかった若者が
黒澤のモノクロフイルムに接するようになって新たなファンを拡大している、と。
何を隠そう、俺もその一人。
椿三十郎と隠しとりでのリメイク騒動があって、きになっておおもとの「七人の侍」と「生きる」のDVDを買った。
いやあ、はまるはまる。いい映画は、やっぱりいい映画だと思った。
これもふりかえれば、黒沢借金が原因。借金様様。
65:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 00:25:15 66TPRVbO
元義理の娘 林寛子も実家パチンコ屋だたような・・・
66:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 01:30:12 Zf03gwXA
久雄は今となっては「馬鹿者達」となりはてたのさ・・・・orz
67:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 01:58:28 yfJj32Pf
パチンコのCMみて
まぁチョットうれしかった
68:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 02:06:14 2guIWB9D
織田三十郎よりはマシに思えたかな
69:この子の名無しのお祝い
08/07/16 02:20:47 GnETDbma
あまりにも偉大すぎる父親のもとに生まれた(才能のない)男の子が
年取った時の悲壮にも
少しは同情するべきだよ
若いときはわけわからんまま、黒澤の長男でよかったけど、
年取ったらもう悲惨。親父くらいの才能があれば別だけど。
70:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 10:48:42 IS1Tb9um
つうか、黒パンはオヤジが生きてるときにこさえた黒澤プロの借金を
なんとかしようとして、いろいろ権利を切り売りしたりとかしてるんじゃね。
71:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 11:40:25 3Uju3OhN
まあ相続人が好きにしてくれればいいんだけど、
パチンコだけはまずいんじゃないかな。
72:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 13:18:45 9Oirk6Vn
>>69
某宮崎の息子とか
73:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 16:08:24 Kd+q2u7o
久我美子ってそんなに好きな女優じゃなかったけど、
酔いどれ天使の中の結核の学生役は健気で可愛い。
2シーンぐらいしか出てこないけど文字通りこのヤクザな世界の中で
一服の清涼剤。
74:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 19:14:10 Xu7hTc/5
>>69
日本は映画監督が金儲けできるような仕組みじゃないんですけどねw
かなりヒットした「赤ひげ」ですら黒澤は借金返却のために
自宅売却してるんですけど。
75:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 21:09:00 /oWA1XCu
アメリカ進出が上手くいってりゃ問題なかったかもね、潰したのは自業自得だが。
76:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 21:21:08 2guIWB9D
黒澤が最晩年でコンスタントに映画を作れたのは久雄の尽力も大きかったと思うけどなあ
借金もハンパじゃないだろう
リメイクぐらい大目に見てもいいんじゃないの
パチンコにオリジナルの「七人の侍」映像を使うのを許可したらさすがに大馬鹿だと思うけどさ
でも黒澤プロが潰れておかしなところに権利が移ったらもっと骨の髄までしゃぶられるぞ
77:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 21:25:36 bsYqz3Gu
>>75
映画監督が 中間管理職でしかないアメリカで、黒監督がうまく立ち回れたなんて、 仮定すら成り立ちません。
78:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 21:40:15 3Uju3OhN
ジョン・フォードですら、「怒りの葡萄」にクランクアップしてから、
勝手にラストシーン撮影されて付け加えられてるからな。> ハリウッド
その代わり、金銭的なリターンが半端じゃないが。
79:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 21:55:33 ConLsStJ
>アメリカ進出が上手くいってりゃ問題なかったかもね、潰したのは自業自得だが。
契約関係の話をきちんと黒澤に説明してなかった
某氏の責任は?
「暴走機関車」の時も(実現しなかったのは別の理由でも)
製作条件なんか黒澤が喜ぶような条件デッチあげて伝えてたらしいし。
80:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 22:04:12 xwBBvOGR
フリッツ・ラングくらいか? 他の国で実績上げてからアメリカに渡って(一応の)成功を見た監督は
ルノワールもヴェンダースも、ラングのようには振る舞えなかった
それでも晩年はドイツに戻ることを選んだわけだが
81:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 22:14:11 /oWA1XCu
>>77
そりゃあのシステムと黒澤は水と油だけど、黒澤本人はやる気満々だった訳で。
ハリウッドシステムに対する情報不足と見通しが甘すぎたのは黒澤の不明でしょう。
>>79
青山は当然悪いよ、でも選んだのは黒澤だったからね。
それに『暴走機関車』をクランクイン直前でアメリカ側の事情を無視して延期を通告したり
『トラ!トラ!トラ!!』の撮影スタジオを東映京都にしたり素人を主要キャストに大挙起用したのは黒澤でしょう?
82:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 22:22:59 /oWA1XCu
>>80
ムルナウ、ルビッチ、ヒッチコック、ポランスキーがいるよ。
83:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 22:48:54 oW105pod
アメリカ進出の成功基準がイマイチ分からんからアレだけど、比較的近年だと
ヴァーホーベンとかも成功部類じゃねかな。
ロボコップ撮る時は英語喋れなかったと言っていたな。
84:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 22:49:44 rRflrGcl
淀川さんが渡米したときにスタジオでフリッツ・ラングを見かけて
『メトロポリス』とかの話をしたら、覚えてくれてたのかと喜んでくれたらしいね。
あなたのような偉大な監督がこんな扱いはおかしいと熱弁を振るったとか。
85:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:01:09 xwBBvOGR
>>82
なるほど
それとジールクも
>>83
バーホーベンも嫌気がさして帰国した口になるのかな
86:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:05:22 oW105pod
あとジョン・ウーも成功部類だな。
青山の最大の悪事はフォックスとの契約解除理由に黒澤の神経衰弱説を
でっちあげた事だな。
個人的には理由のいかんを問わず黒澤はハリウッド進出は上手くいかなかった
だろうと思うけど(残念だけど)せめてフォックス側のプロデューサーがザナックのまま
だったらもう少しは結果が違ったのかなと思う。
87:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:11:42 oW105pod
>>85
ヴァーホーベンまだ頑張ってるよ、ハリウッドで。
スターシップ・トゥルーパーズ3の製作総指揮してる。
88:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:14:31 3Uju3OhN
>>86
フォードが監督した映画は俺が「作った」んだと豪語したザナックが?
黒沢もそういう展望を持っていたみたいだが、お花畑過ぎるだろ。
ザナックはプロデューサシステムの権化だよ。
ザナックに比べたら東宝なんて甘い。
89:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:24:22 oW105pod
>>88
お花畑でもキャベツ畑でも構わないんが。
同じ失敗するならせめて黒澤が思い描いた通りにやるだけやって
失敗した方を見たかったって意味だよ。
ザナック相手で成功するか失敗するかとかの話はまた別問題。
個人的にはザナックと衝突して失敗したなら黒澤ファンの俺としては「しょうがない」
と思えるからね。
90:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:39:55 3Uju3OhN
>>89
> 同じ失敗するならせめて黒澤が思い描いた通りにやるだけやって
> 失敗した方を見たかったって意味だよ。
そんなことありえないのが、ハリウッドのプロデューサシステム。
森岩雄のもとで映画作っていたはずなのに、
そんなことは全く眼中にないのが、東宝時代の黒澤のいいところでもあり、
またハリウッド進出では悪いところになったな。
91:この子の名無しのお祝いに
08/07/16 23:47:18 oW105pod
>>90
思い描いた事って言い方がアバウトすぎたようだ。
思い描いた=アナタも書いている「黒澤の展望」って事。
別に撮影現場で100%思い通りにやって。って意味ではない。
黒澤のやり方がハリウッドのそれとまったく相容れない事は分かっているので。
92:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 00:52:28 2MeD9geD
野良犬の淡路恵子が阪神の新井に激似な件
93:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 01:50:03 XhJf+hiw
「乱」を「トラトラトラ」降板騒動と重ね合わせてみると
面白い。
黒澤はそのつもりで作ってるはず。
94:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 06:48:37 LuVYJ0bv
>>78
映画における作家主義とは、どこまでが撮影監督・編集者などのスタッフの仕事なのか、
プロデューサーの意向なのか、個々の作品毎に結局はよく分からない中で「それでも
そこには演出家である監督の意図が必ず反映されているはずだ」という観客・批評家の思い込み
によってパラダイムが作られていくに過ぎない。
日本だと俊藤浩滋などは完全なプロデューサーシステムだが、それでも山下耕作や加藤泰
のように突出した個性が隠せない監督はやはりいたし、いくら現場で口出ししても
俊藤本人が直接にメガホンを執ることはなかった。
世界的に見てクロサワのような監督全権主義の方が実は特異と看做すべきではないだろうか。
後年は製作資金も集まりにくくなったのは、世界的な知名度とは裏腹に途中から商業
監督としては使い辛い人になってしまったからだろう。ここでクロサワ信者は当時は周囲
の無理解を嘆くわけですが、残念なことに商業監督としてはその程度の評価という現実もあったと思う。
>>93
『影武者』でも『トラ!トラ!トラ!』で出来なかったことをやろうとしたのか、
素人俳優の起用に固執しましたよね。今回は前作と違い年寄りではなく若い人が中心ですが。
たださすがにメインは職業俳優や無名でも演技経験のある俳優で固めていた。晩年まで脇
にそんなに有名ではない俳優やコメディアンを置いたりしていたけど、プロの俳優の段
取りではない何かが欲しいからとはいえ、素人や経験の浅い俳優を使うのは円滑な
現場の進行という点では本当に厄介だったと思う。
データを見ると、主な映画出演は晩年の黒澤作品数本が中心という人もポツポツいて少しビックリする。
ああいう俳優さんたちは黒澤さんの書生というか、油井昌由樹のように黒澤さんが
現場以外でも個人的に親しくしていた人たちなんだろうな。
95:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 07:44:34 TFpqd2qW
>>87
あんなの、名前だけに決まってるじやないの。
96:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 08:43:54 x9E1rovT
>>94
> 世界的に見てクロサワのような監督全権主義の方が
> 実は特異と看做すべきではないだろうか。
日本だと昔の松竹がそうだったね。
あまり記録がないけど、戦前の日活京都とか、
古い映画屋はみんなそうだったみたい。
映画会社から監督にお金が支払われて、
全てのスタッフ、キャストに監督からお金が払われる。
東宝はそのアンチテーゼとして、プロデューサシステムで
合理的に経営する映画会社として出発したはずだけど、
その東宝に入った黒澤が、製作管理を無視した現場を好むのは、
戦争中にヤマカジの元で、軍人の影響力によって、
かなり自由に製作できた「馬」などを取り仕切ったその経験からじゃないだろうか。
やりたい放題だったはずなので。
97:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 11:47:01 ozfp1oCh
>素人俳優の起用に固執しましたよね。
元海軍出身者(あるいは外交官とか)ということにこだわりがあったのであって
別に素人というところにこだわりがあったわけじゃないだろ?
