10/07/08 08:04:27 /9aIF0J7
>>156
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>一節には「神が天と地を創造した」と記されています。
>これは物質の起源です。
>宇宙にあるものはすべて、この時に創造された物質をもとに造られたのです。
↑こういうトンチンカンな読解に基づき、
聖書を解説する聖戦士の無神経っぷりに呆れてしまう。
トンデモ力でJWと競い合って何がしたいのだろう?
創世記1章1節は、宇宙物質の創造について語っているのではない。
それは創世記の作者の意図ではない。
1章1節の前半の一文は、
「神が天地を創造し始めたとき・・・」
というwhen節として理解すべきだ。
それに続いて、主文の「地は・・・であって」が続く。
したがって、神の創造の第一の段階は、
1章1節の前半ではなくて、
1章3節で初めて叙述されている。
「光あれ」が神の創造の第一幕である。
神が「光あれ」と言って創造の業を開始する以前に、
すでに「地」と「深淵」と「水」が存在していた。
いわば、それらが神の創造の材料である。
だから厳密には「創造」という用語は適切ではない。
Ange-Cocoは、神が宇宙物質を創造した、と解説しているが、
創世記のどこを探しても、そんな一文はどこにもない。
むしろ、神は宇宙物質を創造しなかった、というのが創世記の内容だ。
神はすでに存在していた材料を秩序立てることで、天地を創造していく。
それが創世記1章1節の言わんとしていることだ。