10/02/23 15:05:40
世の中は何事も序列で偉さが決まるものでございますが
ことに噺家というものは非常に顕著でございます。
前座・二ツ目・真打ちと偉くなるんでございますが
この二ツ目ってのが中々大変でして
二ツ目は雑用をしなくて良くはなりますが代わりに師匠から小遣いが貰えない。
往々に前座より貧乏ってな事になります。ここで辞めちまう噺家も少なくはない。
ま、そんな二ツ目同士が飲みに出かけまして
やれ仕事が取れたの受けた受けないのと一通り喋りまして
最後は酒も入ってお互いの芸の話が始まります。
「序列も結構だが、お前もいつまでも他人の抱き合わせで出ちゃいけねえな。
俺なんてもう自分の仕事をやってるんだから。」
「お前はあの棒読みと態度の悪さでなぜ平然と高座に上がれるのか不思議だね。」
「俺とお前の芸を一緒にしてもらっちゃ困るな。」
「言うねえ。俺の拳銃演技のクサさはなかなかって評判なんだぜ。」
「いやお前はまだ甘い。俺より下だ。」
「なんだい偉そうに。俺もお前も二ツ目に変わりはねえだろう。」
「いや、俺はこの前3つ目が投下された。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| 丹| /` ゚` :.; "゚`ヽ
| 笑| / ,_!.!、 ヽ
| 亭| ( __ ⊂⊃ , , )
|大 | cく_ >ycく __)
|坊 | (___,,_, ,___,,_) ∬
 ̄| ̄ 彡※※※※ミ 旦
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