黒澤が欲しかったのはその職業に携わっていた人特有の体臭みたいなもの
(役者の演技では出しえない雰囲気)であって、素人であることに特に意味を求めてたのではないだろう。
「影武者」の場合、すでに侍なんてのはいないわけだから
侍やってる人から募集なんてのは無理だからねw
>後年は製作資金も集まりにくくなったのは
別に映画製作やりにくくなったのは黒澤だけのことじゃないからね。
むしろ5年に一本のペースで撮り続けられたのだから
黒澤は恵まれてる方だと思う。
(それも普通の日本映画の予算を遥に上回る規模の予算でね)
「乱」なんて、よく実現したものだと思うよ。
あんなどうみても一般受けしそうにない題材で撮れたのは
むしろ、「商業監督」としてかなり高い評価を受けてないとできないよ。
「夢」「まあだだよ」なんてのもそう。
これらに出資した人は名誉欲もあっただろうが
損しようとして金出したわけじゃないのでね。
98:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 12:00:19 n33sIoZQ
「乱」はフランス出資
「夢」はワーナーが出資
80年代は日本映画はあらゆる意味で最低の時代だし
黒澤の評価も国内より海外の方かの方が高かったからね。
まぁ、外国が出資してくれる様な監督は日本では黒澤しかいないな。
99:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 14:11:09 LuVYJ0bv
>>97
>別に映画製作やりにくくなったのは黒澤だけのことじゃないからね。
そんなことは分かり切っている。ただ、コッポラやルーカスが出てくる前、『影武者』の
企画が止まっていた当時の談話などを読むと、どうも本気で「俺様の映画に金を出さない一般世
間はおかしい」と信じていた節もあるんだ。それはつまりは既に黒澤の企画が日本人の出資者には回収可能
なものには見えていない証拠なんだけど、本人はそれがよく分かっていなかったのではないか?
>「乱」なんて、よく実現したものだと思うよ。
>あんなどうみても一般受けしそうにない題材で撮れたのは
>むしろ、「商業監督」としてかなり高い評価を受けてないとできないよ。
その『乱』にせよ、セルジュ・シルベルマンが出てきて何とかなったわけでしょう?
ここでも日本人の出資者は及び腰だったことには間違いない。
>「夢」「まあだだよ」なんてのもそう。
>これらに出資した人は名誉欲もあっただろうが
>損しようとして金出したわけじゃないのでね。
スピルバーグが助けてくれた『夢』はともかく、『まあだだよ』は完全に徳間康快の乱心で完成
した映画だよ。徳間本人はクロサワの名前で客が来ると本気で信じていたようだけど・・・。
公開後に数字が出た後、当時の電通の担当者は責任を問われて映像部門を外されたのではなかったっけ?
要するに当時の黒澤の本当にやりたいことを通すと、既に日本国内市場では回収
困難な見積もりしか出てこない。海外に売るといっても、天下のクロサワでも日本
語映画を世界中でヒットさせることなど所詮は不可能なんだよ。
『影武者』も『乱』も向こうの出資者の得失の結果は不明だけど、そんなに利益が出たか
というとどうだろうか? 儲かっていたら『夢』の企画をスピルバーグに相談する
必要もなかったのではないか?
コッポラやルーカスやスピルバーグは助けてくれるしアカデミー賞もくれるけど、
しかしハリウッドからは『トラ!トラ!トラ!』事件以降、実質的に拒絶されているので、
もはや本格的なハリウッド進出は有り得ない。
もちろんそれでもネームバリューで内外からお金が集まるのは偉大なことではあったけれど、クロサワ
は既に商業監督としてはやはり失格していたと思うよ。
100:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 14:41:19 WeBRTDwa
>93
「乱」が特別、というわけではなく、橋本が指摘している「影武者以降は全て主人公が監督自身」という事の一環だと思う。
ただ、黒澤が意図的にやった、というのはないと思う、そういう事を「意識的、意図的」にやる人じゃないだろ。
脚本自体は「乱」の方が先だから、意識したわけではなくトラトラ事件の影響が出てしまったんだろう。
101:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 23:09:06 x9E1rovT
「酔いどれ天使」「赤ひげ」だって、
志村←→三船、三船←→加山が、
ヤマカジ←→黒澤、黒澤←→スタッフと見れないことないよね。
黒澤は「まあだだよ」みたいな師弟関係が大好きだから。
102:この子の名無しのお祝いに
08/07/17 23:32:57 i7RBt6hX
「目上を敬う若者」というモチーフも時々出て来るよな
勝四郎が久蔵に言った「あなたはすばらしい人です」というのが
「敵中横断三百里」に既にあった
103:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 00:45:42 MghXXdhK
「まあだだよ」なんてどう見たって「こうありたい自分」だよな。
あの誕生会なんて、実際に撮影後にやってた宴会そのまんまだろ?
まぁ、実際には慕われてたんじゃなくて、嫌々ながら仕方なく付き合ってた奴らばかりだったけど。
104:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 03:02:20 Q/5pytHv
>>100
>>103
「赤ひげ」はどう見ても黒澤にしか見えないが
いや「こうありたい自分」か
影武者以降でくくる理由がないと思うが。
乱(脚本)はトラトラトラの後だろ。
初稿だともっと露骨にわかるらしいがね。
>「まあだだよ」なんてどう見たって「こうありたい自分」だよな。
黒澤は孫から今の教師との水臭い関係を知って作る気に
なったらしいから、ちょっとうがちすぎだな。
105:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 03:15:20 Q/5pytHv
>『影武者』も『乱』も向こうの出資者の得失の結果は不明だけど、そんなに利益が出たか
というとどうだろうか?
影武者は海外配給権を買っただけ。
その条件がコッポラ、ルーカスのプロデューサー就任。
国内の配収は25億ぐらいか、制作費15億もかかってないから
十分東宝はもうかってるよ。
乱はフランス出資とかいってるが
ヘラルドが金出さなきゃポシャってた企画。
ちなみにシルバーマンがかね出す気になったのは
影武者の興行成績見てだよ。
黒澤は鎧物は当たらないとかいうけど
じゃあ、当たる奴を作ってやろうと影武者を作って当てた。
乱はシャルウィダンス以前はアメリカでもっともヒットした日本映画で
フランスではロングランしてたはずだけど。
これでも商業的に失敗なのかね?
乱のDVDはこれからも世界で売れ続けるだろう。
こういう成功のあり方でもいいんではないか?
106:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 04:50:41 PjWSw1UT
>>105
>国内の配収は25億ぐらいか、制作費15億もかかってないから
>十分東宝はもうかってるよ。
それは結果的に成功しただけ。『影武者』の企画が止まっていた頃は「なんで俺の映画にカネが出ないんだ」
とクロサワはインタビューでかなりゴネていて難航していた。
1980年の興行成績表があるけど、URLリンク(www.walkerplus.com)
当時の東宝にとっては、『影武者』よりも自社出資ではなくリスクの少ない『復活の日』(TBS=角川春樹事務所)
『ドラえもん のび太の恐竜』(小学館=シンエイ動画)『戦国自衛隊』(角川春樹事務所)
『天平の甍』(「天平の甍」製作委員会)の方がよほど有難い映画だったはず。
東宝がTV局・有名出版社・芸能プロなどと組んでヒットさせる方程式を生み出して、自
らリスクも取る直接出資作品を増やしたのはここ10年ぐらいのこと。
現に『乱』に東宝はもうお金を出さなかったし、ヘラルドの原正人も没後の『雨あがる』までは関わっていない。
>乱はシャルウィダンス以前はアメリカでもっともヒットした日本映画で
>フランスではロングランしてたはずだけど。
それも結果的にシルベルマンの側は儲かったかもしれないけど、以後も「またやりましょう」
とはなってないでしょ?(まあシルベルマンも寡作だけどねURLリンク(www.imdb.com))
『乱』も日本国内では期待外れに終わっている(1985年の日本映画興収3位だけど、制作費が
掛かっているので本当はもっと入ってもらわなくてはまずかった。ちなみに1位は
フジテレビジョン=博報堂=キネマ東京の『ビルマの竪琴』)
『影武者』以後のクロサワ映画は1本毎にプロデューサー・製作社が代わっていたわけで、ク
ロサワのネームバリューで何とか制作が続けられていたのが本当のところだと思うよ。
『夢』も日本語映画が海外で当たるはずがないし(日本国内で撮影したお陰でハリウッド映画に
比べれば遥かに低予算で済んだので、向こうの出資者は損はしていないかもしれないが)
『八月の狂詩曲』も奥山和由が映画ファンドで大金を集めて投資家を騙して作ったも同然だし、『まあだだよ』は
公開後に徳間グループと電通で大問題になった。
とはいえ、ネームバリューで制作が続いていっただけでも凄いことなんだろうけどね。
107:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 06:20:41 ygQOpK1M
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)だけ読んだ。
108:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 10:03:38 Q7GvVxHW
東宝が黒澤末期作品に手を出さなかったのは、金の問題というより、
完成延期が繰り返されたりしてトラブルが起きた時に巻き込まれるのが御免だという意識だったと思う。
興行を引き受けるだけなら責任は負わずに済むから。
「乱」のジョルジュ・シベルマンは、最初はあそこまで深く付き合うことになるとは思ってはいなかったんだろう。
日本側の金がなかなか集まらず、結局は大部分を負担することになったけど。
途中、日本映画に出資することに対してフランス政府からストップがかかったりして揉めて、
余計に「いまさら後には引けない」という気持ちになってしまったんではないか。
フランスは自国文化保護に熱心で、外国映画への出資は原則禁止されている。
(広告のキャッチ・コピーに英語など外国語を使うことを禁じているほど排外意識が強い)
フランス政府からの規制は、結局は「『乱』はフランス映画だ」ということにして切り抜けたはず。
結局、出資比率を高めて殆ど自分側で出資しなくてはならなくなった。
同じようなパターンに、アナトール・ドーマン製作、大島渚の「愛のコリーダ」「愛の亡霊」、
寺山修司の「上海異人娼館」があるが、あれらは完璧にフランス側完全出資だった。
(国内経費についてはフランス映画社や東宝東和が負担するなど、
規制すり抜けの誤魔化しが幾らかあったようだけど)
シベルマンが以降の作品にお付き合いしなかったのは、こういう経緯を考えると当然のこと。
ちなみに、黒澤は「乱」製作途中の84年にフランスの芸術勲章を授与されているんだけど、
これは政府側に「乱」出資問題についてシベルマン側に味方する人がいて、
バックアップの為に世論を盛り上げようとした策略だったんだろうと思っている。
或いは、シベルマンが役人に賄賂を渡して授章をとりはかったか? 時期的にタイミングが合いすぎている。
109:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 10:06:46 x3ha+AgZ
シルバーマンとシルベルマンとシベルマンは同一人物?
110:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 10:19:34 1o6YSZY2
>>108
大島のフランス完全出資の場合は、海外ロケと同じ扱いでしょ。> 経費
大島にはキャスティングの自由もなかったわけだし。
111:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 16:57:20 /HCoYBJo
徳間の社長はルパンがこけて干されてた
宮崎に「ナウシカ」(これもこけた)。
「ラピュタ」(これもこけた)と儲かりそうもない映画に
次々と金出してくれた人だからね。
他にも「敦煌」「おろしあ国酔夢たん」とか
金かかってるわりに、客はいらない映画も作ってるし。
>公開後に徳間グループと電通で大問題になった。
最上層部の決定で金出したのに問題になんかしようがない。
都市伝説ですか?
>東宝が黒澤末期作品に手を出さなかったのは、金の問題というより、
完成延期が繰り返されたりしてトラブルが起きた時に巻き込まれるのが
御免だという意識だったと思う。
「影武者」が公開遅れで大変なことになったからね。
112:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 17:30:44 ieBhu+GB
ナウシカ、こけたかぁ~?
113:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 18:19:08 7xIBldPD
ルパンだって期待値ほどではなかったのかも
しれないけどコケてないだろ興行的には。
ずいぶん粗い意見だな。
114:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 19:10:50 kZfUujSF
>>112
興行的にはこけた。
URLリンク(www.walkerplus.com)
すごい宣伝だったから、コケたとしか表現しようがない。
ドラえもんはもとより、東宝マンガ祭、幻魔大戦にも負けてる。
ただし作品の評価は高かった。
キネ旬では、日本映画で、評論家投票7位、読者投票1位。
115:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 19:29:21 iwK8eNat
ちなみに
となりのトトロもこけてる。
商業監督として認められたといえるのは
「魔女の宅急便」からだよ。
それまでは徳間の社長の道楽で作らせてくれてたようなもの。
116:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 20:15:01 7xIBldPD
徳間の社長は偉かったって話か。
117:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 20:27:51 MghXXdhK
リアタイで直接興収あげられるようになったのは確かにその頃からかな。
要するにラピュタまでは話題にしてたのアニヲタだけだった、って事。
>113
>111が言ってる「ルパン」がどれの事なのかわからんのだが。
「カリ城」なんてコケたどころの話じゃないくらい大コケもいいところだった。
118:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 20:42:10 RZ0Uz0cO
>>116
評論家の評価は高かったからね。
アニメの監督で多くの映画評論家にも評価されたのは宮崎が最初でしょ?
黒澤は手塚や宮崎の作品は評価してるけど、白土三平は興味なかったのかな?
お父さんに絵を教わったんで作品を読むぐらいはしてもおかしくないと思うんだけど。
119:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 20:54:26 2xRv52A0
>>111
「影武者」での東宝と黒澤プロで制作費12億⇔15億円の綱引き合戦に
ついて黒澤本で堀川監督が自作を例に挙げて配給会社と製作プロとの
様々な条件での負担率について書いていたのは興味深かった。
東宝としては絶対に損をしないギリギリの線での算出だったらしい。
「腕のいい天才職人だけど"納期と予算"を守れない」前科があるからね。
田中Pは本当は関わるのも嫌だったらしい・・・・・・・・・・・・・
自国文化を保護・理解のあるフランスを例に挙げてシベルマンが
「なんで日本の名だたる企業はクロサワに金を出さないんだ!」と話に
対して「黒澤の映画に金を出すんなら政治献金した方が遙かにマシ!」
なんて財界筋の悲しいコメントがあった。
120:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 21:18:47 TBRJzDn6
黒澤久雄いい加減にしろ
何だよCR七人の侍
121:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 22:20:56 mkayFuJL
>>119
>田中Pは本当は関わるのも嫌だったらしい・・・・・・・・・・・・・
「本多君を見習って・・あれっ、本多君も今はあっちかw」とか思ってたのかな
122:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 22:23:27 75Mrfyee
黒パンに5000点!
123:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 23:16:10 TsQjqbLA
黒パンの年代の連中は今は「馬鹿者達」
124:この子の名無しのお祝いに
08/07/18 23:36:02 Bq1nm8wL
>>115
トトロこけたんか・・・。意外だな。まぁ全作品DVDで元取りまくりだろうけど
125:108
08/07/19 00:01:48 +BNECKTK
「フランス映画じゃないのに、フランス政府の出資規制のせいで、無理矢理にフランス映画だということにしてしまった」
という例の最たるものを思い出した。
黒澤とは関係のない話なんだけど。
チャールズ・ブロンソン主演の西部劇「レッド・サン」だ。
URLリンク(movie.goo.ne.jp)
プロデューサーがフランス人で、‘正規版’ではブロンソンも三船もフランス語を喋っている。
126:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 00:04:31 OIthkirQ
興業収入5億円、
TVスペシャルの「海が聞こえる」を除けば宮崎作品中最も客の入らなかった作品じゃないかな?
127:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 00:05:32 OIthkirQ
海が聞こえるは宮崎作品じゃなかった
128:108
08/07/19 00:07:09 +BNECKTK
同じプロデューサーのスティーブ・マックィーン主演作品「パピヨン」も、実はフランス映画なのだった。
URLリンク(movie.goo.ne.jp)
129:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 00:13:29 KiNUvSJj
本間先生と田所兵衛が同一人物と知ってびっくり
130:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 00:45:29 b3TEbLev
>>115
ほんと意外。もののけ姫より断然面白いのに。映画の評価って難しいですね。
131:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 02:21:21 aFSH7Bw2
>>121
そりゃ本多さんは監督補佐をやれば、報酬が得られるけど、
プロデューサは金を出す方だから、損する可能性があるんだもの。
132:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 02:23:30 elPTLVMA
「となりのトトロ」と2本立てだった「火垂るの墓」も
たまには思い出してあげてください><
133:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 02:30:02 aFSH7Bw2
>>130
評価じゃなくて、興行収益だよ、低かったのは。
黒澤の映画を見ていると誤解するけど、
評価の高い作品だったら、客が入るわけじゃないし、
(黒澤はそれがかなり一致している希有な映画監督)
宮崎の映画は話が荒唐無稽だから、
人気が浸透するのに時間かかった。
見るまでどんな映画分からないというのでは本来客は呼べない。
134:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 02:53:24 cEYfmsmW
>宮崎の映画は話が荒唐無稽だから、
人気が浸透するのに時間かかった。
アニメでヒットするのは
すでに知名度のある作品がほとんど。
完全オリジナル作品でヒットしたアニメってあったか?
