10/03/29 19:30:17 Lxyr1Ng/
他スレより
おしゃかさまは、与える人だったのではないだろうか。
夜明け前、天に輝く明けの明星を見たとき、さとられたという。
何故、語り出されたのであろうか。
当時、さとったままその歓喜のまま、誰にも語ることもなく、多くの修行者が死んだという。
梵天勧請と言うエピソードが、語られる。
だが本当のおしゃかさまの心のありようは、伝わってない。
歓喜のまま、どれくらいの日々が過ぎ去ったのだろうか。
1ヶ月か、一年か。
ともに苦行に励んでいた付き人だったのか、友だったのか、彼らの事を思い出されたのだろう。
そこが、語られる最初のお気持ちだろう。
だが、最初は拒否されるのである。
わたしは、むしろ歓喜のまま、そのまま、人目を避けて死へ赴かれたほうが良かったのではないかと、しみじみ思うのだが。
34歳、若いなー、お若い。
今の感覚では、若いと思う。
当時の平均寿命は、どれくらいだったろうか。
30歳にも満たないだろう。
生涯、極暑のインドの大地を遊行され、80歳で大腸がんのために亡くなられる。
何故語られたのか。