07/07/09 06:30:14
>>303 マルチコピ うぜ
それに情報が古いんじゃない?
URLリンク(www.jspp.org)
一般にフィチン酸は、アルカリ条件(体内の多くの環境)では、
鉄や亜鉛と強く結合してしまい、水に溶けにくい物質
(フィチン酸塩と呼ばれています。)なると考えられています。
つまり、そのまま体内に吸収される事無くフィチン酸が鉄、亜鉛など
を捕まえたまま、体外へと排出される事になります。
(カルシウム、マグネシウムはフィチン酸の影響をあまり
受けないという報告もありますが、詳細は不明です)
上記の事を考慮して玄米を食べた時の事を考えると、
玄米が元来有している鉄や亜鉛などのミネラルが、
効率良く吸収されないということになります。
これがフィチン酸について考えられている有害な部分です
(さらに、フィチン酸は動物の体外から排出された後も分解されにくく、
富栄養化など環境にも悪い影響があるとされています)。
現在多くの実験室で、この問題を解決するために、
食物(主に穀類)中のフィチン酸を下げる努力がなされています。
もし、フィチン酸含量が少ない食物が市場に出回る事が可能になると、
穀物が本来もっているミネラルを効率良く吸収できる様になる可能性が
あります。
2006-02-13神戸大学