アニメは客層が限られてるから、宮崎みたいなオリジナル作品で
ヒットさせるというのは難しい。
ナウシカがこけたのは安田成美の下手糞な
「かぜのたにのなうしかー」という
脱力系のイメージソングのせいもあっただろう。
あれ聞いて、見に行こうと普通は思わんぞ。
135:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 06:04:23 gyfD+FeZ
ナウシカの場合、徳間書店から結構な数のアニメ関連本が出ている。
だからそういうのコミで、元は十分に取れている(と思う)。
136:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 09:34:46 b3TEbLev
>>133
興行収益≠評価なのはもちろんですが、どうしても興行収益≒評価
で語られがちですよね現実には。だから面白い作品も人知れず結構
消えていってるんだろうな、と思います。
137:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 10:55:07 aFSH7Bw2
この板はそういう作品を掬い上げるのがどっちかというと得意な板なんだが、
黒澤関連のスレは、興行収益≒評価って人、比較的多いね。
晩年スレは不遇な作品を好きだという人もいて面白いけど。
138:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 14:12:07 P5NC6R6Y
黒澤は興行収益と評価がほぼ比例するってとこがやはりすごい。ちゃんと興行成績を
残すから「信者」と言われたときに「そのへんのオッサンも見てるよ」と言い返せる。
30作品の中で1つ。「生きものの記録」だけは赤字だったけどね。
タケシはHANABIを除いては興行成績と評価が全然一致しないので「信者」と言われて
言い返すことができない。「そのへんのオッサンも見てるよ」という事実がないから。
黒澤もカラー時代は疑問符のつく作品多いけどね。モノクロ時代に文句をつけるアホは
非常に少ない。
139:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 15:00:56 9+bvFn84
>134
そもそもあの時点で、人気TV作品の長編化以外のアニエーション映画を見に行く奴なんてアニヲタ以外いなかった。
だからナウシカにしろ、ラピュタにしろ、「こけた」ってのは、
ジブリブランドが確立した今の視点からの感覚である事は言っておかないと誤解を招く。
そもそもナウシカなんて「あたる」はずがない企画だったわけで、
製作側が当初想定した程度の興収ラインには充分達してた。
140:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 16:14:04 aFSH7Bw2
>>114に上がっているURLで、ナウシカ前年の1983年見てよ。
「幻魔大戦」が10億8千万円で8位じゃん。
1980年の「影武者」が1位で26億8千万円だからね。
原作付きとは言え、アニメも単体で商売になるって時代来てたのよ。
141:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 18:46:53 2/zpKCv/
今日の「白痴」はテロ攻撃の恐れが高いなあ
>>131
何を言ってるのかよく分からないが、121は
田中Pはけして予算を超過せずに作品を作った本多監督とは相性がよかったことを
言ってるんじゃまいか
142:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 19:09:19 c9NyCfOo
「時かけ」とどっちを見るか迷う
143:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 19:31:36 7P2ZsCIO
>原作付きとは言え、アニメも単体で商売になるって時代来てたのよ。
あれは角川の宣伝の力が大きい。
いわゆるアニオタ層以外にも観客を広げられたからの
興行成績。
144:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 21:26:10 rKxxD7o8
黒澤明監督の仕事の全体像を俯瞰するために、5年ごとに活躍を区切ってみた。
33才 姿三四郎
34才 一番美しく
35才 續・姿三四郎 --終戦--
35才 虎の尾を踏む男達
36才 明日を創る人々
36才 わが青春に悔なし
38才 素晴らしき日曜日
38才 ● 醉いどれ天使
39才 静かなる決闘
39才 ● 野良犬
39才 醜聞
40才 ● 羅生門
41才 白痴
42才 ● 生きる
44才 ● 七人の侍 --- 以後、志村は脇役に回る -----
45才 生きものの記録 --- 音楽の早坂 離脱(死亡) ------
47才 蜘蛛巣城
47才 どん底
48才 ● 隠し砦の三悪人
50才 悪い奴ほどよく眠る
51才 ● 用心棒
52才 ● 椿三十郎
53才 ● 天国と地獄
55才 ● 赤ひげ
60才 どですかでん
65才 デルス・ウザーラ
70才 影武者
75才 乱
80才 夢
81才 八月の狂詩曲
83才 まあだだよ
●は、特に名作として有名な作品(若干人により候補が代わるので、まあ暫定)
30代後半は試行錯誤粗製乱造の時代
40台前半が、脂の乗り切った黄金時代
50代前半が、第二次黄金時代
60歳以後は、老害の時代。
80代はろうそくの消える前の最後の輝き
こうやってみると、黒澤明が実質的に仕事をしていたのは30代後半から50代前半の20年間。
特に40代前半の5年間はまぶしくて目がつぶれるほど。
50代後半以降は、それまでの仕事のハロー効果による仕事。
145:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 21:47:22 c9NyCfOo
ハイ、次
146:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 22:21:58 JJ3CkSaT
>>144
デルス 影武者 乱 は大傑作だよ。
まあ白黒の傑作群が神すぎるだけで、たとえ黒澤がデルス 影武者 乱しか
作ってなくても、確実に日本映画史に残った。
147:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:00:18 aFSH7Bw2
俺もデルスは好きだ。
148:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:03:18 CKHlE33Y
俺は全作品の中で乱が一番苦手。
149:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:13:02 8ZHayv7Y
俺は全作品の中で乱が一番好き。
150:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:16:30 CKHlE33Y
それマジか?
151:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:34:07 QfZswyOj
俺は全作品の中でどですかでんが一番好き。
その次、乱。その次、七人の侍。その次、赤ひげか野良犬
152:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:37:03 31pBal+o
俺も好きだよ。
俺のベスト5
1位「乱」
2位「まあだだよ」
3位「天国と地獄」
4位「生きものの記録」
5位「どですかでん」
153:この子の名無しのお祝いに
08/07/19 23:40:08 CKHlE33Y
「乱」好きって人は結構いるもんだね。
別に皮肉じゃないよ。
154:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 00:26:02 iiMXLxib
「乱」は以前から海外の評価は高いね
155:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 00:28:18 7rHKacZC
>143
だな、アレは「アニメ映画」というより「角川映画」の範疇で捉えるべき。
156:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 02:07:45 ZN48Gko4
マイベスト5
1位「酔いどれ天使」
2位「七人の侍」
3位「天国と地獄」
4位「悪い奴ほどよく眠る」
5位「乱」
「乱」はピーターと鶴丸がいいね
157:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 02:41:13 a1L//aLG
カラーになってから以降の作品は評価が低い、と言いたがる人がいるけど、
全然そうじゃないね。
158:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 08:13:28 zIM73adK
>>111
>最上層部の決定で金出したのに問題になんかしようがない。
『まあだだよ』(1993)も徳間グループの屋台骨を揺るがした大作群の一つ。
故徳間康快がワンマンだったので抑えていただけ。電通ではプロデューサーが映像部門を外されたと聞くが?
それと『ナウシカ』(84)がコケたとか大嘘をつくな。配収8億円で作品規模の割には当時としては充分に
合格点の興行を行っている。期待外れに終わったのは『ラピュタ』(86)の方だ。
またナウシカとラピュタの関連グッズ・書籍・二次利用の実入りが良かったことが、徳間
がジブリにのめりこんで行った理由。徳間康快の映画事業は前売りを出資社に買ってもらう動員映画や、
ワンマンの勢いだけで作った映画が多く、徳間グループとしては大半は赤字だった。
その中で唯一、安定的に利益を叩き出していたのがジブリだったので、徳間康快は決して「道楽」
でカネを出していたわけではない。『トトロ』『火垂るの墓』(88)も封切りの数字は
伸びなかったが、二次利用(レンタル・TV放送)は好調だった。
159:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 08:20:35 fUvyjEXt
放送禁止用語盛り沢山の黒澤映画
これでは地上波放送できないな
とあるホームページでみた放送禁止用語一覧から一部
>その状態や職業そのものが侮蔑の対象とされたもの
>(「めくら」、「どもり」、「白痴」、「乞食」、「百姓」、「おし」など)
160:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 08:26:11 zIM73adK
>>111
ついでに書いておくと、『ナウシカ』は当時のアニメージュにいた鈴木氏が、単行本の実売部
数よりも遥かに大きな数字を博報堂にハッタリで言い張ったからゴーサインが出た。
(少なくとも鈴木氏はそう言っている)
別に徳間さんにパトロン意識があったわけでもなく、カネになると踏んだのでやることに
しただけだし、実際にカネになった。
徳間康快がパトロン的に本当に作りたかったのは、むしろ『敦煌』(88)
『おろしや国酔夢譚』(92)『まあだだよ』(93)とかこの辺だよ。
もちろんジブリをバカにしていたわけじゃないけどね。
ただし上記の大作群は実際には徳間グループの屋台骨をガタガタにしただけ
だった。『敦煌』なども数字は出ているけど徳間側の持ち出しが多かったそうだし、
『おろしや国酔夢譚』も制作費の割には数字が悪く、『まあだだよ』に至って
は当時の徳間・東宝では「もういいよ」と言われたぐらいだ。
>>159
黒澤映画が地上波で放送されないのは、別にそういう言葉がやばいわけではない。「お断り」を
出せば済むからね。視聴率が取れないだけだよ。
別にクロサワだけではなく、「名作」は地上波では数字が取れない。
161:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 08:57:51 9nwCZA9b
昔NHK教育で日曜のお昼にやってましたなあ。> 名作
黒澤は、亡くなった後に地上波でもやりましたが。
162:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 09:33:57 75GqATbE
>>159
放送禁止用語?
衛星放送は放送じゃないのかw
と突っ込んでみる。
163:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 14:37:52 C0LbDCxW
それ以前に、昭和から現時点に至るまで「放送禁止用語」というのは存在した事がなかった、
とさらに突っ込んでみる。
164:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 14:47:59 DfsBDGw7
数字や金にこだわって事情通を気取り
結果論を得意げに話すウザイ人
165:事情通気取り
08/07/20 15:25:49 zIM73adK
>>164
ウザイと言われるのは構わないが、ナウシカがコケたとか知ったかで書くなよ。
>>115-116
>それまでは徳間の社長の道楽で作らせてくれてたようなもの。
>徳間の社長は偉かったって話か。
徳間はそんなに甘い人じゃない。ジブリで稼いで赤字の大作にせっせと注ぎ込んでいたんだ。
『まあだだよ』もそんな大作の一本だったわけ。
166:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 17:00:46 PrPa4Q8s
>>163
煽りでも何でもなく、意味するところがよく解らないのだが・・
"法律上"という意味かな?
167:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 19:21:20 D7kRst8V
お上により禁止されたのではなく
自主規制で言葉を使わなくしてる
ってことかな?
168:この子の名無しのお祝いに
08/07/20 20:12:29 C0LbDCxW
↑
まあそうだね、「禁止」した団体や組織はどこにも存在しなかった、って事。
各マスコミがそれぞれに自主判断で「使用に注意を要する言葉」のリストを作っていただけなのが実態。
しかも、昭和末期にはそういうリストさえ更新されなくなっていたらしい。
少なくとも占領が終わって以降、日本のマスコミには「禁止された用語」というのはない。
まぁ実質上は自粛だけど、タテマエ上は一切「規制」さえしていない事になってる。
ただ単に「この表現はあっち方面がヤバいらしいぞ」という現場の伝承を皆が鵜呑みにし続けただけというお粗末。
そういえば、かつて存在した「要注意用語集」テレ朝版の職業表現の項には「ぽっぽうや」が載っていたw
169:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 02:55:05 k5z0NYlS
>徳間はそんなに甘い人じゃない。
そうか?
中国大好きで、中国ネタの小説なら
あまり売れそうにもない小説でも出してくれるとか聞いたことがあるが。
甘いから借金かかえることになったんだろう。
「おろしや国酔夢譚」にエリザベス・テーラー出演させるとか
いってた時点で、お花畑脳なのは明らかだろう。
170:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 06:57:56 JEyOZ+Q8
他人には厳しい人なのではw
171:この子の名無しのお祝いに
08/07/21 14:28:36 jWRAgyPK
黒澤明の「どですかでん脳」もたいして変わらん
172:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 02:48:30 xD/6LWv/
「デルス」と同時期にソ連で撮影されたジョージ・キューカーの「青い鳥」に
エリザベス・テーラーが出演してたから、そのときのコネで
どうにかなると思ったんじゃないかな。
ロシアにうまいことはめられたのかも。
173:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 03:47:40 amedrJtD
徳間社長の話だろ
174:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 10:38:38 97OXHfw9
>>172の馬鹿さは凄いな。
黒澤とも徳間とも何の関係もないことを根拠にして妄想してる。
どですかでん!と言いながら町を走り回ってる人ですか?
175:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 12:33:55 ApVB3t3N
>白痴
原作知らないから話がよく掴めなかった。白痴って病気の名前だったんだね。てっきりバカアホと似たようなもんだと思ってた。
176:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 12:47:29 QcH6XQvY
だから、なんでおろしや国にエリザベス・テーラーなんだ、って話だ。
その理由として、ソ連で撮影された青い鳥にテーラーが出演しているから
ソ連の撮影所がテーラーとコネがあるのをちらつかせ、ソ連ロケで日本に
金を落とさせようとしたんじゃないか、と思ったんだよ。
デルスのことは青い鳥がいつごろつくられたのかわかる様にしただけ。
おろしや国の公開が1992年の6月、1991年の12月25日にゴルバチョフ大統領が辞任して
ソ連が崩壊したんだから、おろしや国撮影時にはソ連の撮影所は金に困っていたはず。
そして、おめでたい日本人がまんまと引っかかってしまった。
ま、おれの妄想だけどな。
おまえらの妄想よりは筋が通っているだろ。
177:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 14:29:47 h+oUyE4h
おまえは白痴以下のキチガイだよ
178:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 18:35:29 rEBuC6zi
白痴完全版まだ~?
179:この子の名無しのお祝いに
08/07/22 21:46:13 xLMF9jCI
実況とかここのカキコを見てると「白痴」ってことばの意味が
言葉狩りによって消え失せようとしてるのかって思わせる
怖え
180:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 01:03:09 u8nzC3zR
>>156
4位に「三十郎」を入れてくれていたらそれでいい
181:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 05:28:34 1mCUzwqe
URLリンク(lifeisart473.blog105.fc2.com)
創造とは記憶である。 黒澤明(映画監督)
182:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 05:47:13 GlV5W2py
「この世界は紙屑なのよ。
文学でも哲学でも絵画でも、ほとんどローマの時代に終わってるのよ。
ぜんぶ模倣だから。」 青木信光
183:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 06:41:23 NiWljGLN
「どん底」がすごく好きですね。ツンツクツク。
江戸時代ならこんな話が出来るのに、現代劇だと
説教風吹かせるのがちょっとなぁ。
184:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 11:39:54 xe5zFZNi
山城新伍さん(俳優)の『東映』の話
ちなみに黒澤明監督がノイローゼになったのは、たぶん東映の俳優のせいだと思う。
『トラ!トラ!トラ!』で石油会社の社長かなにかの素人を使う、と言って、
その人に片岡千恵蔵先生の支度部屋を使わせたんだけど、
これに東映の役者たちが猛反発した。黒澤さんがセットに入ると、
「今にも殺してやろうか」という目でにらみつけるヤツがわんさかいて、
それだけが原因じゃないだろうとは思うけど、「黒澤監督、ノイローゼ」
というニュースを聞いた時、東映の役者は「黒澤のヤツ、ビビリよった!」
と思ったものだった。
「世界のクロサワ」であろうと、東映の役者にとっては関係ない。
むしろ降旗康男監督のように、何百人といる大部屋の俳優の名前を全部覚えて、
通行人役にも「田中クン、もうちょっとこっち」と言ってくれるような、
そんな男気に惚れるという風潮があった。
URLリンク(www.avanti-web.com)
185:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 12:05:02 Nmu1Xaq4
東映の撮影所と黒澤の肌合いが合わなかったのは確かだけど…
でも、降旗の様にと言われてもそれは詮無き事だな。
186:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 12:48:36 VZBc8vpW
時代劇の東映・・・
187:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 13:20:22 TvmnsRiS
>むしろ降旗康男監督のように、何百人といる大部屋の俳優の名前を全部覚えて、
通行人役にも「田中クン、もうちょっとこっち」と言ってくれるような、
黒澤は大部屋の役者どころか助監督がエキストラに
「そこの人」とか呼んだら
ちゃんと名前を呼べと怒るし
わざわざ助監督に名前を確認して
「××クン」とか呼ぶような人だよ。
山田五郎も影武者で本名が「武田」だったため
山田君は武田家と関係あるの?
と休憩時間に黒澤監督に話しかけられたと
言ってる。
山城は黒澤のことを良く知りもしないで
偉そうなんだよ。
188:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 13:22:31 TvmnsRiS
これは恩師の山本嘉次郎にそう
躾られたからそうだ。
189:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 13:43:26 NtCbJRvq
東映みたいなヤクザ会社に馴染めるような人間は尊敬できない。
190:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 13:45:41 XSd2gGch
新伍のヨタ話じゃな
191:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 13:53:15 Nmu1Xaq4
山城は東映しか知らないクセに東映=日本映画界かの様に話すのがウザイね。
まぁ、任侠路線以降から現在の東映太秦でのテレビ時代劇までの流れで
東映で育った俳優やスタッフが幅利かせてたわけだから分からんでもないけど…
192:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 14:58:01 UBUVhtRm
山城は自作で「白沢明の禿武者」とか逝って喜んでるレヴェル。
193:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 15:37:21 U908gQ7V
>>187
「黒澤天皇」のイメージしかない頃に、その手のエピソードに触れて
へえと思った。「黒澤天皇」という表現で結構損してるよね。ある意味的確なんだけどw
194:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 15:46:18 It2+V2M8
ただ黒澤がノイローゼになった理由に、
東映京都のスタッフと俳優の圧力のようなものがあったのは事実だと思う。
でなければ、ヘルメットをして撮影所入りしない。
ライト落とすのは常套手段だし。
田中美佐子も生意気だということで足下に落とされたらしい。
195:この子の名無しのお祝いに
08/07/23 19:05:44 NtCbJRvq
>その人に片岡千恵蔵先生の支度部屋を使わせた
凄い重大事みたいな言い方だけど、それがどうした?って話だよな。
そんな事どうでもいい、って感覚が普通だし、
「畏れ多くも千恵蔵御大だぞ!」とでも言うんだったら、
「千恵蔵がナンボのもんだ、こっちは連合艦隊司令長官だぞ!」っていうのと同レベルじゃねーか、と。
196:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 00:58:42 gaKdBGZu
片岡千恵蔵の話すると合コンがしらけるぞ
197:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 02:17:31 lPrDYph0
>>195
そういうしきたりで言えば、
黒澤の撮影後の飲み会もどうかと。
198:この子の名無しのお祝い
08/07/24 07:41:58 aNOc+vsZ
山城のようないい加減を絵に描いたような男なんて誰も信用しないよ
ところで、あいつ、今、どこで何やてるの?
199:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 08:28:03 lMrHRSb7
知恵蔵の控え室使うってのはマズかったかもな
やっぱりあそこらの御大のランクは志村喬とかより全然上だし
200:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 08:34:15 4tRg2upJ
その頃はただの貸しスタジオだろ。
テキトーなこと書くなよ。
チャンバラ映画なんて作ってなかったぜ。
201:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 09:09:27 lPrDYph0
けど任侠映画作っていて、トラトラトラの撮影時期は、
引退かと思われた片岡千恵蔵が
任侠にもゲスト出演し始めた頃だったんですよ。
202:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 09:12:13 Nj/1IkAz
>>200
何か痛い人が一人いきなり現れたな。
撮影所の仕組みも映画史も知らず、山城程度の人の話も理解できないほど読解力のない人が。
203:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 15:53:02 kBripwfq
どですかでん、余りに話が分散しすぎていて何回か観るのをやめて5日かけて観終わった。
こじき親子のエピだけは面白かった。
204:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 18:00:55 qe08+M/M
「白痴」怖いなあ。
不完全版で あれだけ怖いんだから、完全版だとどれだけー?
