07/08/09 20:42:55
VoIP用の周波数の割り当てが予定より1年近く遅れているようだがこの大きな
要因は実際にVoIP無線に携わっているアマチュアの行動力の不足があるのではないか。
総務省も周波数の告示にはその合理性が求められるわけでありそれを求める民意がなければ
適切な対応はできない。 ましてもはやJARLがアマチュアの総意ではないということが
PLC問題においても明らかにされてしまいさらには今回の周波数要求にもいろいろな力が
加わったということであれば総務省も慎重にならざるを得ない。
もし、JARLの求めに応じてパブコメを行い猛烈な反対でも出たのではそれこそ面子に関わること。
VoIP無線の愛好者もただJARLに任せるのではなくそれぞれが国民としてその意志を
明確にして行動すべきなのに総務省に対して早期に割り当てを求める要望は皆無らしい。
国民の大きな声があってこそ告示でその求めに応じた周波数の割り当てができるというもの。
既にVoIP無線もそのピークを過ぎて飽きられはじめてきているのが現状。これも運用して
いる人たちの行動力不足が大きい。
ここまで新しい周波数利用区分の告示が遅れてくれば実際に求められる状況にも大きな変化が
出てしまいタイムリーな周波数の利用区分とは言えなくなってしまう。
近くパブコメが出るがここまで時を逸した周波数の割り当てになったことは運用者の認識の
不足と行動力の無さだったということではないのだろうか。
せっかく新しいネットワークの試みとして登場したVoIP無線もちゃんと法的に担保された
環境で運用することが出来ずにもう10年近くにもなれば多くの先駆者は離れてしまい単に一過性
のもので終ってしまうのではないのか。
いつまでもグレーゾーンでこそこそと運用するより大手を振って運用できるようにするに
もっと努力をすべではなかったのだろうか。
もう時既に遅しという感じだが。