10/04/17 15:03:37 tWsEIJZu
>>190 素人A さん
禅と言うのは、あまり面白いものとは言えないかもしれない。
片手の人がたたく拍手の音を聞いたら、
拍手の人がたたく拍手の音は聞こえないんだ、と、もとの木阿弥に戻る。
つまり、初関を透ったときの狂喜乱舞の感激は、どんどん小さくなっていくばかり。
ところが、自己の生死は目前と言う死刑囚なんだと気が付いた頃、自己の内側に輝いていた金の仏像が、外にもあって、外も輝いている。
おしゃかさまが死に臨んで人生は甘く美しい、と言ったのを見る。