…しかし、原作未読だと相関関係がわかりゃしねえ。
205:この子の名無しのお祝いに
08/07/24 23:13:37 EONDp+yk
「白痴」は札幌雪祭りのシーンが好きだな
206:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 09:28:49 iNqDv6di
山城の黒澤攻撃からは
世界的・歴史的評価では、
自分たちが逆立ちしても足元にさえ及ばない、という
劣等感 羨望 嫉妬 が感じ取れる。
これは現在の日本に向けられる朝鮮人の態度と全く同じであるな。
特に 黒澤ビビりよった、って部分とか。
207:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 10:32:36 ODIrP/FB
しかし実際ヘルメットして撮影所に来た時は、
撮影所は大爆笑だったのではないか?
「ライト落とされてビビリよった」と。
また奇行とさえ言われる当時の黒澤の様子を、
実名で語る東映京撮側の人間が山城くらいしかいないことを考えると、
イジメに近い状況があっただろうことも、改めて納得できる。
そういう意味でも山城証言は貴重である。
無遠慮な発言を期待できる人であるし、
もっと当時の状況を語って欲しいものだ。
山城発言の調子は、当時の東映京撮の様子を
そのまま反映しているんじゃないかと思う。
東映京撮の雰囲気を愛している山城だけに、
自分勝手なことを発言してないと思うのだ。
208:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 10:36:20 jtTWyfSU
山城の発言意図がよく分からない
黒澤イジメを恥ずかしい過去だと反省しているのか
黒澤より東映が上だと言いたいのか
209:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 10:51:38 ODIrP/FB
打ち明け話みたいなことが好きな人なので、
特に意図はないんじゃないか。
「『世界のクロサワ』であろうと~」ってことは自慢なんだろうけども。
周りの証言から、「トラ!トラ!トラ!」にかぎらず、
黒澤は興奮状態になったり、撮影すっぽかしたりすることが、
たびたびあったことが分かっているが、
やはり東映では何か特別なことがあったんだと思う。
身の危険を感じてなければ、ヘルメットかぶって撮影所に行ったり、
ガラス割らせて「警備が十分じゃない」って主張したりはしないだろう。
日本で一番やくざが多い撮影所だしw
210:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 11:47:45 iNqDv6di
黒澤がヘルメットじゃ無くて
衣装から鎧兜でも借りて
「ライトでも何でも落とせや!俺が大将だ!!」
と啖呵切ったら 案外空気好転してたかも、だ。
211:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 12:02:01 fblH8BiI
それじゃノイローゼ確定じゃねーか
212:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 12:16:14 QXSKzSWJ
>>184の山城談話にはヘルメットの話はないけど?
まあ、やくざを嫌う黒澤が本物のやくざが闊歩する東映京撮で撮ろうとしたこと自体、
大きな間違いだ。ハナから合うわけがない。京撮をあてがってよしとする青柳とか、
周囲の連中に恵まれなかった不幸だな。
213:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 13:39:54 hmrMkrSK
あの人を父とは呼びたくない。嘘つきで自分勝手で無神経な人。
214:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 14:00:53 B7kcT4da
↑
南夕花乙
215:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 14:08:26 B7kcT4da
山城は例の第1回日本アカデミー賞式典の司会をやってて、
式典のあいだ再三に渡って賞のノミネートを辞退した黒澤を名指しで批判し続けたよな、あれは醜かった。
黒澤の主張は「映画芸術科学アカデミーがない日本に何故何故アカデミーを名乗る賞があるのか?」
っていう素朴な疑問なわけで、要するに「アカデミーを名乗る裏づけがないじゃないか」という指摘だった。
それを山城は「この賞には権威がない、とボイコットした監督がいる」と曲解してみせ、
米国アカデミーからの祝電を読み上げたり、著名人を紹介する度に、
「どうだ、こんなに権威があるじゃないか!」と、見事なまでに的外れな反論をし続けた。
山城が「こんなに権威がある!」と主張すればするほど「日本アカデミー賞」の権威は地に堕ちていったけどね。
216:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 15:04:57 KqHq9rkz
三船や市川崑まで山城(と同じ日アカ肯定側)に同調したから話はややこしかった。
217:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 18:26:27 T/lNxLYT
なんでことさら山城が叩かれるんだ?黒澤批判をしたのは山城だけじゃないだろうに。
「B級芸人が偉そうに天皇(大巨匠)を」ってとこかな?
作品=人格と思ってる狂信者かな?
218:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 19:30:37 8DXuxcOL
ちょめちょめはジャニーズ批判もしてたね。それで干されてるのかも。
219:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 19:52:46 jwyXgZe1
>>217
世の中、山城好きばかりだと思ってるのか?
>>218
身体壊したりしてるうちに出る幕なくなっただけじゃないの?
関西での活動は知らんけど。
220:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 20:05:53 8DXuxcOL
ラジオ活動をしてるがな今
221:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 20:10:00 D0Ibs+zU
>>217
B級芸人じゃないだろう。山城は映画俳優だ。
俺は「不良番長」シリーズは大好きだ。
映画俳優なのに監督の苦しみを嘲る軽薄さは批判されても仕方ない。
B級芸人だったらこうまで言われない。
222:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 20:29:21 T/lNxLYT
監督の苦しみ(笑)ですか。
苦しまない監督などいないし
名匠と言われる監督ほど毀誉褒貶はある。あって当たり前なのだ。
そこを暴露しちゃった山城の立場は果たして「エイガ俳優」だったかな?
223:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 21:38:23 ksdH7xOM
法螺吹きの山城が言うことを鵜呑みにしてる馬鹿がいるんだなw
224:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 21:50:36 nNYb5sX0
>>223
山城が言ってること自体は昔のキネ旬のルポ連載記事や
最近の「黒澤vsハリウッド」に記されていたことと合致している。
ここでは、彼の言い草、不遜な態度が問題にされているんだよ。
225:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 21:52:03 IGSR5UWf
>>222
何言ってるのか分からん
226:この子の名無しのお祝いに
08/07/25 21:53:46 rCYy/Yu9
>>221
山城は何作も監督もしてるよ。
227:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 00:12:28 y1pMKu3n
黒澤信者→ジャニヲタと共闘という構図
228:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 00:31:11 nj2MSTNG
>>227
もう本当に頼むよ。出てこないでくれよ。
信者なんかいないんだと何度言われたら分かるんだ。
みんなはお前が嫌いなだけだ。
お前が気味が悪いからみんな逃げ出すんだ。
お前はアンチじゃない。
黒澤映画を無条件に絶賛してるのはお前だけだ。
信者なんてのがいるとすれば、それはお前だけだ。
気持ち悪いから消えてくれ。
229:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 14:38:32 TIiG5LDp
↑信者臭を出して黒澤を落とそうとするアンチの偽装
230:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 20:56:56 oL0Rj5mj
日曜喫茶室「思い出の黒澤明監督」
7月27日(日) NHK FM 午後0:15-2:00
231:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 21:16:47 JcRFU9yq
「サム・ライミは黒澤明のファンで、特に『七人の侍』のファンだった。自分をそのうちの1人(志村喬と言われている)になぞらえて、"Samurai me"をもじり、現在の名前にした」
232:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 21:35:22 +K+tEEJ+
>日曜喫茶室「思い出の黒澤明監督」
黒パンがゲスト出演した回の再放送だろ?
黒パンがなぜ「黒パン」なのか
理由がわかるよ。
233:この子の名無しのお祝いに
08/07/26 23:24:32 u19U+cfd
黒パンって誰?
234:この子の名無しのお祝いに
08/07/27 00:20:40 75sdNmay
>>233
クイズダービーみればわかるだろ
235:この子の名無しのお祝いに
08/07/27 05:52:51 h2a/mZPx
>>233
息子の久雄のこと。
236:この子の名無しのお祝いに
08/07/27 14:15:30 4t6l1y8+
池辺晋一郎も武満徹と同じような喧嘩してたのにはワロタ。
237:この子の名無しのお祝いに
08/07/27 15:16:12 53TTe32H
どんな喧嘩?
何かの本にエピソード載ってる?
238:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 08:48:08 YUydn2Mb
>>76
フランス政府が資金出してくれてたね
でも黒澤さんの映画、自分の見た範囲の中では、資金が無かった時に作ったという
羅生門はすごいと思った。
見終わって涙が止まらなかった。
239:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 11:15:15 /ax4ipKx
ふふっ、子供を間違えた(テレ
240:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 16:52:32 GmdER2qT
黒澤レベルの映画なら俺にも余裕でできちゃうよ…
241:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 17:02:17 fvrkqbkM
お前なら余裕で出来るよ。いつかきっと…
242:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 17:55:59 Go/U5MrZ
>>240
お前は黒澤清か?
243:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 18:48:00 QFOJzvNE
むしろ、山下清レベルの知能かも
244:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 22:39:20 Oq2Z+1MV
山下清は犯人じゃねぇよ
245:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 22:52:32 MbprjcPd
ビートきよしだよ
246:この子の名無しのお祝いに
08/07/29 23:08:49 ckv8tNx3
>244
大久保清と間違えてない?
