10/06/28 18:54:11 N10NzXxG
>>465
正答としては、
「神は絶対的な基準の真理を内包している。」
となるのでしょう。
しかし、絶対的な真理の基準というものが存在すると仮定すると、
絶対的な真理の基準というものが、
神の拠りどころとしての判断基準に成り得てる、と
いうような見え方がしないだろうか?
すなわち、真理そのものが超越性を以っているように見える。
神は絶対的な真理の基準に従って判断を下す、と仮定すると、
真理は、善悪の基準は、超越的な振る舞いのように見える。
神は真理に従属しているのだろうか?
絶対的な判断の基準として真理が在り、
神の好みと一致した結果ゆえの、
神による真理の顕現なのか?
「神が内包していた真理を基に、世界を創造された」と仮定すると、
真理は絶対的ではなく、真理を相対的に貶めていないか?
すなわち、神の価値観とは違う存在者による外側の視点から
観測した場合の「こちらの善とは違う」という疑念。
真理は絶対的だろうか?相対的だろうか?
神は絶対的な真理を根拠として、
善悪を判断する基準に定めているのだろうか?
そうすると、真理には超越性があり、神の外側として在るのだろうか?
神には、善悪の奥義(おくぎ)が有るという。
被造物には顕していない奥義も多々あるという。
善悪の奥義(おくぎ)は深遠な知恵なのかもしれない。