247:↑
08/07/29 23:10:36 P25MJQCL
画伯のことだよ、坂出の。
248:この子の名無しのお祝いに
08/07/30 23:12:39 RqxzTkfc
黒澤明ってアンチがしつこい監督としても知られるよね
249:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 00:31:24 0P+/0X1e
信者が馬鹿なこともな
250:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 00:37:46 p4CvyN9U
石田、ヒッチコックスレ荒すのが先じゃねーのか?w
251:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 01:11:47 7td21wGh
2008/07/30(水) 23:29:11 ID:??? ?DIA(112077)
故黒澤明監督作品の廉価版DVDを販売されて著作権を侵害されたとして、東宝と角川映画が、
制作会社に製造と販売差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が30日、知財高裁であった。
田中信義裁判長は、著作権侵害を認め、販売差し止めを命じた1審東京地裁判決を支持、
制作会社の控訴を棄却した。制作会社側は上告する方針。
対象は「生きる」「羅生門」など昭和18~27年公開の10作品。
田中裁判長は、1審同様に「黒澤監督は著作権者の一人で、著作権法の規定で著作権は、
黒沢監督の死後38年間である平成48(2036)年まで保護される」と判断した。
10作品が適用される旧著作権法では、著作権の保護期間が、著作者を個人とした場合(死後38年)と、
団体の場合(公表後33年)で異なるため、著作者が黒澤監督個人であるか否かが争点だった。
252:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 02:09:14 bMLwHncS
>>251
無茶な判決だな。
知財高裁レベルで、判例法主義を否定していいのか?
俺個人は著作権の代表執行権が、
製作者じゃなくて、監督に帰することには賛成だけど、
これまでの判例、通例を覆しすぎだろ。
253:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 03:28:35 pfI4+ZJE
何言ってんの?
254:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 05:12:22 bv9G/4H8
間違ったことを延々と続けるのはバカです。
255:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 07:49:23 g9pPKycB
ん?廉価版を今のうち買っておけ、ってこと?
256:この子の名無しのお祝いに
08/07/31 08:06:33 TQCiMdmN
三つあるアンチスレで三つともフルボッコにされるアンチって弱いな(笑)
257:この子の名無しのお祝いに
08/08/01 17:58:30 T6VuD/nr
絶版になってる「悪魔のように細心に 天使のように大胆に」っていう本が気になってるんですが
どんな内容なのでしょうか?
本持ってる方いましたら詳細キボン
258:この子の名無しのお祝いに
08/08/01 18:20:45 xU69gv2T
スレリンク(occult板)
↑
中国のマジ本物のレイプ拷問殺人動画画像っ!!!
259:この子の名無しのお祝いに
08/08/01 19:58:44 7ndzo7k9
いろいろ検索してネタ探して
それでも誰にもかまってもらえないとコピペすんの
キチガイ糞尿の習慣になってるな。
死ねよキチガイ。
260:この子の名無しのお祝いに
08/08/02 01:13:03 bJdN6fuh
糞尿って誰の事?
261:この子の名無しのお祝いに
08/08/02 01:22:00 HwJ7eC6o
多分お前のことじゃないかw
262:この子の名無しのお祝いに
08/08/02 02:02:41 bJdN6fuh
とんでもないw別にアンチでもないし
263:この子の名無しのお祝いに
08/08/02 08:26:48 ETa/4N3Y
>>257
図書館で借りて来い
264:この子の名無しのお祝いに
08/08/02 20:07:03 3csJz28g
Sランク どですかでん
Aランク 羅生門、七人のサムライ
Bランク 用心棒、夢
とりあえず俺が観たものランク
265:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 01:02:32 XgNZ6DsK
俺はアンチじゃないけどチョン澤の嫌いなところは
いらん説明が多すぎるんだよな。
映画って映像で見せてこそなんぼだろ?
マクベスのなんてめちゃくちゃいらん台詞多すぎだろ。
映像作品で説明台詞が多いってのは3流の証拠
266:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 01:09:04 f1ihH6I2
あっそ
267:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 01:26:45 MocpmenM
説明ってあったっけ?セリフは多いけどシェークスピアだし。
日本語版パロディみたいな感じで面白いよ。
268:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 01:45:10 /pWMuDKj
名物精神異常者>>265にレスしているのは自演だと思うことにしている。
「あっそ」だけでもだ。
もしかしたら自演ではないのかもしれないが、ともかく俺はそう思うことにしている。
269:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 01:57:23 f1ihH6I2
あっそ
270:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 02:38:16 1HdZ6Fi/
>>268も精神異常者だろう w
271:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 03:02:53 UeLBYvBL
昭和天皇かよw<あっそ
272:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 11:32:00 RKyVqgqI
アッソウ太郎
273:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 18:05:59 sMO8IZQy
最近ろくな書き込みがない。懐かし~板はループかこうなるかしかないのだろう。
勝手なこと言わせてもらうと、デルス・ウザーラ撮影の裏話とかしりたいな、なんて。
ていうか、地元のレンタル屋デルス・ウザーラだけ置いてない。何故だろう?
274:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 19:22:52 08AjEW2e
どですかでんの主人公は誰ですか?
275:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 20:41:22 Rt8vSkZQ
六ちゃん
276:この子の名無しのお祝いに
08/08/03 22:21:00 O+oqvz82
>>273
自分で調べて話題振ればいいだけの話でしょww
277:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 08:39:34 /ykzqC9+
デルスは日本での権利が切れてるからだ。
278:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 12:40:42 ETW0+q9W
「生きものの記録」はいい映画だとは思うが、どうしても
気になる点がある。
それは、主人公の老人が、あれほどまでに核と放射能を
恐怖するに至った経緯が、いまひとつ分からないこと。
少なくとも1年ほど前まではみんなで海に行ったり、妾に子供を
作らせたりと、普通の中小企業の親父だったのに、なぜ突然、
核問題に目覚めて奇行に走り出したのか?
たとえば、広島長崎の原爆で大事な身内や知人を失った過去
があり、その恐怖心と憤りの感情が、相次ぐ水爆実験で蘇った
とか、そういうエピソードの挿入が不可欠なように思う。
これがないため、最後まで主人公に同情心が起きない。
言っていることは立派だが、やっぱりちょっとボケが入って
家族を困らせる迷惑爺さん、としか思えないのが難点。
279:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 13:19:01 +c8i08/i
映画が作られた当時の空気が分からないと理解できないだろうね。
映画には普遍的なものと、時代を背負ったものがあるんだよ。
280:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 14:44:23 ETW0+q9W
水爆実験の死の灰問題が、家族総出での南米移住まで
考えるほど深刻な問題で、誰もがストレートに老人に共感
できるような「当時の空気」だったというのなら、もちろん
話は別だが、そうだったのかな?
281:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 15:31:59 fP3D8jrw
誰よりも敏感な親父でいいんじゃね?
じゃなけりゃ35歳で老け役も生きてこない。
282:この子の名無しのお祝いに
08/08/04 23:03:31 fDYhSzyV
>>278
現在で言うと、ある日突然、中小企業のオヤジが「CO2が・・・」「地球温暖化が・・・」
とか言い出すようなシチュエーションに置き換えてみるといいと思うよ。
被爆エピソードなど入れると、普通の人間が唐突に世界の破滅という恐怖に取りつかれる
という設定が生きてこないから全然だめでしょう。
ただ黒澤は原発にさえ批判的だったようだから、家父長制の独裁者として批判しては
いるけど、基本的には劇中の主人公(三船)にも同情的なんだよね。その辺がいま見るとズ
レてくる。主人公のワガママに振り回される周囲の人間の方が圧倒的に正しいんだもん。
黒澤がもう少し長く生きていたら、「地球温暖化で人類は・・・」とかそういう陳腐なエコ
ロジー映画でも作っていたかもしれない。
283:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 12:56:12 331weBiQ
>>280
映画を見てたら
わからないか?
主人公以外は、普通に暮らしてるし
彼の考えを異常だと受け止めてる。
彼には誰も共感してるとは描かれてない、
同情的な志村ですら、「なにも、そこまで・・・」という
反応。
>これがないため、最後まで主人公に同情心が起きない。
言っていることは立派だが
黒澤は別に主人公に同情や共感して欲しくて作ったわけじゃない。
それに、全然立派でもない。
外に女作って、子供を産ませるし
結局自分の家族が可愛いだけのエゴイスト。
娘婿の仏文教授に言わせてるが
ブラジル逃げたら安全なんてのも根拠ないし。
黒澤はあえて、観客が感情移入しにくいような
人物設定にしてる。
主人公が性欲旺盛なのは彼が
「生き物」の本能に忠実なことの証明。
自分の生存を危うくするような物に恐怖感を感じるのは当然なのに
人類は「核」に対し恐怖感を感じているようには見えない。
平気な顔をしてる。
黒澤が恐怖を感じたのはここだ。
284:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 13:00:16 331weBiQ
>「当時の空気」だった
終戦からようやく10年。
マッカーサーが核兵器の使用を主張した
朝鮮戦争が終わったのが、この映画の数年前。
冷戦まっさかりの時代の話。
285:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 13:03:34 mnzNrRRS
どうもよく分からん理屈だなぁ…
現在に置き換えてもやはり、よほどのトラウマでもない限り
地球温暖化が原因で財産を勝手に使おうとする親父が
出てくる映画作っても、まったく同じことだぞ。
だからその普通の人間が尋常ではない恐怖心にかられる
設定を生かす(つまり観客の共感を得る)には、やはり
それなりの説得力が必要だ、ということだよ。
これがない限り、昔も今も主人公はただのガイキチ親父に
なってしまって、主人公に同情はしても共感することは
できない。これはある意味致命的欠点ではなかろうか?
どうしても、ただの人間がなんの脈略もなく唐突に恐怖心
にかられる設定にしたいのなら、徹底的なブラック・ユーモア
映画にでもしないと設定は生きないのでは?
286:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 13:09:59 QMqZY256
それでいいんじゃね?
287:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 13:14:22 331weBiQ
●朝鮮戦争と米ソ対立
小松:朝鮮戦争が始まっちゃったわけ。
それでその時に、どうしても日本の潜在的工業力っていうのはね、
使わなきゃなんないっていうんで―。
福田:それで日本経済が上がってきて―。
小松:“朝鮮特需”ですね。
福田:朝鮮戦争の時に、いろんな危機感があったと思うんですけど、
その時は、先生はどういうふうに考えてらっしゃいました?
小松:あのねー、そうですね。米ソの、つまり自由主義かコミュニズム(共産主義)かですね。
これの最終決戦があったら、これはもう終わりだろうという感じがしたのね。
福田:後に作家になってから書かれた作品に『コップ一杯の戦争』
っていうのがありますよね?
小松:はいはい、はい。
福田:あれはもう本当に、率直にそういう危機感を持ってらっしゃるのかなって―。
証明された作品ですよね。
#20 小松左京(SF界の巨人)インタビュー
URLリンク(209.85.175.104)
288:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 14:22:39 rfmNGcNt
「核の脅威」ってのは「ひとつ間違えたら全地球的な破壊をもたらせる力」を人類が史上はじめて握った歴史上初の事態だった。
この事実が当時の世界に与えた衝撃を想像できないからこういう疑問に繋がるんだろう。
実はこの状況は今でも全然変化してないけど、我々が大きな心配を感じていないのはただ単に危機感覚が鈍磨しただけの事なんだ。
1分後に頭上で核兵器が炸裂するかも知れない世界に我々が住んでいるのは当時と何も変わっていない。
ただ単に「これまで数10年大丈夫だったんだからこれからも大丈夫だよ」という根拠のない安心感だな。
289:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 14:31:49 mnzNrRRS
>>283
なるほど。
主人公には、あえて観客が感情移入しないよう、
あくまでも醒めて描いた、ということね。
まぁ、それもひとつの方法だとは思うのだが、
シリアスに描いているだけに、主人公のあまりの
突然の異常ぶりが、どういう深層心理から表出
してきたのかが引っかかって、素直に感動しきれ
ない俺がひねくれ者にすぎないだけなのかな?
290:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 14:39:32 +Dhnc3rI
>>288
すぐ上に小松左京の朝鮮戦争の話が出てるのに・・・。
もし来年、北朝鮮が核査察を拒否するようになっても「なんでみんな急に騒ぐんだ。
実はこの状況は今でも全然変化していない」と主張するんだろうか。
歴史を学ぼうとしない人は「現在」からも置き去りにされるよ。
291:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 17:08:51 3MktlATE
>>283
凄く判りやすい!!!
292:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 19:27:21 jeY+PNGZ
利吉の妻を人質と考えれば、
野武士と戦なんて出来ない筈だが。
293:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 20:22:06 rfmNGcNt
>290
どの部分に対して何を「反論」しようとしてるのかがいくら読んでもさっぱりわからんぞ?
アンカ間違いでもなさそうだし、意味がわからん。
294:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 21:15:10 QMqZY256
>>290
ちゃんと読め
295:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 21:37:33 331weBiQ
ミハルコフ監督は、実は黒澤明監督の大ファン。
今回は黒澤映画の名作「用心棒」に登場する、無法地帯と化した宿場町で
犬が人間の腕をくわえうろつき回るシーンを、チェチェン紛争で荒れ果てた土地に
犬が腕をくわえて走り回るシーンとして映像にさしこみ、
黒澤監督へのオマージュとして捧げている。
【シネパラ】「12人の怒れる男」 - 芸能 - SANSPO.COM
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296:この子の名無しのお祝いに
08/08/05 22:16:24 IDMHVAAw
用心棒とかのオマーじゅっていつまで作られ続けるんだろ。
そんなに新しいものに不足してんのかな。
297:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 01:01:34 EIvnENCO
最近、過去の遺産の使い回しが多いよね。
文化ってのは積み上げだから、模倣、学習は大変結構なんだけど、
コマーシャリズムに迎合した形の過去遺産の食いつぶしはごめんだねぇ。
でもまぁ、オマージュならいいんじゃない?
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関係ないけど、youtubeにある影武者メイキングの黒澤さんって怖いねぇ。
あれじゃ、気の弱い人は萎縮してしまう。
内藤昌景役の志浦って役者さん、
「あんた下手なんだからさぁ、真ん中に移っちゃ駄目だよ!」
って言われて青ざめると
「あんたそんな青い顔してちゃ、侍代償任せられないよ」
って言われ、次のリテイクで画面の隅っこにいたら、
「内藤!そんな隅っこじゃ駄目だろ、大滝さんの話を聞かなきゃ、次の話につながらないだろ!!」
で、志浦さんって役者検索したら、影武者一作だけなんだよね。
かわいそうだけど、そういうものなのかな。
映画ってつくづく、一将功成って万骨枯る、だと思う。
298:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 01:18:11 8C1FegOf
「生き物の記録」が作られる少し前の昭和29年に、米国が行った
ビキニ岩礁の水爆実験というのがあったらしい。
これで近郊で操業していた日本の漁船が被爆してしまった。
その「第五福竜丸事件」というのが、ものすごい衝撃を当時の
日本国民に与え、その影響で核実験で深海に棲息していた
恐竜の末裔が東京に上陸するという、水爆大怪獣映画「ゴジラ」
もうまれたらしいんだな。
要するにその頃は、「核の恐怖」というのが日本国中に蔓延した
時代だったようなんだよ。
299:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 01:42:26 Sz5zcgs+
教科書にも載ってることを改めてしみじみ語られてもねえ
馬鹿じゃないのか?
300:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 01:46:01 Tt75Sehe
今日、立ち読みした週刊誌に「山城新吾、老人施設に入所していた」って記事があった。
離婚後は段々孤独になり、身なりも構わずに近所を出歩く姿が目撃されていたとか。
脚が弱って1人じゃ歩けない状態の姿をパーティーで見た、とかそんな近況だったらしい。
で、ついに1人で施設入所、という流れらしい。
301:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 05:04:05 23ur0j0O
>>297
志浦隆之という人は素人だから
たしか設計事務所の共同経営者
上杉謙信、本多平八郎も素人だったはず
徳川家康の人も当時は素人
302:301
08/08/06 05:49:13 23ur0j0O
志浦×
志甫○
303:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 06:14:51 e7v7TbFv
>>299
何でそのような失礼な言い方をする?
黒澤を語る以前に、人間として出直す必要があるぞ。
映画など見る前に、その情緒不安定さをどうにかしたまえw
304:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 06:41:17 UmUfIMgU
生きるを見た。
ようはのんびりせず仕事人間になれってこと?
305:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 07:13:18 OKUpLYjQ
>>299
馬鹿じゃないよ?
306:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 08:27:30 /Mh8IgL/
>>298
「らしい」
はないだろ。
日本の漁船が被爆したほかに、漁獲したマグロから放射能が検出され、
いわゆる「原爆マグロ」、各地で穴を掘って埋めたりした。
そこは今、団地になってたりする。
ソ連の原爆実験では放射性のストロンチウムだとかセシウムを含んだ
雨が降って、傘を差さないと頭がはげるとか暢気な事を言ってたもんだ。
今のメタミドホス餃子などとは次元の違う恐怖だよ。
307:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 09:12:04 n/A8e1z2
「ゴジラ」子供向け娯楽映画のイメージしかなかったから、志村さんが出てると噂に聞いて
なんとなく見た第一作はかなりショックでした。
308:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 11:33:50 4y4/khrO
NHKFMの日曜喫茶室での話。
「夢」の雪あらしで
池辺晋一郎が
せっかく書いた音楽を効果音でほとんど消されてしまい
使われたのは一部だけ
あんまり腹がたったから
「あんな事するなら
最初から、必要な部分だけ作曲させればいいでしょ。
勝手にすればいい」
と部屋を飛び出した。
後から、スタッフがあわてて追いかけてきて
とりなした。
こんな事があったそうだ。
309:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 11:55:49 2AABjM+V
「生き物の記録」は当時としても共感する人の少ない映画だった。
310:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 12:07:47 O5qB5bkL
>297の話と似ているが、「トラトラトラ」で素人の元軍人を
起用し、その素人は軍服着て黙って座っていたらさすがに
サマになるが、セリフしゃべらせたら全然ダメで、
御大は「なんでちゃんと話せないんだ!」と怒ったという逸話は
本当なのかな?
いくらなんでも、そんな馬鹿な話はないだろうと思っていたら、
「影武者」の素人俳優の演技見て、さもありなんと思った。
映画に素人を起用すること自体は悪いことではないだろうし、
「影武者」も監督の考えがあってのことだろうと…
自分の鑑賞能力が未熟なのかもしれないが、「影武者」は、
プロの役者と素人役者の演技のギャップがありすぎ。
これならいっそ全員ドシロートでやったほうがよかったのでは
ないかと思ったくらいだが…
311:この子の名無しのお祝いに
08/08/06 12:55:57 2QGzhBQR
「影武者」で素人を起用したのは、「トラ!トラ!トラ!」の反復強迫だったような感じがしないでもない。
>>308
そういうエピソードは、どんな監督のどんな映画の時にもある。
でも、監督自らが平謝りに謝ったりして大抵は仲直りするものなんだけど・・・。
「すまない、映画の為にはこうすべきだと思ったんだ。折れてくれ」と頭を下げる監督と、
平然と我を押し通す監督と、どちらがすぐれているかは一概には言えないな。